のつづきです。
しかし、咳払いもできないしまだノドにたんが絡んでいるような感じでやっぱりちょっと苦しい。
勇気を出して小さな咳払いをしては、お腹の痛みに顔がゆがみました。
術後からずっと計っている熱は、相変わらず38度くらい。
体が火照ってダルいし、左肩も引き続き筋肉痛のような痛み。(手術の際にお腹に入れるガスのせいなのか、左を下にして手術をしていたからなのかは不明)
とにかく体をうごかしたりねじったりするとお腹の傷が痛むので、恐怖で体が動かせませんでした💦
そんな中、術後2日目から歩行訓練開始です!
こんな状態で歩けるのー?😭と不安を覚えながら、看護師さんに付き添われ、背中の麻酔と点滴がつながったポンプに手をかけ、ゆっくりと立ち上がります。
お腹の傷が痛むので、前かがみになりながらゆっくりゆっくりと進みます。
病室を出て、廊下を少し歩いたところでクラ〜っとなってしまい、廊下に置いてある車椅子に座って病室まで運んでもらいました。
手術の際に出血したこともあり、輸血が必要なほどではないですが貧血気味だったみたい!
普段ならなんてことない距離なのに、歩くだけでも大試練でした
歩行訓練の前までずーっとベッドで横になっていたのもクラッとした原因かも?ということで、午後また練習しましょう!と言われました。
午後の練習では、看護師さんが来ますと言っていた14時頃よりも前にベッドを起こして、待っていました!
看護師さんが現れたのは50分後くらいでした。
その間一度横になろうかな?と思いつつ、ベッドを起こした時に背中の後ろに落ちてきた枕を自分でとることができず、ひたすら待ち続けました。笑
そして、次の歩行訓練は少しクラクラするものの、午前中の倍以上の距離を歩いて、自分で戻ってくることもできました。
すこーし自信がついた瞬間
その夜は父が私が食べたいと言ったみかんゼリーを持ってお見舞いに来てくれて、喉が苦しいことを相談すると、マスクをしたら?ということになり、自分がマスクを持ってきていたことに気づき装着!
そのまま寝たらノドが守られたのか、次の日に息苦しさがかなり薄れていました。
普段なら思いつくことも、麻酔のせいか頭の回転がにぶっていて頭が回らないし、自分が自分じゃないみたい。
背中に入っている硬膜外麻酔は常に入っていたのですが、それとは別につらくなったらボタンを押して麻酔を追加できました。
しかし、ボタンを押しても効いている感じはしないし、ほぼ押すことなく過ごしていました。