こんにちは、さとさんです。
文科省のサイトで、あらためて読んでみた。合わせて、他の調査も読んでみたよ。
・文科省の調査
・文科省以外の調査
・教育って、何だろう?
・不登校の先にあるものは…
令和元年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果(2020/11/13)について。
不登校児童は18万人を超える。これは、コロナ禍以前の数字なので、今年度はもっと増えることが予想される。不登校の先にあるもののイベントに参加された親からも、コロナの影響を話す方が多い。
全体の子どもの数に対して、不登校児童の割合は、小学生で0.8%。中学生では3.9%。
不登校の理由は…
1位が「無気力・不安」、2位がいじめを除く友人関係をめぐる問題、3位が親子の関わり方。
しかし、こんな調査結果もある。
グラフの引用はこちらの記事から。
子どもが回答しているのと、教員が回答しているのでは結果が大きく変わっている。
長女が6年の時、娘が学校に行かない理由が先生と意見が分かれたな…。
娘は先生が嫌いになったからと言う。先生は友達の関係だとみていると言う。
2018年の調査になるが、日本財団にもある。
不登校傾向にある中学生は、33万人にも上る。
不登校」または「不登校傾向」にある中学生を5つのタイプに分類。
(1)の「1年間に合計30日以上学校を休んだことがある/休んでいる」、いわゆる「不登校」は文科省の結果と同様、推計約10万人であったが、注目したいのが、(2)から(5)までの調査結果である。
(2)は、「学校の校門や保健室、校長室などには行くが、教室には行かない」子どもたち。
(3)は、遅刻や早退の数や、保健室で過ごす時間が多いなど、「基本的に教室で過ごすが、授業に参加する時間が少ない」子どもたち。
(4)は、「基本的に教室で過ごすが、授業に興味が持てず、他のことをしがち」な子どもたち。
(5)は、基本的には教室で過ごし、授業にも参加しているが、心の中では「学校に通いたくない・学校が辛い・嫌だと感じている」子どもたち。
つまり、(2)~(5)は学校に行っているもののなじめていない、「不登校傾向」の子どもたちだ。
(図・文章はこちらのサイトから引用)
今の学校の教育になじめない子は、相当な数がいる。それに対して、学校も対策をとっているのだろうけど…
印象としては、学校に来ない子に何もできないように見える。
だから、ホームスクーリングやアンスクーリングなど親が自ら教育の主体をかって出ているんだな。
昨日、お話を聞いた生駒さん。このイベントでね。
多様な学びプロジェクトの代表をされている。
長男さんが、学校を辞めたいんだと言ってきたのは小1。そこから、様々なことが起きて、3日間動けなくなってしまった生駒さん。
でも、隣の部屋から4人の子どもの笑い声がしてきた。何もできなくても、子どもたちは笑っている。
幸せを実感した瞬間が、動けなくなった時。
そこから、物事が動き出していく。
生駒さんのお話、とても面白かったよー。
私たちのサロン「不登校の先にあるもの」は、物理的なインフラを創造していくことは、していない。心理的なインフラ…っていう難しい言葉では、うちのサロンの雰囲気は出ないかもな(笑)
不登校に悩む親に一番必要なもの。
ここにも書いてるけど、笑顔になる時間だと考えています。
「笑う!?」って、馬鹿にした人もいるかもしれないけどね。
ずっと、緊張している親が、ふと心が緩む瞬間。そんな時間を提供したい。そう強く思っている4人で、運営をしています。
やたら、ライブ配信でも不登校の話をしながら、笑っております(笑)
サロンの会員さんで、復学しているお子さんもいれば、そのまま家にいるというお子さんもいる。
会員さんの感想も紹介してますよ。
親のためのオンラインサロン「不登校の先にあるもの」は、シーズン2も半分以上が終わって、いよいよ終盤戦。サロンは6か月単位なんです。
来月は「不登校」と「仕事」というテーマで、ガイドの田中梓(あずちゃん)&松本麗子(れいこさん)でライブ配信をします。
会員さん限定ですけどね。
私自身、とても気になるところだなー。
お子さんの年齢とか、働く業種とか、色々絡み合ってくるだろうなー。あずちゃんは働いていて、れいこさんは仕事を辞めている。
どんな話が出てくるのか、楽しみだ。
シーズン2が終わると、シーズン3(2021/2~2021/7)がやってきます。
ゲスト講師や講演も企画中。
また、お知らせしますね。