21㎝鉄フライパンを購入。 「オムレツパン」とう愛らしい名前ではあるけれど重さ1.6kgの南部鉄器。
軽く 殺れそうな感じ。「犯人はオムレツパンで一撃に・・」
船大工さんが作った町、宿根木にも行ってみました。
ほんとにいろんな見せる場所を持った島だな。
民宿の奥さんに教えてもらった保存地区内のパスタ屋さんに。前回大野亀ロッジで食べた海鮮丼もだったけれど とてもちゃんと作った食べ物が出て来る。
しかし今回のはかなりスケールアップ
前回矢島は小木港よりオススメと書きましたが宿根木の「はんぎり」はもう遊覧船ではない。大航海だ。
矢島では水深4mがきれいと思ってましたがあれは庭のなかだった。ここではあっという間に水深25mに。
15分、25分、35分コースがあって我々は25分コースを試してみたが多くのひとは15分らしい。
「みんなそんなとこまで行くの怖がるから」舟を出してから言うのはやめてほしい。
亀の手味噌汁100杯分が。
佐渡旅行の満足感を更に深めてくれました。
前回は慰安旅行的大きいホテルでしたが 今回は相川の民宿に二泊。
連日の舟盛りぱーちー最高。
お刺身以外にもいろんな小鉢がどんどん並ぶ。サービスでふぐの白子とかかわはぎの肝だとか。
それはサービスの域なのか。
刺身も文句なしの美味しさだけどここのびっくりは汁物だった。
初日のあら汁。正直私は好みでいうとフツーだ。食べにくいしモノによっちゃ生臭い時があるから。
しかしここのはとんでもなく美味しかった。汁が澄んでて旨味が爆発だ。
朝からずっと弱火でコトコト、とことんアクをすくって作っているらしい。
翌日は薬膳スープだった。これがまた恐ろしく美味い。
宿主さんはお休みを取ると海外を含め旅行に出て 現地の料理をひとつ覚えて来るのを
自分に課しているらしい。この薬膳スープはシンガポール行った時に覚えたとか。
このちょっとめんどくさいおもしろいおやぢ宿主さんがそんな企業努力をしているなんて!(だいぶ失礼)
〆にお刺身で食べた海老の殻のスープ。これまたすごい。時々ラーメンにするとか。
二泊で絶品の3種類の汁物。これはとても嬉しいご馳走。
ちょいお仕事中の私。
今年のお誕生日は残業でした。
帰宅したらお花のバスケット。夫がこっそり用意してくれたらしい。
自慢やおノロケと、お取り頂かないでほしいのですが、
いや何を食べたらこんな親切なひとになるんでしょうと、若干ぽかんとしております。
ついついお花をプレゼントしたくなるような婦女子でないことは自他ともに認めるところで、
うちの親にしたって夫のご両親も、きちんとしたひとではありますが
家族に花をプレゼントするような習慣の持ち主ではない。
ははぁ・・。ありがたいったら。
10本敷き詰められたシャクヤクの花言葉は「恥じらい」「はにかみ」「謙虚」
らいしですが「その意味は込めてない」とのこと。
実は裏で今流行りのゲスい事になっててその埋め合わせってことでもないようですよ。
ずっと先延ばししているうちに話題の曜変天目さんはお帰りになっていた。
・・のためか並ばずに入れたけれど平日でもそこそこ盛況。絵画と違い 遠くから眺めて楽しむというものでないので、みんな近づいてやや腰を落として見るのでますます混雑。
陶器を鑑賞するのって難しい。説明書きを読んでこれらがどんな歴史の流れに乗って居場所を変えて来たのかってのがとても面白いのですが、やっぱり食器であるからして
手に包み込んでみたり、お茶を飲んでみたりしないと素晴らしさの半分もわからない気がして。
それでもガラス越しに見ただけですごいなー、と思えるんだけど
手に持ったらもっともっとすごいんだろーなーと思うとちょっと切ない。
絵だと触れなくてもそんな気持ちにはならないんだけど。
あと漢字って良いな。
日本語でも中国語でもその特徴を並べるだけでご銘としていることが多いけれど、
例えば「白磁金彩雲鶴唐草文碗」とか「柿釉金彩蝶牡丹文碗」とか
名前見ただけで厳かなんですけど。
英語表記になると「Tea Bowl」「Water Jar」「.. White glaze,cloud,crane...」となってしまい
仕方ないんだけどちょっと伝わりにくいものがある。
「一休宗純筆 一行書 一夜落花雨満城流水香」は「Poem By Ikkyu Sojun」だ。軽快だ一休さん。
だからこそもっと深く知ろうとする英語圏の方も多いかもしれないけれど。