こんにちは!
我々家族はオール日本人でありながら、数年前にオーストリアの片田舎へ移住し生活しています。
子供は、現地の小学校に通っています。
(公用語: ドイツ語、 然しながら、トルコ語や東ヨーロッパ諸国の言語、たまにイタリア語、フランス語なども飛び交います。)
子供を育てながら、「このドイツ語、小学校で必須だな。」とワタシが思った表現を不定期でご紹介しています。
過去には、「スゲー」、「告げ口屋」、「ただいま~」などの表現を紹介しています。
小学生が知っておきたいドイツ語④ 「バカって言った奴がバカだ!」
小学生が知っておきたいドイツ語⑤ 「オレのこと、からかってんのか?」
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本日のドイツ語フレーズ、「黙れ!」は、
「Halt die Klappe!」
(ハルト ディ クラッペ!)
です。
今回、我が子が言われたわけではないのですが、クラスのならず者が女の子に言ったそうなんです。。。
↑もー、ほんとに口が悪いのが多い。。。
ちなみに、今回も愛用の電子辞書(CASIOのEx-word)内に搭載されいている「アクセス独和辞典」にも載っていました。
辞書には、(口語)と表示があります。
最近、子供が学校で聞いてくるこれらの言葉は、辞書で調べると(口語)と出ることがほんと多いです。
ちなみに口語の反対は文語。
どちらも勉強しないといけないので忙しいです。。。
やはり現地での日常会話は砕けた表現が多いということですね。
「Klappe(クラッペ)」というのは、元々は「ふた」と言う意味。
女性名詞なので、die Klappe。 ドイツ語の名詞は冠詞も一緒に覚えると後々楽です。
(口語)で、「口」という意味があります。
絵本などに出てくる、「ここをめくって!」というのもこの「Klappe(クラッペ)」と呼びます。
↓この絵本は、子供がオーストリアの保育園、幼稚園に通っていた時に購入したものです。
赤丸で囲んだ部分、「Mit großen Klappen」(大きいKlappe、「めくり」の仕掛けがあるよ~)と書いてあります。
↓この部分が、「Klappe(クラッペ)」になっていて、
↓下にも絵があるよ~
↓偶然にも、昨日図書館で借りた本の中にも、この「Klappe」を使って、
「ちょっと黙っててくれる?」という表現が載っていました。
「ちょっと黙っててくれる?」は、
「Du hältst die Klappe!」
(ドゥ ヘルツト ディ クラッペ!)
こちらは、冗談風にも使えるフレーズのようです。
サウロロフス
追伸: 「黙れ!」は、「Halt die Klappe!」(ハルト ディ クラッペ!)
とご紹介しましたが、
「Halt's Maul!」(ハルツ マウル!)
と言う表現も同じ意味で使えるようです。
「Maul」は、本来は「動物の口」と言う意味。
人間の口は、(der)「Mund」(ムント)。
ただし、Maulも、(口語)で、「人間の口」という意味で使うそうです。
ややこしい。。。