こんにちは^__^

 

皆さんは、蜂蜜とメープルシロップの違いをご存知ですか?

 

色も形状も似ているので、使用方法も、代用として使用されている説明も多いと思います。

 

しかし、この2つは、身体にとっては大きく異なります。

 

つまり、健康や美容面で摂取する際には、成分、栄養素が異なるため、体調に合わせて効率よく摂取した方が良いのです。

 

そこで、今回は、生蜂蜜とメープルシロップの違いをご紹介します!

 

それでは早速^__^

 

 

メープルシロップとは?

メープル(カエデ)の樹液を煮詰めて作る100%天然食品です。雪解け頃の20日間のみ、自然に流れだす樹液を1/40になるまで煮詰めます。世界のメープルシロップの85%はカナダで作られ、その中でもケベック州で93%作られています。

実は、このメープルシロップは、リスが樹液を舐めていて、それを先住民が発見し、春になると樹液を採取しに行き、それを先住民がヨーロッパ人にメープルシロップの作り方を伝授しました。砂糖は当時、とても高級品だったので、砂糖に代わりとなるメープルシロップは北米から世界へと拡大してゆきます。

 

 

メープルシロップの栄養価

メープルシロップは、カルシウムやマグネシウム、たんぱく質や糖質の代謝に不可欠な亜鉛、カリウムといった注目のミネラルをバランスよく含んでいます。ビタミン、アミノ酸、たんぱく質、67種類ものポリフェノールを含み、240種類ものフレーバーとアロマが含まれ、栄養価がとても高いのが特徴です。添加物を含まないため、乳幼児や身体が弱っている方も安心して食べられます。肥満抑制効果や、肝臓保護効果など、健康効果が高い事でも世界中で注目されています。

 

(メープルシロップの4つのカラー)

メープルシロップの中でもゴールドのように薄いカラーからブラウンのように濃いカラーまで4種類のカラーがあります。

実はこの4つは、成分は変わりません。摂取する時期の違いで、最も摂取時期が早いのが、下記の左側のゴールドで、ゴールデンと呼ばれ、探すのが難しくレアで一番人気です。右に行くにつれて、摂取時期が遅くなり、メープルのテイストも濃くなります。

 


 

メープルシロップの効能

①糖尿病やメタボリック

カナダのラバル大学のデジャルダン博士の研究により、は、メープルシロップにはアブシシン酸ファミリーの植物ホルモンが含まれている事が明らかになりました。これらの植物ホルモンは、インスリン抵抗性の発症を抑える作用を持ちます。アブシシン酸や、ファゼイン酸には、筋肉への糖の取り込みを活発にし、膵臓からのインスリン放出を促し、脂肪細胞へのインスリン感度を高める可能性があります。その為、糖尿病や、メタボリックシンドロームに期待されています。

 

②活性酸素を抑制(老化防止・抗がん作用・動脈硬化・運動後のリカバリー)

アメリカのロードアイランド大学のPh.D.NavindraP.Seeram博士は、メープルシロップには67種類のポリフェノールが含まれ、その中の9種類がメープルシロップ特有の成分である事を明らかにしました。その9種類のポリフェノールが、抗酸化作用により、激しい運動後の炎症や筋肉の損傷を軽減し、回復を早めます。

ポリフェノールは、活性酸素を抑制する抗酸化作用があるため、活性酸素による、シミやシワ、老化、動脈硬化や癌などを抑制する効果がある事が明らかになっています。

 

③肝臓を保護

脂肪分の多い食事の摂取で起こる肝臓の炎症を緩和したり、肝臓を保護してくれます。
また、高脂肪食で起きる肝臓の代謝の悪化を緩和し、肝臓の酸化を抑制してくれます。

④全身の炎症を抑制し、合併症を抑制

メープルシロップの有効成分ポリフェノールは全身の炎症を抑制し、2型糖尿病や動脈硬化のような合併症発症の抑制に寄与する可能性が明らかになりました。

⑤癌細胞の増殖を遅らせる

前立腺と肺がん、乳癌、結腸、脳腫瘍において、実験で癌細胞の増殖を遅らせる事が試験管内の実験で明らかになっています。

 

⑥脂肪肝を軽減

メープルシロップに関する動物実験において、メープルシロップのポリフェノール抽出物(Maple Syrup Extract, MSE)が、脂肪肝を軽減する可能性が明らかになりました。MSEを摂取すると肝臓に脂肪が溜まりにくくなり、その結果として血中の肝障害マーカーが低下した可能性が示されました。最近の研究によると、糖尿病患者の約半数が脂肪肝を併発しています。また、脂肪肝になると糖尿病の症状が悪化することから、その対策が必須となり、今後、メープルシロップが脂肪肝を抑制する食品成分の一つとして役立つことが期待されます。

 

⑦アルツハイマー

トロントの西部総合研究所、ロードアイランド大学により、天然メープルシロップの抽出物がミクログリア脳細胞における神経保護効果がある事が明らかになりました。それにより、アルツハイマーに有効ではないかという研究が進められています。

 

■メープルシロップ VS 蜂蜜

メープルシロップと蜂蜜は似ているようで、実は全然違う栄養素を含みます。どちらを摂取したら良いのでしょうか。

生蜂蜜は、栄養素が豊富でビタミン、ミネラル、酵素などを豊富に含みます。特にビタミンB群も含み、糖分がブドウ糖と果糖のため、吸収が早く、素早くエネルギー補給になります。また、抗菌作用が高いため、風邪や痛み、胃腸など、菌やウイルスなどのトラブルがある際には、生蜂蜜がお勧めです。

メープルシロップはビタミン類があまり含まれていないのですが、ミネラルが豊富に含まれています。カルシウムやカリウム、マグネシウムなどが豊富に含まれているため、汗などで失った電解質を取り戻すのに有効です。まさに天然のポカリスエットです。メープルシロップの樹液は、「メープルウォーター」と呼ばれ、天然の経口補水液として、海外で売られて、飲まれています。また、蜂蜜は、ボツリヌス菌が入ってるため、1歳未満の乳幼児は摂取できませんが、メープルシロップは、6か月以上の乳幼児は摂取できます。

 

 

簡単に言うと、生蜂蜜は、抗菌作用、抗ウイルス作用が高く、風邪やスポーツなどの汗などで電解質のバランスが乱れた際にはメープルシロップがお勧めです。

 

どちらも天然の甘味なので、両方持っていても料理や用途別に天然サプリとして十分に使用できます。

 

今回は、メープルシロップを使用した、天然の経口補水液「天然ポカリ」のレシピをご紹介致します。

 

「天然ポカリスエット」のレシピ

・水500ML  
・メープルシロップ 大1
・塩(ヒマラヤソルト/海塩)1/2
 
・グレープフルーツ汁、または、レモン汁1/2やライム汁 半分
 
混ぜるだけです!
 
※私がお勧めしているメープルシロップは下記の物です。
カナダのケベック州の中でも、由緒正しいブランドで、メープルシロップでは珍しいシングルエステートです。一番搾りで、世界で、流通していなく、大変希少価値が高い物です。
味が繊細なため、そのままでも、料理でも癖がなく使用できます。
 

 

※お勧めの蜂蜜はシドルハニーです。

これに勝る生蜂蜜はありません^__^

SIDR HONEY→詳細

 

※商品に関するお問い合わせ

メール:お問い合わせ  

電話:03-6273-0084

 

 

(蜂蜜に関しては以前の記事を御覧ください)
※蜂蜜に関する記事
メープルシロップは、洋食はもちろん、和食との相性が良く、みりんや砂糖の代わりに、和食を作る際に、
 
使用してみて下さい。煮卵や、煮物、黒豆、卵焼き、焼き鳥など何にでも合います。
 
特に、目玉焼きベーコン(上にかけるだけ)との相性は抜群でした^__^
 
是非、お試し下さい!
 
以上です
 
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