皆様こんばんは(おはようございます、かな?)。
連載記事のご案内でございます。

「485系・その栄光の生涯」(←リンクをクリックするとご案内記事に飛びます)は、当ブログ史上最長の連載回数となってしまいましたが、何とか終わらせることができました。この場におきまして、皆様に篤く御礼申し上げます。
これに続く連載テーマとしては、今年2017年に登場40周年を迎える車両、しかし485系のような華やかな道を歩んではいない車両を取り上げたいと思います。

その車両とは、非電化ローカル線であればどこでも見ることのできた、キハ40系。
名付けて

キハ40系・888両のキセキ

というタイトルで。
 

キハ40系は、当時老朽化が顕著になっていたキハ17系やキハ55系などの置き換えを視野に、昭和52(1977)年から投入が開始され、ローカル線の普通列車の体質改善に大きく寄与しました。昭和62(1987)年4月の国鉄→JRへの改組の際には、旅客用車両としては唯一、JR旅客会社6社全てに承継され、各社で重用されてきました。

しかし、最近のキハ40系一族は、車齢の関係からか退役するものが増えています。既にJR東海では同系の全車両が退役、JR東日本では同系の置き換えをターゲットにした電気式気動車GV-E400系(純然たる電気式気動車としては、キハ44100・44200以来64年ぶりとなる)の投入が、JR北海道では、同じ目的でGV-E400系の同型車・H100形の投入が、それぞれアナウンスされています。JR四国でも、1000・1500形という新型気動車の投入に伴い、キハ40系は数を減らしています。
そのような状況下、キハ40系についてまとめておくのもタイムリーなことでもあり、そして何より管理人自身勉強になるのではないかと思い、今回のテーマに選びました。
内容は以下のとおり、全14回となります。

1 キハ40系開発の経緯(№4201.)
2 キハ40系一族①~キハ40各番代(№4211.)
3 キハ40系一族②~キハ47・48(№4220.)
4 キハ40系の仲間たち~郵便荷物輸送車(№4227.)
5 国鉄時代唯一の改番改造例・キハ40-1000(№4233.)
6 キハ40系「遜色急行」列伝(№4241.)
7 JRへの承継~北海道編(№4248.)
8 同~東日本編(№4258.)
9 同~東海編(№4264.)
10 同~西日本編(№4271.)
11 同~四国編(№4283.)

12 同~九州編(1)(№4290.)

 

【平成29年11月27日訂正】

第13回以降を以下のとおり改め、1回分増結とします。


13 同~九州編(2)(№4298.)

14 淘汰の開始と他社への譲渡車両(№4307.)

15 最後のキハ40系はどこ?~将来を占う(№4312.)

第1回のアップは、09/12を予定しております。その後は順次、他の連載記事と同様に、原則として毎週火曜日更新となります。
なお、毎度のことで恐縮ですが、進行に伴って回数の増減やテーマの変更などがあり得ること、管理人の本業その他の都合により「毎週火曜日更新」が遵守できなくなる場合があること、それらの点は予めご承知おき願います。

 

それでは、どうぞお楽しみに。