がん宣告までの流れ①のつづきです。





2019年6月末(大学病院で造影剤CT検査)
大学病院に初めて行った日は、先生に挨拶をして、前の病院のデータを提出して、尿検査をして終了。

翌週病院に訪れた時、なぜか主治医の先生がかわっていました。

確か前回初めて行った時は若い先生だったような、、、と思い、待合室で新しい主治医の先生の名前を検索してみると、ベテランの先生のよう。

ここで「あ、私はもしかしてがんなのかも?」と薄々感じて急に怖くなりました。


診察室に呼ばれて挨拶をしたあと「前の病院のデータだとわからない部分があるので、うちの病院でもっと精密なCTを撮らせてください」と言われました。

その結果をもとに、泌尿器科の先生と放射線科の先生がカンファレンスにかけてくださるそう。



もう一点、先生から「検査結果を聞きに来る時は、1人ではなくご家族のどなたかといらした方がいいですよ。もしくは次回都合がつかなかったら、改めてご家族と来ていただいたら、その際に改めて結果を説明します。」と言われました。

夫や両親にわざわざ来てもらうのもな〜と思いつつ診察室を後にしたのですが、再度看護師さんに別室に呼ばれて「検査結果を聞く日、家族の誰かと来れそう?」と聞かれました。

運良く次の予約が夫のお休みと重なったので、子どもを両親に見てもらい、夫と検査結果を聞くことにしました。

がんの可能性が高いから、家族と結果を聞いた方がいいと勧められたのかな?とこの日くらいに「私がんかも?」から「私多分がんだ!」に気持ちが変化していきました。

その日はおなじみの造影剤CT(この3ヶ月で造影剤4回目)を撮って、帰宅。

「あ〜、何回造影剤の点滴を受けるんだろう?」

3ヶ月前にはしたことがなかったCT検査や造影剤の点滴にムダに慣れてしまって、どんどん病人になっていくような気分でしたショック

特に大学病院のCT検査は、ストレッチャーで運ばれている方や車椅子のご年配の方が多く、私だけ明らかに若くて、なんだか急に別世界にきてしまったような感覚でした。



検査結果を聞くまでの2週間ほど、ネットで腎臓の腫瘍について調べました。

あまり情報が出てこなかったのですが、ブログで発信している方や腎臓がんの方の掲示板などを読み込みました。

自分のように人間ドックでひっかかって、CTやMRIを撮っている方の書き込みを見て、自分と同じだ!と自分の未来をたどるように読みあさりました。


夜中に検索が止まらなくなって、あっという間に2時間たっていた!ということもありました💦



つづく