第7位 『アントマン&ワスプ』 ペイトン・リード 監督
米国では社会現象にまでなった「ブラックパンサー」、そしてアベンジャーズシリーズ10年の集大成である「インフィニティウォー」と、今年上映されたMCU作品3本のうち、おそらく一番地味であろう今作ですが、実は結構好きなんです、アントマン・シリーズ。
スーパーヒーロー揃いのアベンジャーズの中でも最も冴えないコソ泥のおっさんスコット、基本的にできる事と言えば小さくなることだけ(大きくもなれますが)。相変わらずカワイイ遺伝強化蟻んこ達とのタッグマッチ、そして今作は親子二代に渡るヒロイン・ワスプの活躍が見どころ。
ヴィランでは量子フェージング状態のため、あらゆる物質をすり抜ける能力をもつゴーストが面白かったです。
それにしても、「ヴェノム」のエディ・ブロックといい、冴えない寄りの中年おっさんヒーローがなんか流行り気味ですね。ヒーローファンも高齢化が進んで、その辺の冴えない親父の共感性も馬鹿に出来なくなっているという事ですかね…(笑
前作「アントマン」、ゲストとして登場した「シビルウォー」、そして「インフィニティウォー」「エンドゲーム」へと繋がるストーリーの連結っぷりがなかなか絶妙で面白い。
面白いのですが、その見事な繋がりっぷりこそが日本でのMCUの程々感にも繋がっているようで、残念と言えば残念な所。
この作品のエンディングなんか、インフィニティウォーを見てると見てないとでは怖さも衝撃感も全然違いますからねぇ…私などは「スパイダーマン・ホームカミング」を見るためだけにMCU作品全作品を見直したりもしましたけど、そこまでする変人ばかりではないということなんでしょうか…(苦笑
残念と言えば、俺的に本命のDCEUの方ですが、去年は「フラッシュ」の単独映画がポシャって延期になっちゃったせいもあって、日本では新作が出ませんでした…(涙
真打のはずだった「ジャスティスリーグ」が不発、「バットマン」単独映画もお流れと、あまりいい感じとは言えなかったDCEUですが、まさかの「アクアマン」が公開一か月で「ワンダーウーマン」などを超えてDCEU最大のヒットになっているようで(笑、公開が楽しみです。
「アクアマン」は首から下は充分にエロいのですが、長髪がゲイ的には賛否が分かれそうな所ですね。
いっその事、ソーみたく断髪されればよいのに…
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