前を向くこと | 低学年との信頼関係の作り方:学童保育支援員さとさん

低学年との信頼関係の作り方:学童保育支援員さとさん

学童保育18年ベテラン指導員さとさんが学童保育生活向上のためのスキル・テクニックを実践する中で確信している小学低学年の子どもとの信頼関係の作り方をお伝えします。

● 前を向くこと

こんにちは、さとさんこと高島です。

私は、生き方の軸に「楽しい」がある。

選択肢があったら、自分が「楽しい」を選ぶ。

この「楽しい」は、単に笑えるとかじゃない。

苦しいこと、辛いこと、悔しいこと、悲しいこと、そんなようなことを通り越した先にあるもの。

だから、そういう全部の感情を含んでる。

感情のふり幅が大きい方が「楽しい」って感じかな。

先日、子どものこころのコーチング協会のインストラクター養成講座の最終日でした。

こころのコーチング協会 

森岡亜由美さんの講義があって、そこでワークをしたんです。

「あり方」を見つめる。

そこで、気づいた。

てか、やっぱりそうだ!って、確信した。

私は、「楽しい」を中心にやればいいんだって。

子どもが生まれて、楽しく過ごそう!って、思ってた。

だけど、育児はそんな悠長なことは言ってられなかった。

楽しむ余裕を引き裂いて、押し寄せてくる現実。

男の私でもそう感じたんだから、授乳をするママはもっと大変だよね。

もう、毎日が苦痛で…つらかったあの頃。

その時の自分に、伝えたい。

「楽しく過ごすことって、できるんだよ」

苦しいことや辛いこと、涙の出ることもある。

でも、あのころにも楽しいことはあったはず。

気づくと、辛い時の自分に戻っている。

今は、違う。

辛いことがあっても、苦しいことがあっても、楽しい時の自分に帰ることができる。

自分の立ち位置が、変わったんだよね。



子どものこころのコーチング協会の講座では、「聞く」ということを通して、子どもとも自分とも仲よくすることを知っていくことができます。

辛い時の自分を否定するんじゃなくてね。

そういう時もあるよね。

でも、楽しい自分に帰っていけるようになれる。

来年度からは、インストラクターとして、講座もやっていくよ。

試験に合格したらだけど…大丈夫さ!!

そしたら、伝えたい。

「楽しく過ごすことができるよ」

辛いこと、悲しいこと、苦しいこと、悔しいこと、自分を責める気持ち、泣いてしまう自分。

そんな時間もあっていい。

だけど、楽しい時間に、帰っていくことができればいいんだよ。

たぶん、それってこういうことだと、今は感じる。

前を向く。

無理に歩き出さなくてもいい。

誰かに背中を押されなくても、大丈夫。

ただ、前に向きを変える。

それだけ。

それだけで、楽しく過ごすことができるよ。


子どものこころのコーチング協会