PFAFF 471-755/01ですが、パーツマニュアルしか情報が無いので睨めっこです。
昨日解ったこと。
PFAFF使いには「そんなの当たり前じゃん」
とおっしゃるかもしれませんが。
プロではない素人の備忘録と思って
見逃して下さい。

下の図をみてください。
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右側の縦に記載のシャフトは上送り車輪の駆動シャフトです。シャフト先には写真左側下の端っこに欠けて写っているベベルギアに繋がります。

このシャフトの上方に2つのなんかねじが留められるベアリングケースがあります。
これがワンウェイクラッチベアリングです。
91-119 773-91が2個。
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そこに2本のボールエンドのリンケージがそれぞれ繋がっています。
91-119 507-91が2本。
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この先には揺動駆動されるクランクエンドが繋がります。
91-119 163-12および164-12
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つまりクランクエンドが揺動運動すると、リンケージは往復運動になり、往復運動がワンウェイクラッチベアリングで間欠回転に変わるわけです。

頭では解りますが、おそらく以下の理由からではないでしょうか。
押さえである送り車輪は、縫い厚さで上下するし、押さえを上げることもしなくてはならない。
ではないかと。
普通だとベベルギアボックスごとユニバーサルジョイントで上下でもOKなように組んじゃいますが、間欠駆動だとバックラッシュが大きいですし、車のリアリジットアクスルのようにバネ下荷重が重くなるので追従性も悪くなりますし。

ミシンは深い。昔のエンジニアには頭が下がります。構造を知るだけではなく、何故その設計になったか、を考えると楽しくて仕方がありません。

では。

追伸:でもこの構造ではバックタックは出来ませんね。
YouTubeでミシンの釜の動きをとても詳しく
説明した動画を見つけました。


そして動画の最後にこんなおまけが。
私の好きな「だいすき!マウス」のMAUS君です。
sasuukeのブログ
新たな仲間です。
ドイツ製ポストミシン
PFAFF社の471-755

専用ミシン台が無いし、作業用ワークベンチを
作っていないのでキャスター台車に仮で固定。
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汚れや錆びがシャフトの剥き出し部分や本体に出ているが、駆動に関しては固着もしておらずスムース。
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でもワンウェイクラッチベアリングか、取り付けがずれているのか、
上部送りの車輪の動きだけがおかしい。
それ以外はボビンもボビンケースも付いている。
オーバーホールのやりがいがある、ってものだ。
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置き場所が無いので、可哀想だが屋外に保管。
早く専用台とカバーを付けてあげたい。
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話は変わるが…
しっかし、環縫いの仕組みを記述した資料がまったく無い。
まあ、ミシンそのものの資料も無いわけだから、環縫いなんて尚更無い。
あえて読むならば、
特許資料…

記述が特殊で、わかりづらぃ~‼

では。

そうそう
ミシンの命、HOOKも正常です。
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みえるかなぁ
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仲間が増えました。
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ボビンケースのロゴを見てやって下さい。
オーバーホールはまだまだ先になりますね。
部品供給出来るディーラー様は見つかりました。ご担当の方に電話口で
「がんばってくださいね」
と言われたのがすごく嬉しかったです。

ではまた。
長女のシューズバッグを裏っかえした。
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今までの人生でこんな物まで観察した事は無かったなぁ。

すごくシンプルなシューズバッグなのにどの順番で
縫い始めているか皆目検討がつかない。

ミシンや縫製技術を調べ始めて変わった事は…

* 洋服やバッグとかの見方と価値観が変わった。

* 洗濯したあとで、自分で洋服が畳めるようになった。

立体に縫い上がった洋服が、びしっと定型で畳めないのが気になって、
一切自分でたたまない人に育ってしまった。
今もカミさんや子供たちに畳んでもらっている。

です…。
カミさんがはまっているピグライフにあるミシン。
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かわいすぎる。
手回しです。

実は私の祖母が持っている手回しのクラシックな
SINGERミシンがあります。いつかお披露目しますね。
これもよく使う鉗子。
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でも最近入手した鉗子はラッチの噛み合いが悪く一番弱い位置での噛み合わせがすぐに外れる。鉗子の支点に対してまっすくにラッチが彫られていないとラッチが肩当たりして外れます。
この鉗子はラッチ部分をヤスリで削り直しています。
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こういうきちんとした道具に一つ一つ仕上げないと自分に合った道具にはなりません。こういう工具は安価に手に入るようになりましたが、代わりに調整が必要です。

これを使って昨晩はこれを治しました。
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ヘッドホンのケーブルが切れたのでバラして半田付けのし直し。
半田コテも奥が深いですよ。また次回に。
ミシンのオーバーホールの時に意外と困ったのがマイナスドライバー。
マイナスの幅が6mmつまり表記でー6は普通に有るのだが、ミシンの駆動シャフトの止めネジ、イモネジとも呼ばれるこれらのネジが、この6mm幅だと肩が当たって入らない。
なんとかー5mmのドライバーを見つけたが柄が細くてトルクがしっかり掛けられない。
柄が太くてー5が見つからない見つからない。

なんとか見つけたのがこのドライバービット。
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上はー6幅、下側がー5mm幅。これなら固まったビスでもしっかり回せます。

でもこんなにマイナスが無いとは思わなかった。余程自作しようかと思った位無い。

世の中フィリップスつまりプラスビスが多いんですね。

大工さんの世界では当たり前らしく、最近は6角穴ならぬ4角穴のネジが多いことも昨年知りました。

ミシンは精密機械。ちゃんとした道具で整備したいものです。
田舎にミシンは置いてあるので普段は作業出来ません。
今夜は垂直倍釜のDBボビンケースの分解です。

以下のように爪でグッと、内釜のシャフトの溝にはまり取れなくするスライドを、バネの力に負けずに押し込みます。
ラッチを90度に起こしていくと、ラッチがチョロんと外れます。
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これがボビンケースの構成部品。
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字が汚くてすみません。
というかこれらの正式な部品名はわかりません。

ここが意外と肝心な下糸調子を調整するネジ。
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右のバネ固定のネジのバネ側の穴が大きく、左の調整ネジの締め方によってはバネに微妙に無理が掛かります。
なぜなら右は平ネジで、左の調子ネジは皿ネジなので、バネの位置が決まる為、調子ネジの沈み具合で右の平ネジを緩ませて調子を確認しないと…
まあ、そこまでは厳密ではないでしょう。


追伸:JIS B9074にボビンケースに関する情報がありました。
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しかしなかなかミシンに関する情報が少ないです。