不登校の子どもが変わることより、ずっと大切なこと | 低学年との信頼関係の作り方:学童保育支援員さとさん

低学年との信頼関係の作り方:学童保育支援員さとさん

学童保育18年ベテラン指導員さとさんが学童保育生活向上のためのスキル・テクニックを実践する中で確信している小学低学年の子どもとの信頼関係の作り方をお伝えします。

こんにちは、さとさんです。

 

不登校の先にあるものガイドのあずちゃん(田中梓)。

 

 

中学の時不登校で引きこもっていた長男さんが、高校からニュージーランドに留学している。

 

毎日、登校していることなど学校からレポートが届くんだって。それを見て、あずちゃんが気づいたことに、胸が熱くなるような、それでいて清々しくもある素敵な投稿をしてた。

 

facebookの全文をご紹介。

 

 

<秋空の下で思う>

高1の長男は今ニュージーランドに留学中。

1月末に行ったきり、顔を見ていない。

不登校だった中学生の頃は、 

部屋に引きこもって、 

全く家から出なかったのに、

留学してからは毎日休まずに、

学校に行っています。

 

長男からは、お小遣いの催促や 

送って欲しいもののリクエスト以外は、

連絡がきません。 

写真も一枚も送られてきません。 

そのため、学校からたまに届くレポートが、 

唯一の長男の様子を知る手がかりです。

 

先日そのレポートが届きました。

レポートには、  

毎日学校で勉強に前向きに取り組んでいること、

好き嫌いはあるけれど友達がいること、

頑固だけれどユーモアがあること、

数学が得意なこと、 

家でゲームして過ごすことが多いこと、

などが書かれていてね。

 

それを読んだとき、

私は長男が相変わらずであることに、

とても嬉しく思えました。

 

留学をしてから、

朝起きること、

ゲームをするのではなく学校へ行くこと、 

ホームステイ先の家族と話すこと、 

友達と外で遊ぶこと、 

勉強すること、など、

引きこもっていたときはやらなかったことを、

当たり前のようにやれていることを、

不登校のときの長男を知る人は、

変わったね、すごいね、と喜んでくれます。

 

でも、レポートを読む限り、 

長男は変わっていないのです。

だから、私は変わった、のではなくて、 

元に戻っただけなのだと思うんだよね。

 

もし、今、

長男が、 

自分らしく、生きていられると、

感じているとしたならば、

それは不登校になる前の長男も、

自分らしく生きていられた、 

ということなのだと。

 

ただ、理由はわからないけれど、

自分らしくいるために、 

不登校になることで、自分を守ったのだろう。

そう思えたとき、

自分を守るということを、

ちゃんと選択できた長男を、

誇らしく思えたのでした!

 

透き通るような秋空見上げて、

もう暑くなり始めているだろう、

向こう側に、エール!

 

40歳ワーママが自分主導で ワクワクした生き方を実現する!

リスタート・コーチング

http://ameblo.jp/azusamasama/

 

 

昨晩はガイドでのlive配信を夜やっててね。そこでも、長男さんのことを聞いてみた。

 

 

(彼は)自分らしさを守るために、あえて不登校の手段を選んだんだなー

 

って、感じたんだって。

 

 

 

 

この文章を読んで、わしが思ったこと。

 

親としての目線。あずちゃん、すごいなって思った。

 

不登校のころことを知っている人から見れば、今の長男さんの変化に驚くんだと思う。

 

だけど、あずちゃんはそう見えていない。

 

変わらない長男を見て、それを誇らしく思っている。

 

 

 

あずちゃんの普通って?

 

 

「不登校の先にあるもの」は会員限定のサロンです。だけど、時々一般公開イベントもしてますよ。

 

1月16日(土)「普通って、何だ⁉~不登校の親より~」

 

 

不登校って、親の価値観をぶっ壊す。 「不登校の先にあるもの」ガイドが「普通」を問い直す。

 

お申し込みは、12月16日から。