母と娘
わたしは、3人の子のおかあさんです。長女は 13歳。最近は 会話の内容も いろんな話に及びます。このあいだ 車に乗ってるとき、かあちゃんは小学生の頃、ずーっと自分の家がキライで 本気でよその子になりたいって思ってたんやってこと。リアルに、あの家か このおばちゃん家の子になりたいって考えてる こどもだったって話になりました。(今なら、こども心に どの家も どの夫婦も どの親も 外からいいとこだけ見てたって のが分かるけど 笑)そんななかで、自殺願望があるこどもだったらことも 話しました。そしたら即娘『そんなの あたしはイヤや』「(ん。違うな)ほんまに自殺したいとかじゃなくて、痛いのはキライやから、自殺しようとはせんけど、ずっと死にたい 消えてなくなりたい って思ってたんや。(…と訂正)だれも 自分のこと知らない世界に行きたいって思ってた」とわたし。やっぱり 即娘『自分のこと だれも知らん世界なんかしんどいだけやで』…!わたしは、[だれも 自分のこと知らない世界に行きたい]の続きに【 そうしたら、理想の自分になれて、自分の思うように生きられる】って思ってたんだな。きっと。違う世界にいかないと 産まれ直さないとそうできないって。[だれも 自分のこと知らない世界に行きたい]は、【 今の自分が嫌い 】【 あたしは もっとこう生きたいのに できてない 】って 気持ちを表現してた言葉だったんやなってことに、娘セラピーで 気付いたよって 話でした◎母娘の関係を作ることに 自分自身キズを持ってる、そんな想いをずっとずっと抱えてきたわたし。母になり、色々な手や人を借り、娘として実母との関係再構築は 完了できていると体感はしてるけど、母としては たまに顔をのぞかす古傷のようなもの。娘がこうして年頃に成長し、ふたりでする 何気ない会話が、自然と心のお手当になってるなと感じたのでした。もう、本当に 手放す時なんだな。ありがとう。