1年がめぐるのがほんとうに早い。コロナは第何波だ、ワクチンはどうする、などと言っているうちに、ハロインだ、それクリスマスだ、などとマゴマゴしているうちにもう年が暮れようとしている。
考えてみると不思議だ。リッパな後期高齢者の家内が、12月になるとクリスマスの飾り物などをどこからともなく出してきて、いそいそと飾り付ける。超後期高齢者で仙人のような風貌をしたその連れ合いは、今夜は嬉しそうに、オラトリオなどをBGMにワインなどを飲んだり、クリスマスケーキなどと言うものを食したりするのである。お寺さんさえもクリスマスツリーを飾る昨今、もう何でも来いの様相だ。世界中には、宗教のからむ争いごとが溢れている。私たちのこの例えようもない寛容さは、実に誇るべきことなのかも知れない。
今年も我が家では、玄関ホールの飾り棚に、BMIなどどこ吹く風のサンタさん、仙人のようなサンタさん、いろいろなタイプのサンタクロースが鎮座ましましている。そして12月26日からは、それっとばかりに、今度は正月飾りだ。歌舞伎の回り舞台さながらである。いささ節操のないような感じのする年の暮れである。










