「話す」の中で重要度MAXは「笑える話」です。その理由は… | 低学年との信頼関係の作り方:学童保育支援員さとさん

低学年との信頼関係の作り方:学童保育支援員さとさん

学童保育18年ベテラン指導員さとさんが学童保育生活向上のためのスキル・テクニックを実践する中で確信している小学低学年の子どもとの信頼関係の作り方をお伝えします。

お疲れ様です。 学童保育生活向上研究所SATO所長のさとさんです。

 
 
伝わる問題を繰り返し書いていて「話す」を種類わけしてみようと。
 
児童クラブというフィールドでの種類わけです。
 
 
異論反論はあると思うので、あくまで「さとさん」的皮肉も含めての種類わけ。
 
 必要・不要というカテゴリーは無視をして、「日常・ここぞ」「難しい・優しい」で分けてみた。
 
あらためて見て、気になるところ。
 
・会話と雑談の違い
・怒ると叱るの違い
・対話と笑える話は超絶難しい
・指示・注意・怒るは誰でもできる
 

 会話と雑談

 

会話

向かいあって話しあうこと。また、その話のやりとり。

 

雑談

とりとめのない談話。よもやまの話。

 
と検索すると出てくるね。
 
さとさん的勝手な解釈は
 
 
会話は、会って話すだけのこと。
 
雑談は、相手と目的なくその時間を共有すること。
 
雑談は目的はないけど、共有するある種の目的が生まれていることが、面白いところ。
 
児童クラブに雑談は重要で、もっと日常的に展開できるのなら、子どもとの関係は良くなっていく。
 
それには「子どもの今の文化」を知識として学び、実際に経験してみて、体感として話ができるくらいの支援員の努力は必要になる。
 

 

 怒ると叱る

 

 
怒ると叱るは、あほみたいに長いこと議論されているのに、いまだに???になっているのが、笑える。
 
子育てコーチング協会では「叱る」は定義されている。
 
・教える
・伝える
・提案する
・考えさせる
・話し合う
 
年齢やシチュエーションによって、その子に合ったコミュケーションをする
 
さとさん的にはこれに尽きる。
 
怒られたと思ったら「怒る」
 
違いは受け手の主観によるものだと考えています。
 
となると、支援員に必要なスキルは自分を客観的に見ること。
 
難しい言葉で「メタ認知」。
 
ここはとても難しいところですね。
 

 

 対話と笑える話

 

さとさん的には、ここが一番重要にしています。

 

 

しかも、笑える話が重要度MAXです。

 

ということで、ふざけたような話に聞こえるかもしれませんが、さとさんは真剣であります。

 

対話が重要なことは、理解していただけると思うんですけどね。

 

対話とは何か?

 

も、かなりボリュームのある内容で、この記事のみで書くことは難しい。

 

「対話とは」と検索すると、山ほど出てきます。

 

さとさん的対話とは

 

互いに遠慮なく、かつ尊重しながら、違う意見であっても建設的に話し合えること
 
これは上下関係が発生しているところでは、かなり難しい。
 
怒ると同じで、立場が弱い方がどう捉えているかどうかが全て。
 
そして、これよりも重要視しているのが「笑える話」。
 
なぜ重要か?というのは「児童クラブは放課後である」というところに基づく。
 
子どもたちにとって、ただ楽しい時間であるはずの放課後に、ずけずけと大人が関わり、健全育成事業なんていうどうでもいい旗を立てられているわけです。
 
その大人が、口を開けば「指示・注意・怒る」ということが巻き起こっているわけです。
 
一日1回
くらいボケろ
 
と、本気で思っているわけです。
 
子どもとの信頼関係を作るのに、遊ぶことがいいと書いているのですが、「話す」ことでも十分に信頼関係は作れる。
 
「話す」➡「遊ぶ」➡「笑える話」
 

 

 指示・注意・怒るは誰でもできる

 

不思議なことに、この3つはわざわざ教わらなくてもできる。
 
 
これが伝統として児童クラブの中で流れることも少なくない。
 
そのくせ、「子どもが言うことを聞かない」という支援員も多い。
 
ということで、勝手なことばかり並べてみたんだけど、まだまだ「話す」の種類もあるかな。
 
命令、ボケ、ツッコミあたりも加えていけるかな。

 


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