小学生のためのドイツ語⑤「オレのことからかってんのか?」 | オーストリアで暮らしてみたら

オーストリアで暮らしてみたら

同い年の夫と息子(12歳)の三人暮らし。
数年前にオーストリアへ移住しました。主婦の目線から日常で本当に使えるドイツ語と英語のフレーズをエピソードを交えながら綴っています。
TOEIC905点英検準一級(移住前)

こんにちは!

 

我々家族はオール日本人でありながら、数年前にオーストリアの片田舎へ移住し生活しています。

 

子供は、現地の小学校に通っています。

(公用語: ドイツ語、 然しながら、トルコ語や東ヨーロッパ諸国の言語、たまにイタリア語、フランス語なども飛び交います。)

 

子供を育てながら、「このドイツ語、小学校で必須だな。」とワタシが思った表現を不定期でご紹介しています。

 

過去には、「スゲー」、「告げ口屋」、「ただいま~」などの表現を紹介しています。

 

小学生が知っておきたいドイツ語① 「スゲー」

小学生が知っておきたいドイツ語② 「告げ口屋」

小学生が知っておきたいドイツ語③ 「ただいま~」

小学生が知っておきたいドイツ語④ 「バカって言った奴がバカだ!」

 

本日の表現は、「オレのことからかってんのか?」です。

 

「Willst du mich veräppeln?」

(ヴィルスト ドゥ ミッヒ フェラェッペルン?)

↑カタカナで正確に発音は表現出来ませんので、こちらのカタカナ表記は参考程度にしてくださいね~

 

ちなみに、英語だと「Are you making fun of me?」や「Are you kidding me?」になります。

 

2021年5月26日追記

 

verarschen(フェアアールシェン)(俗語) こちらも同じ意味で使えます。

 

「Willst du mich verarschen?」

(ヴィルスト ドゥ ミッヒ フェアアールシェン?)

 

ドイツ語を学習すると、「Will(原型はwollen)」は「~したい(意志)」と習います。

ですので、この表現を直訳すると、

「あなたはワタシをからかいたいのですか?」となり始めは違和感があるのですが

ちゃんと「からかってんのか?」という意味で使えます。

 

 

クリスマス休暇前に、子供がクラスメートの男の子(リーダー格)から言われたそうです。

 

我が子はその時、veräppeln」(からかう)という動詞が分からなかったようなのですが、

話の前後から「からかってんのか?」という意味を推測したそうです。

 

我が子はいつも、ワタシの電子辞書で意味を調べて!と言ってきます。

(まだ自分では調べられないので。。。学校で使う簡易の辞書は単語数が少なくこれらの単語は載っていないのです。)

 

ワタシ:「Wie schreibt man das?」(綴りは?)

(ヴィー シュライブト マン ダス?)

 

ちなみに、英語だと「How do you spell it?」になります。

 

と聞いて、いつも綴りを言わせます。

 

今回のveräppeln」、ワタシの電子辞書の中の「アクセス独和辞典」には載っていませんでした。

←載ってないと困るんですよね。。。でも、結構載っていないことが多いです。。。

 

同じく電子辞書の中にある、「オックスフォード独英辞典」及び「DUDEN独独辞典」には載っていました。

 

ちなみにワタシは、電子辞書は、「CASIOのEx-word」を使っています。

 

ほぼ毎日使っています。

(単三乾電池の消費がものすごいので、いつも一時帰国中にダイソーで購入しています。オーストリア、乾電池高いんですよ。。。)

 

そうそう、「そもそもどうしてそんな会話になったの?」と聞いたら、

 

我が子が、「ボクは毎年数百ユーロもらえる!」ってその子に自慢したそうなんです。。。。

 

ワタシ;「えっ もらえたっけ?? 誰から??」って聞いたら、

 

子:「えっ お年玉だよ~ ボク、もらってるんだよね? じいじとかばあばとか。。。」って言ってました。

 

まさか、お年玉のことをクラスメートに自慢しているなんて思ってもいなくてびっくりしました。

 

ワタシ:「あ、うんうん。 もらってるよ。安心して。ママが使ったりはしてないよ!笑」と言いながらも、

 

ワタシ:「あまりお金のことはお友達と話さない方がいいよ。」とアドバイスしたのですが、

 

子:「構わないよ。 だって日本円だし。日本に置いてるから取られない!」なんて言ってて、うまく切り返されちゃいました。

 

日々、成長しているんですね。。。

 

サウロロフス

 

追伸: 本日、図書館で借りてきた本。

 

「Böse Mann」(ブーゼ マン)=悪い男

 

内容がいまいち分からず借りてきたのですが、この本で悪い表現を勉強します。いじめっこ対策です。 笑

 

「Er ist böse.」や「Sie ist böse.」と聞こえてきたら、「彼は性格が悪いよ。」「彼女は性格が悪いよ。」という意味です。

小学校でも、本当によく聞く単語です。