アロマの香りに包まれて…、介護のお仕事の舞台裏にもちょっと潜入 | 大阪高槻 神峰山の里 古民家ギャラリーねこ福 

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Timeless Comfort ~ 時間が止まる龍宮城 ~
築130年古民家をリノベーション、大地からの贈り物に包まれて内観するための空間をご提供しています。こだわって過ごす交流の場にも。大阪駅・京都駅から1時間、奇跡のアクセスで桃源郷へ♪

毎月11日は「介護を語る会」。

今月は30分ミニ講座によしざきよしこさんからアロマハンドマッサージを習いました〜。

お初に、男性のご参加もいただき、活気が増した交流会になりました。

 

ギャラリーねこ福は女性限定のような印象があるようですが、

おっさん気質の亭主はいつでも男性のご参加をお待ちしておりますよー。

 

 

 

 

アロママッサージオイルを使って、まずは自分の左手を手順を習いながらマッサージ。

そのあと、参加者さんどおしで右手を互いにマッサージ。

 

 

自分でのマッサージは考えながらとなりますが、

他の方にマッサージしていただくとお任せきりで気持ちが解放されますね。

 

とは言いながら、皆さん、他人のお世話はするけれどお世話され慣れていない方々、

ちょっとぎごちなさもあったかな?

 

 

そんななか、アロマセラピストのえびすみゆきさんは感覚をじんわり噛みしめて、

くつろぎのお手本のような姿でした。(右から2人目!)

 

 

どんな名施術も、受け手の受け入れ方で絶対効果に差が出ますよね。よく心得ていらっしゃる。

 

そんな私は指先から肩までむちゃくちゃ凝っていると、相モデルがよしざきさんだったので、

オプションで腕までブルブルとほぐしていただきました。

理由がその時は思いつきませんでしたが、

そうそう今週、子供の頃に可愛がってもらった叔母が亡くなったのでした。

とても悲しくて、そういった感情が身体に現れていたのでしょうね。

自分では気がつかないこと、ケアを受けると見つけてもらえたりしますね。

 

おかげで今日のキータッチはとても軽やかです。

 

 

介護施設でも、ケアを受けられた方の問題行動(徘徊など)が1〜2日ほど治まるなどの効果が認識されているようですよ。

 

ねこさんも巡回…

 

 

「ダメー!」って口で制しようとしても伝わらないこと、

触れ合うことで落ち着きを取り戻してくださり、結果お世話の軽減につながるそうです。

 

そういえば猫さんも、そわそわしてる時には、やめてやめてというよりは、

同調して撫で回してなだめる方が効果あります。

タッチングって大事なんだぁ。

 

他の方々も、

「身体も心も軽くなりました」

「体がふわふわしてます」

などと感想を寄せていらっしゃいました。

 

よしざきさん、貴重な体験させていただいてありがとうございました!

 

 

 

 

さて今回は、この他に、

看護師、ケアマネージャー、指圧師さんが参加されていました。

 

私、サービスを受ける側。

他、サービスを提供する側。

 

私が何かポツリと言うと、わーっと反論や非難が飛んできて止まらない。毎回のことだけれど。

それだけ介護・医療の現場というのは逼迫しているということなのかな。

 

私もサラリーマンだったから、体制に飲み込まれる個人の理念やその欲求不満はよくわかる。

お客様に言えること言えないことがあることもよくわかる。

それが、人の命や健康に関わる現場だからその感情の振幅がなお大きいのだろうな。

 

しかしまぁ、これが主流だとしたら利用者と提供者の溝を埋めることは到底難しいと思ったり。

その背景になる事情についても触れられていて、やむをえない現状にため息したり。

 

毎回思うことだけれど、

10年間誰かに言うこともなくもちろん施設に苦情することもなく伏せてきた所感に、

これだけの過剰反応ってすごいな、よっぽど日々苦慮されてるということなんだろうなと思うばかり…。

ご苦労様でございます。

 

 

 

そんな会話の中で、医者とうまくやっていこうと思うなら、

何も知らないという態度で崇めるのがコツだよって教えてもらいました。

医者は坊ちゃんだから…、もともとから庶民の事情なんかわからないの…。

笑えるけれど、説得力あって、微妙ですね。

 

じゃまくさ。

 

人一人の命について考えるとき、いちいちアホのふりするなんて余裕ないよー、

と言ったなら、

医者もそんな時は余裕がないねん、コツンと突かれると激情させてしまう、

とのこと。

確かに。

 

できれば庶民から奨学金でドクターになった方に当たりたいものです(笑)

そんなコモノが人の命に携わっているんだという現実を踏まえ、

医者の勧めを鵜呑みに受け入れることがないよう倫理面では心する必要があるということですね。

ドクターに悪気はなく、懸命に命に取り組んでくださっていることはよく分かっていて感謝しています。

でも、‘人としての大きさ’は別の視点で冷静に見極めるべきことかなと。

 

7月には、このアドバイスをしてくれた檜原有輝さんが、

こんな感じで、「介護施設・医療現場で上手に希望を伝えるテクニック」についてお話ししてくださます。

ご興味ある方、予定しておいてくださいね。

7月11日(水)14:30〜

 

 

来月は、「介護を語る会」の1周年です。

お祝いしよ〜♪ということで、ケータリングシェフにお越しいただいてのランチパーティです。

どなたでもご参加いただけますので、奮ってご参加ください。

 

 

「介護を語る会」12回集会

6月11日(月)12:00〜15:00

介護・医療について感じること・思うこと語り合いましょう

参加費 5000円程度

詳細は後日ご案内いたしますが、さっそくピンとこられた方は、こちらからお申し込みを♪

 

 

「介護を語る会」、詳しくはこちらもご参照ください。

 

 

 

今回の様子はよしざきさんがもっと詳しく紹介してくださっています。ご参照ください!

➡︎介護アロマ体験会】いつも手助けする役割からしてもらう役割へ

 

 

そして、初参加してくださった男性は、くくのち指圧治療院の山根和哉さん

とても穏やかで柔らかい空気の方でいらっしゃいました。高槻市栄町で開院されています。

HPからお人柄が伺えますよ。拝見なさってみてください。

 

 

もう一人の運営メンバーはケアライフスタイリスト きのいくこさん

 

 

今回もみなさん、ご参加くださりありがとうございました!