小学生のためのドイツ語⑥「黙れ!」「ちょっと黙っててくれる?」 | オーストリアで暮らしてみたら

オーストリアで暮らしてみたら

同い年の夫と息子(12歳)の三人暮らし。
数年前にオーストリアへ移住しました。主婦の目線から日常で本当に使えるドイツ語と英語のフレーズをエピソードを交えながら綴っています。
TOEIC905点英検準一級(移住前)

こんにちは!

 

我々家族はオール日本人でありながら、数年前にオーストリアの片田舎へ移住し生活しています。

 

子供は、現地の小学校に通っています。

(公用語: ドイツ語、 然しながら、トルコ語や東ヨーロッパ諸国の言語、たまにイタリア語、フランス語なども飛び交います。)

 

子供を育てながら、「このドイツ語、小学校で必須だな。」とワタシが思った表現を不定期でご紹介しています。

 

過去には、「スゲー」、「告げ口屋」、「ただいま~」などの表現を紹介しています。

 

小学生が知っておきたいドイツ語① 「スゲー」

小学生が知っておきたいドイツ語② 「告げ口屋」

小学生が知っておきたいドイツ語③ 「ただいま~」

小学生が知っておきたいドイツ語④ 「バカって言った奴がバカだ!」

小学生が知っておきたいドイツ語⑤ 「オレのこと、からかってんのか?」

 

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本日のドイツ語フレーズ、「黙れ!」は、

 

「Halt die Klappe!」

(ハルト ディ クラッペ!)

 

です。

 

今回、我が子が言われたわけではないのですが、クラスのならず者が女の子に言ったそうなんです。。。

↑もー、ほんとに口が悪いのが多い。。。

 

ちなみに、今回も愛用の電子辞書(CASIOのEx-word)内に搭載されいている「アクセス独和辞典」にも載っていました。

 

辞書には、(口語)と表示があります。

 

最近、子供が学校で聞いてくるこれらの言葉は、辞書で調べると(口語)と出ることがほんと多いです。

ちなみに口語の反対は文語。 

どちらも勉強しないといけないので忙しいです。。。

 

やはり現地での日常会話は砕けた表現が多いということですね。

 

「Klappe(クラッペ)」というのは、元々は「ふた」と言う意味。

女性名詞なので、die Klappe。 ドイツ語の名詞は冠詞も一緒に覚えると後々楽です。

 

(口語)で、「口」という意味があります。

 

 

絵本などに出てくる、「ここをめくって!」というのもこの「Klappe(クラッペ)」と呼びます。

 

↓この絵本は、子供がオーストリアの保育園、幼稚園に通っていた時に購入したものです。

 

赤丸で囲んだ部分、「Mit großen Klappen」(大きいKlappe、「めくり」の仕掛けがあるよ~)と書いてあります。

 

↓この部分が、「Klappe(クラッペ)」になっていて、

 

 

↓下にも絵があるよ~

 

 

 

↓偶然にも、昨日図書館で借りた本の中にも、この「Klappe」を使って、

「ちょっと黙っててくれる?」という表現が載っていました。

 

 

 

 

「ちょっと黙っててくれる?」は、

 

「Du hältst die Klappe!」

(ドゥ ヘルツト ディ クラッペ!)

 

こちらは、冗談風にも使えるフレーズのようです。

 

サウロロフス

 

追伸: 「黙れ!」は、「Halt die Klappe!」(ハルト ディ クラッペ!)

とご紹介しましたが、

 

「Halt's Maul!」(ハルツ マウル!)

と言う表現も同じ意味で使えるようです。

 

「Maul」は、本来は「動物の口」と言う意味。 

人間の口は、(der)「Mund」(ムント)。

 

ただし、Maulも、(口語)で、「人間の口」という意味で使うそうです。

ややこしい。。。