春秋から学ぶアイディアはっくしょん~3月14日
本日の【春秋から学ぶアイディアhacks】
5月17日(月)、皆様こんにちは。
本日から再開いたします。
頑張ります。
はじめての人は、以下の記事も参考にして下さい。
はじめに
【http://ameblo.jp/sayjin03/entry-10408202760.html 】
春秋の読み方
【http://ameblo.jp/sayjin03/entry-10408211194.html 】
アイディアの生まれ方
【http://ameblo.jp/sayjin03/entry-10408224079.html 】
ポイントは、4つ。
①書き出しのキーワードを探す
②最後のキーワードが何になるのか考える
③最後のキーワードを探す
④読み終わった後に、春秋に題をつける。
それでは、読んでみて下さい。
<5月17日の春秋です>
▼労使交渉の当事者から聞いた実話である。「彼女から――」の着信ボイスは珍しいにしても、似たような場面に遭遇した人は多いのではないか。会議の前にマナーモードに切り替える。そんな基本動作は、まだ定着したとは言いがたい。世界最大のケータイ市場である中国では、映画の上映中に着信音が飛び交う。
▼おそらく、ケータイほど急速に普及した文明の利器はかつてない。1997年に2億余りだった世界の携帯電話サービス加入者数は昨年、46億になった。今や全人類の3人に2人が使っている計算だ。マナーモードへの切り替えひとつをとっても、人類がケータイのある生活に適応するには時間がかかる気がする。
▼体制が適応不良を引き起こしているようにみえる国もある。昨年末に北朝鮮が実施したデノミネーション(通貨呼称単位の変更)。そのニュースは、中国製のケータイを持つ人たちが、中国の通信ネットワーク経由で外部に伝えた。情報統制に頼る独裁者にとって、ケータイは笑い話で済まない脅威かもしれない。
さて、整理してみましょう。
(1)最初のキーワード:賃金交渉
このキーワードから思い浮かべることは何でしょうか?
賃金交渉→経営側は減らしたい、労働側は増やしたい→対立の構図が浮き彫りになる→組織は大きくなればなるほど対立は大きくなる→意味のある対立ならよいが、無意味な対立もある→非効率的な組織を効率よく運営していこうと経営学が発達した→ラインアンドスタッフ制や事業部制など様々な形態がある→組織の成長度合によって変わっていく→国の制度も同じだと思う→国の成長度合によって制度も変わっていくことは必要→イギリスでは戦後初の連立政権が組まれた→日本の政治も見た目は変わりつつある→しかし、実質はどうだろうか→変わっている部分は確実にあるはずだ→ただ、そこに焦点がいかない→不安を煽られる国民と身をこなして頑張っている官僚や政治家→しかし、それらを統率する指揮官がいない→マンパワーを一定の方向性に導く指揮官が必要だ→でも、それになるには、さらなる努力とカネと運が必要→長い道のりだ。
と私は考えました。
(2)最後のキーワード:独裁者にとって携帯は脅威になる。
教育現場に従事している私にとって、携帯のマナーは人ごとではない。
そこから、文明の話や北朝鮮の話にもっていくのは面白い。
情報が場所を問わず流れている現代において、これからの政治はどんな政治になっていくのだろうか?
携帯の保有人口は43億人もいると言うことにもびっくりした.。デジタルネイティブといういわれる世代がこれからますます増えていく。社会はどのように変わっていくのだろうか?想像するのが楽しい反面、ちょっと怖い。
こうやって、春秋を読んだ後に、春秋に題を作ってみると更に面白い。
「情報を携帯できる世の中です。」
書評コーナー1~達人に学ぶ知的生産の技術~
久しぶりの投稿です。
日経新聞のことを書きながら、実は自分なりに勉強会を開いておりまして、日々楽しく過ごすことができています。
ところで、これから又このブログを再開致します。
やはりブログは続けていくことが大切だと思いますので・・・。
そう思うきっかけになった本があります。
それは、
「達人に学ぶ知的生産の技術」
という本です。
- 達人に学ぶ「知的生産の技術」/NPO法人知的生産の技術研究会
- ¥1,470
- Amazon.co.jp
この本を書いている人は、梅棹忠夫さんという社会学者の方の考えを具現化したNPO法人知的生産の技術研究会の人です。
この本は、
勝間和代さんや茂木健一郎さんというテレビに毎日のように出演している人から
久米信行さんや土井英司さんという、よっぽど色んな情報に接していなくてはなかなか分からないけど、その道の第一人者ともいえる人まで総勢9人の現在の考えをまとめた本です。
145ページという短い文章の中で、しっかりと読者に伝えたいことがまとめて書いてありとても読みやすい本だと思いました。
私は1日に2回読んでしまいましたが、その中で、この本の言いたいことは何かな?と考えながら読んでいました。
気づいたことが1つあります。
それは、「世の中で自分の考えを発信していこうと思っている人たちの多くは、様々な情報を自分なりの視点から取捨選択して、発信しているんだ」ということでした。
本の中には、「何かやるには、先人に学べ!」という人がいる一方で「先人に学ぶな!」という人もいます。
まったく違うことを言っているのに、おそらく根本のところでは一つにつながっているのではないかと思います。
私自身、30という年になった今、20代までに経験してきたことがすべて一つに集約されるような感覚の最中にいます。これがどういう結果を生み出すかはこれからの生き方・考え方に関わってくると思います。
しかし、そのような中でさえ、私の思うことは、「様々なことを体験していくことが重要。それが、どのような形で自分の前に現れてくるかは分からないけど、体験することが重要なんだ」ということです。
この「知的生産の技術」を読みまして、さらにその気持ちは高くなりました。
ちょっと滞りがちになっていたこのブログも再開したいと思った理由は、ここにあります。
これから先、どのようなことが待ち受けているか分かりませんが、頑張っていきたいと思います。
春秋から学ぶアイディアはっくしょん~3月14日
本日の【春秋から学ぶアイディアhacks】
3月14日(日)、皆様こんにちは。
昨日は、今神奈川県で働いている公務員の人と情報交換をしました。
そこで出た話は、日本の社会を支えるとても重要な話だったと思います。
これからの日本は、どうなっていくのでしょうか?
中国をはじめとした発展国は、現在ものすごい勢いで教育への熱が高いです。
それに比べて、日本の教育はどうなっているのでしょうか?
これからの日本を支えていく若者の育成がうまくいっていないように感じます。
教育機関は、何をするところなのでしょうか?
今は、教員を生活させるための機関とも言われます。
そのようなことはないです。一生懸命考えて働いている先生たちは沢山います。
そのような先生たちの努力が将来の日本につながっていくような教育ができると良いと思います。
はじめての人は、以下の記事も参考にして下さい。
はじめに
【http://ameblo.jp/sayjin03/entry-10408202760.html 】
春秋の読み方
【http://ameblo.jp/sayjin03/entry-10408211194.html 】
アイディアの生まれ方
【http://ameblo.jp/sayjin03/entry-10408224079.html 】
ポイントは、4つ。
①書き出しのキーワードを探す
②最後のキーワードが何になるのか考える
③最後のキーワードを探す
④読み終わった後に、春秋に題をつける。
それでは、読んでみて下さい。
<3月14日の春秋です>
▼合併をきっかけに「美しいふるさとを作ろう」というわけだ。気持ちはわかるが、ちょっと安易な気もする。歴史や風土とかかわりが小さい地名は、そもそも住民には根づきにくい面がある。様々な理由があったのだろうが、三重、和歌山、徳島の3県にあった美里村や美里町、美郷村は今回の合併で消えている。
▼10年以上続いた平成の大合併がこの3月末で終わる。村が消えた地域が13県ある一方で、市の数が町を上回った。市になれる人口5万人以上という条件を、合併時には3万人まで緩めたためだ。人口が減っているのだから自治体の再編は避けられなかったのだろうが、合併の目的とされる地方分権は進んでいない。
▼鳩山首相が「一丁目一番地」と呼ぶ「地域主権改革」はどうだろう。国が権限を分け与える分権では手ぬるいという趣旨だが、改革の中身はさほど変わらない。自民党には省庁の応援団の「族議員」がいたが、今の政府内に役人の声ばかりを代弁する「族大臣」はいないのか。看板倒れにならないように願いたい。
さて、整理してみましょう。
(1)最初のキーワード:美郷と美里
このキーワードから思い浮かべることは何でしょうか?
美郷と美里→合併で生まれた人気の名前→人気の名前にあやかる→地域の独自性がない→流行にのるのは悪いことではないけど、そこにはしっかりと信念が必要だと思う→リーダーは自分のやることに一貫した芯がないと、メンバーたちはとても困る→教員も同じ→なぜ教員をしているのか→人格の完成もあるが、ようは未来の日本を作るために教員はいる→おそらく政治家よりもずっと大切な仕事をしている→その人たちの成果がしっかりと報われるようになればよいと思う→今の日本は先進国だという意識は捨て去った方がいい。
と私は考えました。
(2)最後のキーワード:看板倒れ
今回は、なかなか内容がわからなかったので、最初の一節を読んでしまった。
市町村合併の話。地元の雰囲気とは離れた名前の付け方。
市町村合併の名目である地方分権の推進とは裏腹に、似たり寄ったりなってしまう。
実質的には、地方分権が中々進まない状況にあるという。
最後の一節の、「役人の声ばかりを代弁する「族大臣」はいないのか」というところは意味が理解できない。
族大臣がいた方が良いのか、いないほうがいいのか?
どっちなのだろうか?・・・族大臣は」いたらいたで批判されるものじゃないのかな。
こうやって、春秋を読んだ後に、春秋に題を作ってみると更に面白い。
「村から町へ!!自治へ行こう2」