中学校1年生の時、不登校だった。
理由は、部活。
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6年生卒業の時、140cmなかった私。
なのに、部活はバスケに入った。
今思えば、ついていけないのにね…って思うんだけどね。
基本、小さいころから球技はなんでも好きだったし、そこそこうまかった。
バスケも好きだったんだよなー。
でも、入るとやっぱりきつい。
それでも、家に帰ってからも、ボールをもって近くの寺で練習してた。
楽しかったんだよね。
しばらくすると、1年生のうちに、少しずつずる休みをするのが出てきてねー。
部活に行くと、2年生が1年生を呼びつけるわけ。
そして、全員つま先立ち(バスケでの練習の一つ)で、説教みたいなんが始まる。
もう、どうしても許せなくて。
なんで、1年しか違わねーお前らが、偉そうに怒ってんだ!!
ってね。
私も、とうとう体が辛くて、バスケを休んだ。
次の日同級生のバスケ部員が、私の周りに集まって、色々言うわけ。
うっせーなーって気持ちと、怖かったっていう気持ちが思い出される。
そんなこんなで、部活に行かなくなってね。
でも、辞めてはなかった。
次第に、同級生の私に対するあたり方が強くなってきてね…
でも、140cmにもなってない小さな男子が、立ち向かう勇気はなくて。
体がでかければ、お前らなんてぶっ飛ばしてやる。
なんて、思ってたな…(小4娘の気持ちがわかるのです)。
いつしか、家を出て、学校向かわずに、フラフラするようになった。
今思えば、同級生たちは、戻ってこい!って言ってたんだと思うなー。
時々、顔を出すと、励ましてくれる人もいた。
同級生にも、上級生にも。
でも、体の辛さと、上級生の理不尽さと、もうどうにもならなくなっちゃったんだよな。
家電量販店でゲームしたり、近くの寺の墓のところで時間つぶしたり。
学校に行かなきゃ…、ばれたらどうしよう…、悪いのは俺じゃねー、時間がなげー、帰るとき「どこに行ってた?」って聞かれたらどうしよう…俺が悪いのかな…上級生のせいだ…部活に行かずに学校には行った方がいいかな…
とにかく、小さな体で小さな頭をフル回転させて、ほっつき歩いてた。
そして、居場所を見つける。
児童文化センター。
よく遊んでたところでね。
でも、どうやって行ったのかな…そこにたどり着いたのかな…もはや、覚えてないなー。
学校に行く時間のはずなのに、中学生が児童文化センターで遊んでる。
最初は、なんか言い訳してたかもなー。
きっと、職員さんたちは色々考えていたはず。
だけど、特に責められることがなかった。
聞かれたことはあるような気がするけど、「行きなさい!!」なんてことは、言われなかった。
ほんと、私にとっての居場所だった。
私が子どもたちと関わる活動を、自然と選んでいるのは、ここでの日々が体に染みついているから。
何をして、どんな話をして、どんなことを遊んで、どんな風に職員さんに絡んで、どんな風に過ごしてたかなんて、もうほとんど忘れちゃった。
でもね、体に染みついたものは、もう取れないわけ。
それくらい、強烈な優しさに包まれていた時だったなー。
ほんと、ありがとうございます。
学童保育で働いていた時、いわゆるやんちゃな子だけじゃなく、おとなしくて主張をすることが苦手な子ともとも積極的に遊んだ。
きっと、染みついた日々があったから。