つましくても、ささやかな幸せ -3ページ目

つましくても、ささやかな幸せ

地位もお金も能力も無くても得られる、日々のささやかな幸せを記します。
内容は、映画・演劇・美術鑑賞&読書感想文&旅行記&趣味の手品&日々の出来事などです。

 

 今日、サークル員2人と共に、公民館主催の「駅前フェスタ」に出演した。
 私は、今回も文化祭で発表する「和妻・折り紙と金輪」を演じた。折り紙マジックでは、要所要所でお客さんから拍手をいただき、嬉しくて気持ちが高ぶったところで金輪の演技にうつった。ところが、金輪の初っぱなに3本繫がるはずの金輪が4本繫がってしまうという珍現象が起きてしまい、頭の中が真っ白になった。この後の展開をどうしようかと動揺しながらお客さんに4本繫がった金輪を渡したら、お客さんが外してくださった。それで安心して度胸が座って、その後の8つの造形は失敗することなく、ほぼパーフェクトにできた。最後は楽しくなった。4本繋がりの金輪の原因は、これから突き止めたい。文化祭の本番前に同じ演目を2回やらせていただき、2回とも完璧な演技ではなかったが、場数を踏むという意味では、いい経験をさせていただいた。
 2人のサークル員は楽しそうに演じていらっしゃり、お客さんを見る余裕もあり、うらやましいと思った。1人のサークル員がファンカードをやられた時に、お客さんから「マジックらしいマジック」という声があがったが、本当にプロのような技だと思った。もう1人のサークル員のシルクが繋がるマジックは、何度見ても不思議で仕掛けが分らない。
 今回の経験を糧に、文化祭の本番目指して、更に演技に磨きをかけていきたい。
 

 

 サークル員3人と共に、福祉会館で開催された老人会のイベントに参加した。市長さんも来賓としていらしていた。
 私は文化祭で演じる「和妻・折り紙と金輪」を演じた。まだ練習回数も少なくサークルでも失敗したので、ある意味冒険だったし、市長さんも1番前の席にいらっしゃり、プレッシャーだった。練習の時のことを思い出しながら、思いっきり演じた。途中、鶴を入れるのを忘れかけたり、金輪がなかなか4本繫がらなかったり、部分的なミスはあったが、何とか最後まで演じ切ることができた。金輪の8つの形が全て成功したのが嬉しかった!緊張したけど、楽しさと達成感を味わった。お客様からもたくさん拍手をいただけた。
 最初に演じたサークル員は、ディスクが見事で椅子の浮遊も驚きだった。次に演じたサークル員は、袋の中から様々な物が出て来るのが不思議で、ファンカードもやられて、最後までサービス精神旺盛だった。ラストに演じたサークル員は、いつものパラソルを楽しそうに演じていらっしゃり、蘇る新聞紙や四ツ玉など盛り沢山な内容で、最後まで盛り上がった。
 市長さんが最後のご挨拶でおっしゃられた「長寿の秘けつは地域の活動に参加することだ」というお言葉が、心に響いた。そういう意味では、地域の活動にマジックで参加することも、自分の健康と長生きのためにはいいことだと思った。
 

 

 第105回マジックパラダイスに参加した。マッスルパス、別名神保賢孝さんとKeikoさんのレクチャーショーだった。約3時間にわたる盛り沢山な内容で、お腹がいっぱいになった。「プロの技は凄い!」の一言だった。
 神保さんは、ミリオンカードだけでなく、あらゆるマニピュレーションに優れていた。特にコインのテクニックが物凄かった。お二人の芸名のマッスルパスというのが、コインを下から上に投げ上げる技術だということを初めて知った。そのマッスルパスの
レクチャーには全くついて行けず、最初から諦めた。カードマジックも物凄くて、お客さんのサインしたカードが、袋の中からロープに結ばれて出てきた。神保さんがラストにやられたミリオンカードは、芸術的で正に神ワザだと思った。
 ポールダンス世界チャンピオンのkeikoさんの「人魚姫」の演技は、美しかった。海にちなんだお魚マジックも面白かった。Keikoさんのストレッチのレクチャーは、ためになった。
 神保さんとkeikoさんお二人のショーは、大人の雰囲気が漂っていて、素敵だった。神保さんがポールダンスをやられたのには、ビックリした。
 今回はコンテストも有志のショーもなく、渋谷慶太さんがサムチップのレクチャーをやってくださった。とても分かり易く、サムチップの技のグレイドが上がっていくのが、勉強になった。
 マジックは観るのも感動だということを実感した。