ミカエラ
久々にミカエラから電話があって、
30分後、って約束で川沿いへ赤子を連れて出かけた。
ニュールンベルグから夫婦で来ているミカエラ。
ドイツ人にしては、とっても華奢なのが印象的。
知り合ったのは10ヶ月ほど前なんだけど、
あちらはノーキッズだし、特に共通点も無く、
わざわざ私から電話をかけた事は無かった。
それが、忘れた頃に、彼女から何度か電話があったり、
偶然街で出会ったりする内に、
「家に日本語の本があって、それを貴女にあげたいの。」
と、言うようになった。
でも、それももう何ヶ月か前の事。
実はなんとなく、私の中ではピンと来ていたのだけど、
そうであるならむしろ、彼女から連絡してくるだろうと、
私からは特に連絡もせずにいた。
そのミカエラより電話があって待ち合わせた川沿いへ下りた。
正午前、カフェに座ると、
子供、幼稚園、学校の事など当たり障りの無い事を、
彼女は私に尋ね、私も当たり障り無く応じた。
用件は既に分っていたので、いつ切り出すかな、
なんて、頭のどこかで待っていたら、
やはり 「宗教は何かしら。仏教?」、と聞かれ、頷いて仏教の話をした。
彼女は私の話に耳を傾け、時折質問をしたり・・・と、聞き上手。
それでも、と最後に例の本をくれたので、
パラパラとめくると、やっぱり私の勘は当たっていて、
一言、
「私は仏教徒で、あなたは違うわね。
でも、友人である為に、何もかもシェアしなくてはならないと私は思わない。
それに、私にとってこの違いは、今私がカプチーノを選び、
あなはトニックウォターを選んだ、って違いと大した差異が無いの。」
ちょっと嘘をついたかな、と、いう気がした。
宗教と言うものがなんなのか、
それは常に私の中に存在している質問でもある事は否めないけど、
でも、今の私にとってそれは、
本当にその辺りのカフェのメニュー程度のマター・・・でしかないのかも知れない。
だって今の私にとっては、
そんな事より、息子が学校で何をおやつに食べているんだろう、
ってな事の方が気になったりするんだから。
家のランチ(今週は旦那が夜番)は、
スパイシー(辛いって訳で無く、スパイスいっぱいってこと)焼き飯。
午後3時に息子を迎えに行くと、
「まだ帰りたくな~い。プリーズ。」と、手を合わせて懇願された。
大きく構えて頑張ろう、っと。
畑整理
そう、前から話題だったのだけど、
その話題のJALチャーター便フロム成田、が8月末に到着したそう。
リュブ空港にジャンボは定期乗り入れしてないとか、
成田よりやって来たそのJALのジャンボ機に
スロヴェニアは小はしゃぎ、だったそうではないですか。
今回350人のチャーター便だったそうですけど、次は9月12日だったっけ?
その内、定期運行、となったりして。
そんなニュースを読んでいたら、今年上半期の日本からの旅行者数、
なんと21000人! にまんいっせん って、確かに多いとは思っていたけど軽く驚愕。
言うまでも無く、殆どの方がツアーでいらっしゃいます。
そして、ナンですか、スロヴェニア汚職発覚?
フィンランド相手に。軍事産業の汚職。って、選挙まで3週間切った
微妙なタイミングですからね・・・。
なんて、世間のご事情が私にどう関係してくるか
全くもって図り知る事は出来ないのですが、
我が家は、そろそろ畑の整理。
雑草を含む植物の勢いがぐーんと落ちて、既に漂う寂しい雰囲気。
畑に出ている人の姿もめっきり減りました。
そんな中、未だに元気いっぱいなのは、自生のブリトバ。
(まだ日中は25度ぐらいかな)
大きいでしょ。立派。
これをキレイに洗って、(デンデン虫が隠れている)
じゃくじゃく切って、大鍋に入れて、塩を振りかけて、蓋をする。
そして、中火で15分程蒸し焼き。
ブリトバ自身の水分だけで充分。
仕上げはくるりとオリーヴオイル。
このオリーヴオイルの量、これがこの料理の決め手。
スィエタが作れば、私にとってはオイルコンフィ(オイルのお風呂)だろうし、
私が作たったら、スィエタにとっては人間の食べ物では無いでしょうし・・・。
「人間の食べ物なんだからもっとオイルよ!クアンティティイズクオリティ!」
と、言う事で、我が家は人間以下向けのあっさりバージョン。
今回二把も一気に調理したんで、暫くはこれが主食になる事でしょう。
そうして、こちら、畑整理面子その二。
人参。
4月に蒔いた種が今やっと収穫。
種まきをテキトウにやってしまったのに、
上乗せで間引きもテキトウにしてしまったので、
収穫に4ヶ月も掛かってしまった・・・。
(水撒きもしなかったしね・・・。)
でも!
ちゃんと、ヒゲヒゲ人参になり、その味のコユイこと!!!
コリコリボディーもハードです。
こんな感じで、もう植える苗も無く、蒔く種も無く、
(秋蒔き野菜ってのも世の中にはあるけど)
緩やかに太りゆく実を収穫するのみとなっております。
嗚呼、活気が去って寂寞・・・。静かに秋を迎えましょう。
やわらかくなれ~
レモンカルピスでは無いですよ。
って、そんなもん存在してない??
ホエー。
乳清とか言うのかな。
チャドルグ村より頂きました。
ホエー、ってのは、チーズを固める時に分離、流出する液体。
と、言う事で、
乳= チーズ+ホエー
あってるカナ。
ホエーを飲ませる豚の飼育を行っているところがあるそうで、
その豚の肉質は柔らかくてジューシー・・・、だとか。
白金、イベリコ、に続き、来るかも知れませんよ!ホエー豚!
目が離せません。
低脂肪、高蛋白、それ以外にもビタミン、バランスの好いアミノ酸、
などを含んでいるそうで、
私は腎臓にいい、と言う事で頂いて以来毎日きちんと飲んでいます。
じんましんもこれで撃退!!
お肉もやわらかく!!・・・?
お味はすっぱしょっぱくてちょっとぴちぴち。
微妙ですか? 微炭酸ですよ。
そうだ、ホエー入りパン、作ってみようではないか。
ハイジの白パン風にフワフワなイメージ。
キスロムレコ(ミルクを暖かいところに放置しておくと出来るもの)
の上澄みももしや、この ホエー・・・?なのかな。
チャドルグから入学式
複雑な想いで迎えた夏の終わり・・・
実は、先週半ばよりじんましんに襲われ
(じんましんだと分ったのは昨日。それまでは、
私だけに突如現れるカユカユがなんなのか分らず、ダニ、まさか?
と、何でも洗濯しまわって神経質に怯えていたのです。)
昨日も夕方から真夜中に掛けてモウレツな痒み。
疲れかなー。
学校に対する不安の表れか・・・。
それとも単にアレルギーでしょうか。
いずれにせよ、痒さ故いつも以上にグッスリ眠れず、
こんな状況で治癒するのかしら。
そんな中、
突然リマインドのあった、エコ村チャドルグ行きを決行し、
(99%辿り着いた時点で交通事故による道路閉鎖に遭遇、
迂回道を全く理解していなくて、結局300mを迂回するだけの為に
50kmぐらい私は何処?状態で山の上をグルグル練り走った。
携帯電波も途切れ途切れ、後部座席に3お子連れて小恐怖体験 涙。)
無事トリグラウ国立公園内のその小さな山の上の村に到着、
(山の麓からは、車幅一台分の細い登山道路を20分程上がる。
赤子は大泣き、仕方なく膝に乗せながら(内緒)の断崖絶壁ドキドキドライブ。
そして娘はあと2mでゴール、という所でゲボチン・・・。)
ボゥ・ファミリーに出会うことが出来、
勿論既に終わってしまっていたワークショップには参加できず、
しかし、エコ・ファームの美味なるヨタで腹ごしらえ、
気付けば、ヒッピー達に紛れて山の中腹にテント設営の我ら。
やっぱりリュブリャナで見たことある顔がチラホラ。
その内夜の帳が降り、
ステージは盛り上がり・・・
(私とお子達はいつもの就寝時間にテントでグーグー。)
私はやはり山の上のテントの中でも痒みに襲われ・・。
しかし、残念な事に、翌日は9月1日!
昼過ぎにはチャドルグを発ち、夕方帰宅。
独りの休日を堪能していたであろう旦那と、
エコ・ファームで分けていただいたチーズとパンと冷蔵庫整理で簡単夕食。
この若いチーズ、牛乳100リットルから8kgのチーズが出来る、って言ってたっけ。
ワインも無いのに調子にのってモリモリ牛乳7リットル分ぐらい食べたかも。
ちょっとキャパオーバーして胃が重い程だったけど美味也。
いよいよ、9月1日。
布団の中で、
「起こしてって言ったのに起こしてくれなーい!」
と、ブツブツ言って丸まっている息子。
それを受けて、わざとらしく「おきなさーい!」と、私。
まずは娘を幼稚園に送って
(初一人(兄貴抜き)登園で半べそ。頑張れ!)
小学校へ。
ぞくぞくと登校してくる新入生と父兄。
みんな、ニコニコ喜びの表情で正面玄関で記念写真。
お国変われど、何処も親のやることは同じだねー、
なんて思っていたら、うちの旦那、
「眠たい」とか「店の常連がいっぱいでいづらい」とかで退散。
よって、またまた私と息子達で講堂に座る。
休日明けなのに、何で眠いのよ、急に今日が入学式と知った訳で無し・・・。
なんて、ふと思ってしまってはついつい腹を立ててしまいそうなのを
はぐらかしながら校長の挨拶・・・を拝聴。
一通り挨拶が終わり、お子達は先生達と教室へ行ってしまい、
今度は父兄相手に長々と安全第一!的な話が続き、
その後おやつを食べている食堂へお子達を迎えに。
おやつを頬張る我が子を撮らんと必死の父兄達。
私はまた後方から小さくなって、隙間を覗いて息子を発見。
なにやら嬉しそうに隣の子と喋りながら、
なんと、アイスクリームを食べているではないですか!
私を見つけると、にっこりして、
「お母さん!楽しいよ~!」と、息子。
嗚呼、本当にアップダウン激しい気持ちに支配されつつあって、
(じんましんまで出た(出てる))
イライラしたり、黙り込んだりしたけど、
この瞬間の笑顔で一気に何かの呪縛から解き放たれた様な気がしたな。
と、言うにはまだまだ早いかもしれないけど、
(アイスクリーム食べながらだったし 笑)
でも、気付けば毎日こんな事の繰り返しだ・・・。
かくして夏休みは去り、次の舞台の始まり始まり・・・。
夏にしがみつき!
昨日、母から小包が届く。
開けると、そこには二袋の大きなコンニャクが。
送料の無駄だからやめてくれ!と、懇願したのに。
送ってきたのです。
共にたくあんも鎮座しておりました。
(牛蒡もレンコンも)
で、
恐ろしい事に、これら、どれも可食・・・。
(朝食に頂きました。)
今や亡き祖母に至っては蕪を漬けた糠床ごと送ってきた事がありましたから・・・。
(いやぁ、とっても美味しかった)
嗚呼、恐ろしや、我が血統。
やっぱり なせばなる のっでしょうか。
さて、
夏最後のイベント、と、言えばエモンスカウリツァだったのだけど、
今年は愚かにも逃してしまい、
代わりにっちゃなんだけど、
TIVOLI公園で開催のおこちゃま向け迷路とその他のパフォーマンス、
に足を運ぶ。
と、連日通い、
連日帰宅は8時台。いいのかしらー。
日本のお子ちゃんたちは、夏の宿題終わったかしら?
うちは、起床時間を学校モードに合わせなきゃ、
なんていいつつ、
結局夏の夕べを名残惜しんで日暮れまで出歩けば、
ちょっとした夜遊び気分??
嗚呼、終わり行くのか夏よぉー。
スポンサー
午後6時、プレシェーレン広場でパフォーマンスがあるそうで、
(今夏残念ながらエモンスカウリツァを逃した。
例年より早く開催したそうで、既に終わってしまっている・・・涙。)
ちと遅れ気味に出かけたら、
パフォーマーも出遅れていたようで、同時に広場到着。
プレシェーレンの前で舞う。
蝶?
舞う。
メイクはこんな感じ。
10分ほどの短いパフォーマンスは、
翌日からのチボリ公園でのイベントの紹介(宣伝)。
丁度ディアブロを持ったルナとティアもいて、
ティアのお父さんとワルノリして、
「折角オーディエンスがいるんだし音楽もまだなってるんだから、
二人にアイスクリーム代でも稼がせよー。」
なんて話になり、
私、被っていた帽子を潔く提供。
サクラ、としてまず50セント寄付。
みんな見てー!
パチパチ・・・ と、まばらな拍手は起これど、カンパ無し。
仕方なしにサクラの私が1ユーロ。
オーディエンスからは20セント・・・。
と、暫くディアブロしている内にティア父は買い物に出掛け、
その隙にルナとティア、
広場の隅っこの、 ラッキーコイン屋 を発見。
お値段、一枚5ユーロ也。
二人で10ユーロ必要ね・・・、
と、声を揃えて帽子に集まった小銭を数える。
合計4ユーロちょっと。
(ほぼサクラの私の小銭よ)
アー足りない。
嗚呼、残念。
”シュコーダ。シュコーダ。10ユーロなんてたったの紙一枚なのに!”
と、ルナったらそのまま私に向って、
”ねぇ10ユーロ札持ってない??”、と。
”持ってないわ。シュコーダ。” と私。
それより、もうちょっと頑張ろう。
と、気を取り直して広場の真ん中へ。
引き続き、ディアブロ、ディアブロ・・・。
わぁー見て、見て~!
と、オコチャマ二人がパフォームする脇に、
なんとリアルディアブラー(その他持ち芸アリ)が登場し、
自ずとオーディエンスは奪われ、
私、とうとう、えい!っと意を決して手持ちの小銭を全て
帽子に投入。
幸か不幸か5ユーロチョットあって、
ルナとティアは
無事ラッキーコインご購入。
甘かったかなー。
ってタイミングでティア父戻る。
赤でもなく白でもなく
あれ、母がエジプトに来る(行く?)って言っていたのは今だったかな。
日本からエジプトへ、って言うととてもこっち方面へ”来ている”、
気がするのだけど、実際ここからエジプトったってそう近くは無いですかね・・・。
ま、いずれにせよ、今回は特に ”エジプトへ来ている母に会いに” は行きませぬ。
そう、
赤でもなく、白でもなく・・・、
なのは、
ロゼ。
じゃないですか。
今夏は相当お世話になったのですが、
全世界的にブームだったんですか、ロゼ?
それとも、個人的に気になっていたから目に付いただけ??
きっと後者でしょう。
と、言うか、そう、ロゼ、が、好かったです、今夏。
事の始まりは初夏、スィエタがやって来た際。
私がランチとワインを担当したのだけど、
料理の内容が魚だらけなのに、
イレーナは白ワインが不得意、って場面に出会ったんだったかな。
ヴィノテカで頭を抱えていたのだけど、
(お好み=リオハ(赤)?それとも料理に合わせる・・・?)
決められない状況だったんで、
中庸取って、 ロゼ (店主に勧められたロゼのジャケが嫌で
”えーい、じぁこれだ、バティチ!”、って選んだ) にしたのが事の発端だったかな。
これが・・・
そう、思いの他、好!
以来、今夏は何本のバティチのロゼを頂いた事か・・・。
これ、
ちょっとしたレディキラー。
夏の蒸し暑い(そう、今年は珍しく少々”蒸し” 暑い日があった)日には、
キンキンに冷えたビール・・・も好いけど、
バティチのロゼ! が、レディキラー。
ほんのり薔薇。
と、言う事でアリガトウ。
今夏最後かも知れない、二本、本日購入してみました。
一本はお隣へ。
ご近所で
ご近所遊び。
市場脇の水場。
我が家は毎年夏になると、買い物=ここで30分。
何をするって、水(飲用水)の流れる溝にミニカーを並べて走らせる!
これが楽しんだ~!って。
一ヶ月ほど前。
いつもの通りミニカーをぱしゃーっと水しぶき上げながら走らせていると、
お子達が足を停めて、参加。
ブルー系の兄弟はオランダからの旅行者。
手前二人、ドイツ人だったかな。
気付けばケラケラ笑って6人とも水びしゃ。
その間、二家族のご両親は、
母、地図とガイドブックと睨めっこ
父、ファインダーを覗き、それぞれ我が子のベストショットを待っている。
と、いずれも同じ。
こういう場面では頑張って英語を搾り出してる長男。
「通じてるかな・・・」と、首を傾げて不安そうだけど、
通じていようといまいとノープロブレム。
ミニカー握って、赤子も参加。
こちら、
昨日仕込んだ鰯の南蛮アドリア海風(?)。
鰯のアドリア海風漬け、かな。
オーブンで塩焼きした鰯を、
ワイン&シェリーヴィネガー、砂糖、ローズマリー、オリーブオイル、
で、一煮立て。
一晩冷蔵庫で冷やしれおいたら、
味が馴染んで頭から尻尾まで柔らかく、
丸々4尾も娘がペロリ。
ファインドミーアソルーション
城でマリノとティナ夫妻に出会う。
初対面でお茶に誘ってくれ、
終わり行く夏の夕暮れを楽しみながら色々と沢山話したのだけど、
その中でふと私の使った
「そのうちに徐々に妥協を憶えて・・・」
って言葉に引っ掛かったマリノがぼそっと
「妥協は何の解決法でも無い。」、と、
言ったのが私の中に残って、
この二日間ずっと何度も何度も頭と心を行き来している。
偶然昨日は近所でマリノにばったり会ったのだけど、
午後は車でベオグラードまで走って行く、と。
そういや、
「なせばなる、・・・。なせぬは人の・・・」
ってのが座右の銘だったのになー。
いつの間にやら気付かぬ内に
「妥協を憶えて・・・」なんてポロっと言える様になってしまっているとは!!
しかも、 妥協 、ってやつを上手い具合にすっかり 知恵 の傘下に定着させて。
うーむ。
まだグルグル回るその一言。
意志と王道
なせばなるのだ! と空に向って強く叫んでみながらも、
俯いた瞬間、5万もの でも・・・ がポロポロポロポロ、こぼれ出るかも。
城のエキジビション堪能中のお子達。













