の続き

全国の朝鮮学校（ウリハッキョ）情報

今日は

（引用元：茨城朝鮮初中高級学校フェイスブックより　6月22日 アップ分）

セッピョル学園（茨城・栃木・群馬・東北・北海道）

＜中３講習（１５日～１７日）・第１４回セッピョル学園（６月１８日、１９日）＞

　６月１５日から１７日にかけてセッピョル学区中３生徒を対象にした「中３講習」が行われました。この講習は「セッピョル学園」の最年長である中３生徒たちが、９年間のセッピョル活動を通じて学んできたことをさらに深め、その集大成として「セッピョルプロジェクト2022」を企画・実践するために行われています。

　講習期間、中３生徒たちは「自分たちがセッピョル学園を輝かせるためには何をすべきか、自分たちがどうなるべきか」など様々な討論を重ね、今回のセッピョル学園のスローガンを「우리 요람・우리 미래・새별」（私たちのゆりかご・私たちの未来・セッピョル）とし、「セッピョルプロジェクト2022」の準備を茨城・北海道朝高生と協力しながら準備を進めました。

　１８日にはオンライン上にてセッピョル学園開園式と交流会を行い、２日目にはセッピョル学区の児童生徒が茨城ハッキョに集まり、セッピョル学園を行いました。オンラインでは何度も顔を合わせてはいたものの、やはり直接会うとなると緊張や喜びが溢れ、子どもたちは大興奮！朝から笑顔がいっぱいでした。

　午前中はクラスごとに様々な内容で交流会を行い、午後にはセッピョル学園のメインイベントである中３生徒と高級部生が力を合わせて準備をしてきた「セッピョルプロジェクト2022」が行われました。

　今年のタイトルは「セッピョルインポッシブル～画面からの脱出～」！

　……「オンライン上で顔を合わせることが主流となった今、人同士が直接会うことなんて古い！セッピョル学園もオンラインで充分だ！」と主張する「都市伝説少年団」がセッピョル学園の成功を阻止するために、少年団委員長を画面の世界に閉じ込めてしまった！５つのブースに散らばった「パスワード」を全セッピョル学園生で集め、少年団委員長を救い出せ！……という内容の参加型プロジェクトを実施しました。

　「セッピョルミュージアム（謎解きブース）」、「セッピョルワンダーカフェ（手品カフェブース）」、「セッピョルウォール（迫りくる壁からの脱出）」「セッピョルTok（映像撮影）」「セッピョルポップバルーン（風船クイズ）」の５つのブースを初中級部児童生徒が９つの組に別れ、参加しました。夜通し準備してきたプロジェクトは終始大盛りあがりでした。

　あっという間に過ぎた一日。久しぶりに会えた喜びもあれば、別れを惜しむ寂しさもありました。コロナウイルスの影響を受け、様々な制限が課される中でも、パソコンの画面を通じて交流を深めてきましたが、直接ふれあって仲を深めることの重要性をより感じることにもなりました。まだまだコロナウイルスの感染状況というのは予断を許さない状況ではありますが、スローガンにも掲げた通り、私たちの「ゆりかご」であり「未来」である「セッピョル」を輝かせていくためにも工夫を凝らし、児童生徒たちがよりお互いを知り、仲を深められる場を作り上げていこうと思います。

　セッピョル学園の成功のために惜しみないご協力をくださった青商会・オモニ会の皆様、保護者・同胞の皆様、本当にコマッスンミダ！