日経新聞一面下の【春秋】
おそらく、日経新聞の中で、一番面白い記事だ!!
この記事を活用して、思考の幅を広げていこう。
やり方は簡単。
①書き出しのキーワードを探す
②最後のキーワードが何になるのか考える
③最後のキーワードを探す
④読み終わった後に、春秋に題をつける。
の4つを意識するだけ。
正味3分。
満員電車の中でも、
授業の合間でも、
お風呂が沸くまででも、
本当にちょっとした時間で、思考の訓練ができます!!
このブログは、そんな思考の訓練を、春秋を活用して行うブログです。
※このブログのほか、深呼吸する言葉というブログもやってます。
自己PRのコツ その2
前回「自己PRを考えるコツ」【http://ameblo.jp/sayjin03/entry-10548730258.html 】にて、
志望動機と自己PRを繋げて書くようにすることが重要だと書きました。
今回は、その具体例として、三鷹市を題材に書いていきます。
1,自分の受けたい役所のHPを検索します。【http://www.city.mitaka.tokyo.jp/ 】
2,全体を何となく見ておきます。
このとき、自分の興味のある分野が見つかったら、頭の中で「あとで見てみよう」と思ってください。
私は、「三鷹市施政施行60周年」 と 「市長の部屋」 が気になったのであとで見ます。
3,職員採用ページへ行きます。【http://www.city.mitaka.tokyo.jp/c_categories/index05002002.html 】
ここでの目的は、三鷹市の求める人物像を探すことです。
しかし、私はこのページで、下の方にある
というところが気になりました。
HPに、市民の声が反映されているということが分かります。
4,そこに飛ぶと、「三鷹市の求める人財 」というテーマを見つけます。
5,ちょっと回りくどいですが、HPのトップページから見ていくことで、その自治体のHPの印象などが分かります。インターネットが重要なPRツールとなっている時代なので、各自治体もHPには力を入れています。そのため、面接でも、たまにHPの印象などを聞かれることもあるので、トップページから行くことをお薦めします。
6,三鷹市の求める人材にいくと、「三鷹市人財育成基本方針 」を見るように言われます。
ズバッと書かないで、このように他のところに飛ばさせるのは、役所っぽい気もしますが、まぁ、ここは飲んでおきます。
これは、PDFファイルになっています。
だいたい役所の政策などはPDFファイルになっています。
このような政策で、見るべきところは、決まっています。
1,はじめに。
2,おわりに。
3,求める人財。
の3点です。
はじめに と おわりに は、その市の特徴やこれからの方向性などがあるので、確実に見るようにしましょう。
この部分を外して、自分の理想だけで書いていくと、面接で落とされる可能性は高くなります。
自分のやりたいことが明確にある人は、やりたいことと方向性が一致するようにアレンジしていくと良いです。
7,実際に「三鷹市人財育成基本方針」を見ます。
1,はじめに を見ると、最初に、「謙虚に学び共に進む「創造的な自治体経営」を目指して」とあります。
これが、三鷹市の求める自治体像(=理想像)です。
そして、三鷹市の大きな特徴として、
「三鷹市には70年代から改革の伝統があります。こうして蓄積された三鷹市における改革のDNAは、数多くの実績とともに、優れた「人財」を生み出してきました。今後は、さらに「創造的な自治体経営」の実現に向けて、とりわけ経営感覚や協働感覚をもった人財育成を目指して取り組みを図る必要があります」
という言葉が出てきました。
志望動機では、この言葉を利用しない手はありません。
2,おわりに を見ると、
「「高環境」、「高福祉」のまちづくりを市民とともに創っていくことができる」
と書いてあります。三鷹市の言う高環境とは何か?高福祉とは何か?を考えていくことが重要になります。
3,求める人財 を見ると、4つのポイントが書いてあります。
① 仕事への気概
→使命感と積極性を有し、強いリーダーシップを兼ね備えた職員
② 改革・改善への気概
→時代の変化を敏感に感じ、常に創意・工夫をもって組織の効率化と
業務の品質向上をめざし貢献する職員
③ 自己啓発への気概
→高い専門知識とスキルを身につけるとともに、バランスのとれた組織経営感覚と広い視野を有する職員
④ 市民満足度向上への気概
→市民の声に謙虚に耳を傾け、市民から協働のパートナーとして信頼を得られる職員
この4つのポイントの中で、自分の過去の経験からPRできそうなことは何か探して選びます。
また、もし経験がなければ、今から三鷹市の試験までにPRできそうな部分を探して、実際自分で実行します。
私の場合は、②を選びます。改革・改善への気概です。
8,実際に簡単にまとめてみます。
①志望動機
○三鷹市は改革の市。住民の意見を取り入れようとしている市。そこに魅力を感じる。
○三鷹市に入って、市民とともに学び合い、実践し合える地域作りをしたい。
○具体的にやりたいこと
②自己PR
○私は、1つのことを取り組む際に工夫をします。(求める人財②に対応)
学生時代ミスタードーナツでバイトをしていました。
私のいた店では、レシートのいらないお客がレシートを捨てる小さいゴミ箱がありませんでした。
ショップリーダーに提案し、ミスタードーナツのドーナツを入れる箱をゴミ箱代わりにしました。
ただ単に置くのも味気ないので、オシャレに見えるような柄をお客がみえる側に配置しました。
9,自己PRは内容よりも、志望動機・やりたいこと と それを行う能力がある ということが一致していることが重要になります。
とてもおおざっぱに書きましたが、これを参考に少しでも自己PRが前に進む人が増えたら良いなと思います。
今、上級試験を受けている人はとてもぴりぴりしていると思いますが、規則正しい生活を心がけて、目標に向かっていってほしいと思います。
春秋から学ぶMOSOはっくしょん~6月1日の春秋
本日の【春秋から学ぶMOSOはっくしょん】
5月28日(金)皆様おはようございます。
実は、昨日からブログの名前を アイディアからMOSO に変えました。
MOSOは妄想です。言葉を見て、いろいろと妄想しているだけだなぁ…と思ったので。
あと、携帯で初めて自分のブログを見たのですが、とても長いですね。
びっくりしました。パソコンからだと普通…(それでも長いですが)だと思っていたので、これからもっと短くしていきたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。
はじめての人は、以下の記事も参考にして下さい。
はじめに
【http://ameblo.jp/sayjin03/entry-10408202760.html 】
春秋の読み方
【http://ameblo.jp/sayjin03/entry-10408211194.html 】
アイディアの生まれ方
【http://ameblo.jp/sayjin03/entry-10408224079.html 】
ポイントは、4つ。
①書き出しのキーワードを探す
②最後のキーワードが何になるのか考える
③最後のキーワードを探す
④読み終わった後に、春秋に題をつける。
それでは、読んでみて下さい。
<6月1日の春秋です>
▼今では天気予報の的中率は8割にのぼる。わが町に限ったお天気もわかるし、民間の気象情報会社が様々な「生活指数」を公表している。洗濯指数やお出かけ指数はよく耳にするが、布団干し、肌荒れ、星空、ビール、鍋と実に多彩だ。民間会社は100社を突破し、7500人を超す気象予報士が活躍している。
▼一方で、雲や生き物などの様子から占う「観天望気」も大切にしたい。「夕焼けの翌日は晴れ」「猫が顔を洗うと雨」など、こちらも面白い。どんなに天気予報の確度があがっても、自分で見て感じることが大事。教育現場でも「ゆとり教育」の見直しで学習内容が増え、百葉箱を使う授業が復活しているそうだ。
▼今月の天気は全国的に平年並みかやや雨が少ないようだが、政治のほうは一段と視界不良になってきた。社民党が連立政権から離脱し、内閣支持率はさらに下がった。野党の自民党も頼りない。きょうは軽装になって、夏に向け気持ちを切りかえる衣替えの日。日本の政治も、何とか厚い雲を抜け出せないものか。
さて、整理してみましょう。
(1)最初のキーワード:126年
このキーワードから思い浮かべることは何でしょうか?
126年→1885年の出来事→日本銀行券発行の年→今のシステムの土台が成立した年でもある→これから100年後どんな世界になるのか→今の状況が一気に壊れるとき、生き抜いていける人間になりたい。
と私は考えました。
(2)最後のキーワード:日本の政治も厚い雲を抜け出せないものか
天気予報は8割の確率で当たる…というのは、すごい的中率だ。その反面、雲や生き物などの様子から占う「観天望気」については、あまり耳にしない。そういう環境にいるのかもしれないけど、大人になるにつれ、自然との接点が少なくなっているように思う。
こうやって、春秋を読んだ後に、春秋に題を作ってみると更に面白い。
「政治の気象予報士はどこかにいる!?」
自己PRを考えるコツ
皆様おはようございます。
今週のアクセス解析をしたところ、自己PRという検索キーワードが結構ありましたので、自己PRについてまた書きます。
そろそろ、政令都市の上級試験申し込みが終わるころです。
これからは、市町村の上級試験の申し込みとともに国家公務員Ⅲ種や初級試験の申し込みになってきますね。
また、警視庁をはじめ、面接試験が始まってくるころだと思います。
私の勤務している学校でも、夜遅くまで何度も面接練習する学生が出てくるようになりました。
ところで、自己PRについて、気をつけたいことを1つ書きます。
それは、
「志望動機と自己PRが繋がるように書く」
ということです。
別々に書く人が多いのですが、それでは、自己PRは事実の羅列になってしまいます。
志望動機で書くことは、
そこで公務員になりたい理由=そこで公務員になってやりたいこと
です。
そして、自己PRで書くことは、
そのやりたいことをやるために、
必要な能力とその能力を持っている または、持つための努力ができること
です。
ここで、より説得を持たせるために過去の経験から書いていくことが必要になります。
そして、重要なのが、必要な能力は、各役所が掲げている求める人物像から書いていくことです。
具体例は、また次回書いていきます。
この点をしっかり意識して、自己PRを書くようにしましょう。