こんにちは^__^
皆さんは、暑い国は好きですか?
暑い国に行くと「飲み物がやたらと甘い!」と感じた経験はございませんか?
お茶にも砂糖やフルーツ、シロップなどが沢山入っていたり、見た事もない色の甘い飲み物があったり。。
暑い国はアジア・南アメリカ・アフリカなど世界中にありますが、とにかく飲み物は甘い物が多いです^__^
実はこの「甘い飲み物」には、理由があります!
そこで今回は、「なぜ暑い国では甘い飲み物を飲む?」という理由と、暑い国で人気の飲み物をご紹介します。
それでは早速!!
■「暑い国の飲み物」はなぜ甘い?
暑い国の飲み物は基本的にお茶でも甘くする傾向があります。
それは、暑さから身体を守るために甘くしています。
暑い国のフルーツや野菜は甘さが強く、水分量が多い物が多いですよね。
それでは、なぜ、暑さに甘さ「糖」が必要なのでしょうか。
●身体への水分の吸収速度を上げるため
研究で果糖とぶどう糖といった糖分が含まれる水分は、より早く体内に吸収されることがわかっています。
簡単に言うと、水だけを摂取するより、糖分を含んでいる方が吸収が早いのです(スポーツドリンクなどは必ず糖分が入っています。)
●糖分は水分を保持する
糖分は吸湿性が高い事でも知られています。
糖は身体に取り込まれるとグリコーゲンとして肝臓に貯蔵されます。このグリコーゲンが貯蔵される時に、4倍の水分が必要となります。その為、体内の水分保持の役割をしてくれます。
●身体を冷やす効果
糖分は、身体を冷やしてくれる効果があります。
●暑いとエネルギー消耗が激しい
暑さは、身体にとってエネルギーを消耗します。すぐにエネルギーとなる糖分を補う事で、頭や筋肉を働かせるのに役立ちます。
糖分がなければ、頭も働かず、筋肉も動かせません。
詳しくは以前の記事をご覧下さい→原因不明の体調不良!死の危険も?「低血糖不眠」が急増中!!
■暑い国の美味しい飲みもの
●インド
Ganne ka juice(ガンナジュース): サトウキビのジュースです。絞ったサトウキビにレモン、ミントを入れて再び絞ります。
その他、ラッシー(ヨーグルトに砂糖)やチャイなど皆さんがご存じの飲み物です。
●イラン
甘くて冷たいドリンクの事を「シャルバット」と言います。
イランはローズの蒸留水を飲み物や食べ物に必ずと言って良い程、入れます。
また、ペパーミントシロップを使用したドリンクなど、ハーブを上手に使用したドリンクが多いです。
イランの飲み物はザクロジュースを始め、美味しい物が多いので、旅行に行った際には、是非お試し下さい。
サフランティー:サフランに各砂糖を入れてシナモンを入れたお茶です。
ブドウジュース(葡萄を煮詰め、冷たくし、ローズウォーター、砂糖を加えた飲み物)
ローズウォーターとチヤシード(又は、バジルシード)のドリンクです。
●メキシコ
Agua de Horchata(オチャタ):炊いたお米、水、砂糖をブレンダーで混ぜ、最後にシナモンをかけます。
Agua de Jamaica(ハマイカ水):ハイビスカスティーに砂糖を入れた飲み物です。
●アフリカ
基本的にアフリカでは、お酒もお茶も牛乳で割って砂糖を入れる習慣が多いです。
南アフリカ:ルイボスティー(日本ではストレートで飲む事がほとんどですが、暑い現地では、ミルク、砂糖、蜂蜜などを入れて、甘いミルクティーにして飲みます)
ケニア:甘いミルクティー(チャイ)1日5,6杯は飲む
モロッコ、チュニジア:ミントティー(甘いミントティー)
メキシコのAgua de Horchata(オチャタ)は、私は大好きです。初めて作ってもらった時は感動して、学校から帰る度に、
友人宅に行き、みんなで飲んでいました^__^
ルイボスティーは、日本ではもう有名ですが、私のケープタウンの友人が言うには、「日本人は、ルイボスティーをストレートで
飲んでる?信じられない!まずいでしょ!砂糖入れないと!」と言っています。
日本人は、飲み物は甘くない物を好みます。
実は、和食は砂糖やみりんといった糖分を多く使う食べ物が多いのですが、海外は食事で砂糖を使う物は、あまりありません。
その為、日本人は糖分を食事から補えますが、海外だと、デザートや飲み物から補う傾向があります。
色んな飲み物が世界中にはあり、その地の歴史や植物、伝統などと関連してる事が多いので、是非飲んでみて下さいね^__^
以上です
IFA MOE
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