こんにちは、ベテラン学童保育支援員7歳から10歳の子どもの専門家さとさんです。
下の記事の「WHAT?」の部分を書いていきます。
学童保育通信に何を書くと読んでもらえるのか?
文章を読んでもらうというのは、実に難しいことです。
通信だけじゃなく、すべての文章で言えます。
SNSのような短文のものでも、読めないものってありませんか?
ステップ1 読みやすさ
読みやすさには大きく分けて2種類あります。
・パッと見の印象
・読んでみての読みやすさ
通信を開いた時に、「これは読みたくない」って自動的に思われてしまう構成・レイアウトがあります。
学級通信とかでありません?
・字がいっぱい
・段落がない
・文字が小さい
・写真も全体的に黒っぽい
・色んな書体が使ってある
・ごちゃごちゃしてる
などなど、「読みにくいなー」「うわ!」とか思うことありません?
「学級通信 レイアウト」
「学童保育通信 レイアウト」
で検索しても色々でてくるね。
まずは、色々見てみましょう。その中で、読みやすいなーとか、読みにくいなーとかあるでしょ?
読みやすいレイアウト、文字の大きさ、フォントを真似して作ってみることをオススメします。
こちらは、さとさんの作っている通信「ルポルタージュ」の一部です。
ステップ2 一場面を!
実際の文章の読みやすさ。
これだけでも本になるくらい色々書き方のテクニックはあります。
「文章の書き方 伝わる」とかで検索して、本を1冊読んでみるのもいいよ。
書いた文章を、第3者に読んでもらって、内容が分かるかどうか確認するのも重要です。
通信を書く上で、さとさんが一番大切にしていること。
これ!
子どもたちが遊んでいる様子を書く。それもできるだけ、一場面を書くようにしています。
読んでもらう人は親が多い。子どもたちがどんな遊びをしていて、どんなことをしているかをやっぱり知りたいと思うんですね。
それも、支援員の目からしか見えない場面を目に浮かぶような文章で書く。
小学生になると、なかなか子どもから話さなくなりますからね。
と書かれても、そんなことは誰でもわかる。そのサッカーでどんなことが巻き起こっているのかを、サッカーの一場面を切り取る。
・1年生が上級生に混ざってサッカーをしていること。
・上級生は1年生に対して、どんな様子か?
・体力で負ける1年が、どのようにボールを追いかけているか?
その状況を「さとさん」から見た一番興味深い場面を、通信に書く。
ここで、気づいてくれた支援員もいると思う。これをしなければ、子どもの様子の詳細は書けないんです。
観察
子どもを注意深く、そして興味津々で観察する必要があるんです。
そうじゃないと、細かく書けないんだよね。
慣れないうちは、なかなか5W1Hが書けないんですよ。常に目の前に図を貼って、確認するといいですよ。
実際に、箇条書きで書き込むのもおススメです。
ステップ3 まずは出してみる
そして、まずは出してみることが大切。
うまくできるかどうかは、ひとまず横において、発行日を決めて出す。
うまくできないから、出さない。なんて言っていると、いつまでたっても出せません。
文章を書いて、レイアウト考えて、構成をきめて、タイトルを決めて、まず1部作ってみましょう。
保護者さんの反応があると、モチベーションにもなりますよ。