日経新聞「春秋」から学ぶ、MOSO はっくしょん! -6ページ目

春秋から学ぶアイディアはっくしょん~3月12日

本日の【春秋から学ぶアイディアhacks】


3月12日(金)、皆様こんにちは。

昨夜は、中国語会話の勉強会を主催してみました。

主催とは大げさですが、数人で中国語で会話しようという会です。

中国人やネイティブレベルの人から入門者まで、

みんなが楽しくできる方法を考えて、2時間行いました。

今回気づいたことは、「外国語で会話をすると、なぜかテンションがあがる。」ということでした。

日本語よりも抑揚があるため、なのかもしれませんが、楽しくなります。

仕事の合間の良い息抜きになるなと実感しました。

楽しいことをするって言うのは、良いですね。


はじめての人は、以下の記事も参考にして下さい。

はじめに

http://ameblo.jp/sayjin03/entry-10408202760.html

春秋の読み方

http://ameblo.jp/sayjin03/entry-10408211194.html

アイディアの生まれ方

http://ameblo.jp/sayjin03/entry-10408224079.html


ポイントは、4つ。

①書き出しのキーワードを探す

②最後のキーワードが何になるのか考える

③最後のキーワードを探す

④読み終わった後に、春秋に題をつける。


それでは、読んでみて下さい。

<3月12日の春秋です>


▼江戸時代は元禄のころに書かれた「土芥寇讎(どかいこうしゅう)記(き)」という珍本がある。難しい題名だが、中身は各地の大名の仕事ぶりから日々の素行までを調べ上げた機密報告だ。幕府の隠密が諸藩に潜り込んで拾ってきたネタを高官がまとめたらしい。

▼「殿様が家来をゴミのように扱えば、家来は殿様を仇(かたき)のようにみる」。タイトルはそういう意味だ(磯田道史著「殿様の通信簿」)。こんな報告書が今もあったなら、鹿児島県阿久根市の市長さんはどう描かれよう。いや、通信簿などなくとも強権的な市政運営で全国に行状を知られるようになった猛者ではある。

▼「改革派」と期待する声も当初は少なくなかったとのことだ。しかるに議会や職員と泥沼の争いを続け、ブログでは激越な言葉を放って物議を醸す。果ては議場にマスコミがいるからと本会議を欠席するありさまだ。課長たちには議会での答弁を禁じているという。その言動はもはや「殿、ご乱心」というべきか。

▼鳩山政権も旗を掲げる「地域主権」の時代である。ユニークな首長が方々にいるのもいいが、こういう人が現れるようではそれに水を差すことになるから地域の責任は重い。地方が何か大きな過ちを犯しはしないか、目を凝らしているのが中央の「官」だろう。新「土芥寇讎記」の準備に余念がないかもしれない。


さて、整理してみましょう。


(1)最初のキーワード:江戸時代


このキーワードから思い浮かべることは何でしょうか?


江戸時代→循環型社会と言われる→二宮金次郎の生きた時代→莫大な借金をコツコツと返す政策をおこなった→借金を返すときのこつは、借金をしないことと我慢をすること→この我慢をするというのが大変だと思う→世の中にはさまざまな利害が対立している→その利害を調整する1つの場が行政である→お金を使う以外で利害を調整する方法もおそらく沢山存在する。→そんな政策ができると良いのかなぁ?と思う。


と私は考えました。


(2)最後のキーワード:新「土芥寇讎記」の準備

土芥寇讎(どかいこうしゅう)記…初めて聞く本だ。江戸時代の各藩の政治情勢などを描いた本だという。この本には興味深いことがある。それは、江戸時代今で言う野党推薦の市長にあたる外様大名の評価が高いと言うこと。ここから地方自治体のことを描いていこうとする観点は面白い。鹿児島県阿久根市の市長さんの事に話が及ぶ。阿久根市は、24000人弱の人口を要する比較的小さな市である。そこの議会でごたごたが起きる。いろんな人がこれからでてくるが、変わった人も、受け入れられない人も出てくる。しかし、自民党が野党へと下り、地方の住民が選ぶ段階で大きな力を持つようになってきた。これは良いこと思う。しかし、それを監視するのが中央のやり方なのかどうかはわからない。もっと他に良い方法があるような気もする。


こうやって、春秋を読んだ後に、春秋に題を作ってみると更に面白い。

「江戸から鹿児島へ、そうだ!自治へ行こう。」


http://www.soc.hit-u.ac.jp/~wakao/daimyo2.htm 】「土芥寇讎(どかいこうしゅう)記(き)」

http://www.city.akune.kagoshima.jp/topic/mayer_room.html#6 】「阿久根市」

公務員試験~論文予想課題と論文の枠

公務員試験の論文対策として、私は、


考え方を一つのマニュアル

(論文を枠を作る)


にすると良いと考える。


作られるマニュアルは、個人個人違うものでよい。

しかし、それぞれが、それぞれのマニュアルを持つことによって、

限られた時間内に問題が解けるようになっていくと考える。


今回は、実務教育出版【受験ジャーナル直前対策ブック】より、

論文予想課題(P91)に載っている


「格差社会の現状と問題」


を取り上げ、私なりのマニュアルを作った。


「格差社会の現状と対策について」

<論文構成>

①格差社会とは【      】である。その影響として、【      】がある。このよう中で、【      】という問題も多発している(浮上している)。格差社会をはじめとした社会問題を解決していくためには、私たち一人一人の意識の向上と実行が重要となってくる。

②私たちが日常生活の中で取り組むべきことは、3つある。1つ目は、【      】である。2つ目は、【      】である。3つ目は、【       】である。その他にも、様々なことに取り組んでいくことが重要となる。

③しかし、取り組む際の課題として、限られた時間の中で、個人の日常生活と問題解決のための取り組みをどのようにバランスを取っていくかという点があげられる。このバランスをうまくサポートできる仕組みを構築することが、行政として今後求められることである。

④そのために、行政がするべき取り組みとして、3つあげられる。1つ目は、【       】である。2つ目は、【      】である。3つ目は、【     】である。このように、個人の行動力を効果的に社会問題の解決へと結び付けていく政策を行政が行うことで、住民(国民)生活に根付いた行政活動が可能となっていくのである。



以前に書いた特別区論文対策の部分を少し変えただけである。

しかし、ほぼこれで通じる内容になるはず。

【 】内の言葉を、地球温暖化から格差社会に変えればよい。


こういうマニュアルがつくれるポイントは、


行政のやることは一つ:国民の奉仕者として働く に集約されるからである。


結局、国民と民間と行政の連携をどのように取っていくかが、

現状では、世の中をより良いものにしていけるポイントなのである。



春秋から学ぶアイディアはっくしょん~3月11日

本日の【春秋から学ぶアイディアhacks】


3月11日(木)、おはようございます。

今日は晴れ晴れとした日で、気持ちも晴れ晴れとします。

私は、通勤ラッシュというものが嫌いなので、なんとか避けようと思い、

いつも一時間半ほど前に出社しています。

一人でいる朝の仕事場は、とてもすがすがしい気持ちです。

気持ちを盛り上げていく方法はさまざまあると思いますが、

ほかの人は、どのように気持ちをリフレッシュしているのか

聞きたいなぁ・・・と思ったりもします。


はじめての人は、以下の記事も参考にして下さい。

はじめに

http://ameblo.jp/sayjin03/entry-10408202760.html

春秋の読み方

http://ameblo.jp/sayjin03/entry-10408211194.html

アイディアの生まれ方

http://ameblo.jp/sayjin03/entry-10408224079.html


ポイントは、4つ。

①書き出しのキーワードを探す

②最後のキーワードが何になるのか考える

③最後のキーワードを探す

④読み終わった後に、春秋に題をつける。


それでは、読んでみて下さい。

<3月11日の春秋です>


▼富士通元専務の池田敏雄氏といえば、1950年代から70年代にかけて日本のコンピューター開発をけん引した技術者として知られる。が、最初は苦杯をなめた。株式の取引を精算するシステムの受注競争で、米国勢にあっさり敗れた。

▼開発を始めたばかりのコンピューターは、速さが海外製よりひとけた遅く、負けは当然だった。それでも思わぬ効果があった。果敢に海外勢に立ち向かった開発陣に、社員の関心が一気に集まった。「あの熱気が後の成功につながった」と、開発チームにいた山本卓真元社長は本紙の「私の履歴書」に書いている。

▼そうした社内の一体感を、今の富士通には望めない。昨年9月に野副州旦(くにあき)前社長が辞任した理由を、会社は「病気療養のため」としていたが、本当の事情を伏せていたことがわかった。野副氏が好ましくない企業との関係を続けていたためという会社側に野副氏側は反論、混乱が続いている。社員は不安のはずだ。

▼株式取引の精算システム受注に参戦したのは、実力を世の中にさらし悔しさを糧にしたかったからだろう。改良機は湯川秀樹博士も、性能に驚いた。野副氏が辞任したとき会社が事情を隠さず説明していれば、社内が危機感を持ち企業統治改革につながったかもしれない。自らをさらけ出すかつての気風がほしい。


さて、整理してみましょう。


(1)最初のキーワード:コンピュータ開発の牽引者 池田敏雄


このキーワードから思い浮かべることは何でしょうか?


今回は、池田敏雄さんという方。私は存じ上げていないため、これ以上発想できません。

しかし、コンピュータ開発という視点から考えてみました。

コンピューター開発→日本は世界に後れをとっていた。→現在、日本はさまざまな家電製品を販売している→値はするけども壊れにくい→中国の富裕層に今人気となっているものもある→日本の家電製品はアフターサービスがしっかりしているというイメージがある→どこに付加価値を置くかは人によって違う→でも、アフターサービスは重要だと考える→何事もそうだと思う→アフターサービスの精神が世界の国々に広まっていくとよい。


と私は考えました。(今回は、結構無理やりで時事ネタに結びつけることができなかった。)


(2)最後のキーワード:自らをさらけ出すかつての気風がほしい。

富士通の専務から話題を広げていくという、このニッチ路線は私は好きだ。

こういう機会がないと、素人はコンピューター開発にそんな人がいたのか!と知ることができない。

今あるすべてのものに、開拓者はおり、牽引者もいた。

名も知らないそういう人たちのお陰で私は毎日楽しい毎日を送ることができる。

そう考えると、日々の生活がより楽しくなっていきそうだ。

歴史は人々の工夫の上に成り立っているとつくづく感じる。

支えてくれている人に感謝をしながら生きていきたいと思う。


こうやって、春秋を読んだ後に、春秋に題を作ってみると更に面白い。

「光のあたる時」