今までの人生の中で頭のいい人にたくさん出会いました。
もちろん旧帝国大学出身というような人もいますが、勉強ではない地頭のいい人に多く出会いました。
意外と地頭のいい人は、コツコツと地道な努力の不得意な人が多かったような気がします。
そのため、地道に受験勉強をしていないのか出会った地頭のいい人は普通の学歴の人が多かったような印象です。
社会や会社などのコミュニティーでは地頭のいい人が重宝されます。
私が出会った地頭がいい人の特徴を書いてみます
地頭のいい人の特徴
1. 課題解決力に優れる
何かの課題に対して、いろいろな方法を考えようとする。絶対に無理な方法でもとりあえずいろいろ考える。その中から可能なものを選別して取り組んで行く。あきらめるということはしない。
2. 理解力に優れている
とにかく理解することが速い。それは漠然と物事を捉えるのではなく、重要なこととそうでないものを分別して考えているからである。不必要な事柄まで混ぜて考えると複雑になり理解することが遅くなる。
3. 論理的かつ核心を理解しているので説明が上手い
一つの事柄を分解して、それぞれのことを組み合わせて成り立っていると考える。そのため論理的に順序だてて考え、その中の重要な事柄をしっかり把握している。人に説明するときも重要事項を簡潔に説明するので相手の理解も速い。
4. 判断力がある
物事の核心を理解しているので判断力に優れている。また、失敗しても戻って良い方法を考えれば良いと考えているし、失敗を成功の糧と考えているので失敗することをあまり恐れていない。
5. 応用力・改善力がある
一つの事例に対して、世の中にある関係ないような他のことも参考にして考える。悪い言い方をすれば模倣することが上手い。そのため、いろいろな周りの事柄に対して改善するアイデアがたくさん生まれる。
6. 客観的で素直
自分や物事を客観的に見ることができるため、自分が全て正しいとは思っていない。自分の考えよりも良いものが必ずあると考えているので、他人の意見を素直に聞くことができる。そして、いろいろな意見の良いところを組合すことができ、更に良いものを考えることができる。
7. 温厚な性格
理解力、判断力、論理力が優れ、素直であるために物事を俯瞰的に捉え、相手の気持ちや物事の動きを想像できるため、感情的な発言は少ない。
8. 発想力・想像力が豊か
常にいろいろなことを想像している。日常生活においても細かな事柄の先を想像している。いろいろな発想でアイデアが生まれてくる。
9. 頭の中に順序がある
今の事柄が終わったら次に何が起こるかを想定して行動している。頭の中で一歩先を読んで行動している。そのため会議で質問される内容も想定して答えを事前に準備することができるなど問題点も事前に把握して対策を考えている。
10. コミュニケーション能力に優れている
他人の意見も重要であると考えているので、いろいろな情報に接することを好む。論理的な思考があり素直なことから人から嫌われることは少なく、そのためコミュニケーション能力に優れている。
まだまだたくさんあると思いますが、私が知っている頭のいい人、地頭のいい人、会社や社会で重宝される人はこのような感じです。
しかし、優れているばかりではなく、地道な努力が不得意な人が多いという印象です。そのため、意外と学歴が低い人も多かったですね。
地頭が良いと会社でも社会でも重宝されて中心的存在になります。
学歴よりも地頭が大切だと思います。
ただ、就職でも地頭の良さを測るすべがないので困りますね。