私はBMWが大好き。理由はよくわからないけれど、とにかく車はBMWだと高校時代から惹きつけられてました。
乗ってから理由がわかった。
そうそう♪この加速感!安定感。コーナリング、エンジンの振動!
理想がカタチになっていた。
乗って初めてわかったことなのに、出会う前から知ってたみたいな不思議さ。
車も人と同じで、その風貌に性能を醸し出してるんですかね。
「あなたって、かっこいいわねぇ。」っと、いまだに話しかけながら乗ってます。
ステイタスで乗ってるんじゃない。本当に好きなの。
そんなVickyも9年目となりました。
昨秋、ナビゲーションシステムっていう電気系統がショート。
懇意にしてる自動車整備工場では対応できない案件で、
見積もりに出すのが恐ろしく…、だいぶ長らく渋ってたのだけれど意を決してディーラーに向かったときのオハナシです。
- 買い替えの時期ですよ、これから次々と部品交換が嵩んできます、新車のメンテは3年間無料で…
などと説明を受けました。
常套トークきたきた。
点検中に新車の展示も覗いてみてたんだけど、
新しいモデルはガンダムみたいな角張った姿に進化してる。
運転席はパネル表示で、安全運転サポートが全車装備に。
パステルカラーも登場。520万円也。
うぅむ、テンションあがらな〜い。
- 僕なら買い替えます
っと担当さんの力のこもったアドバイス。
伝えるべきことはすべて話し終えましたってタイミングで、
- どうしても今の車じゃなきゃって思い入れがあるのですか?
っと聞いてくださった。
それで、
- 今の車は半分父が出してくれたんですよね…。
っと呟いたならば、
そこから潮目が変わりました。
- それを聞いてしまった今となっては、しっかりメンテナンスしながら乗り続けるべきだと僕も主張します。十分にいつまでも走り続けることができる車です。
っと。
なんか、いい話じゃないですか?
数字を上げるチャンスなのに、思い出をメンテで繋ぎましょうなんてご提案。
毎年の法定点検を必ず受けると約束して、修理部品を取り寄せてもらうことにしました。
思い返せば、花束を添えてもらって納車されてきたVicky。
お洒落だし、心があると思いません⁈
ディーラーへは、知人の工場ではできない案件でしか出向かないのだけれど、訪れるとしばしばスタッフのBMW愛を感じる。
- 足回りに関しては世界一の車だと思います!
っと熱く語るスタッフ。
それにウンウンっと激しく首を縦に振るわたし。
BMW愛は人の気持ちを繋ぐのよ。
そんな熱愛トークののちは、
カーナビのバージョンアップもついでにやっちゃおうと気が大きくなる。
再見積もりしてもらったならば、なぜか価格が下がって戻ってきた。
10%サービスしてくれるって。
大阪人だしね、こういうの更に嬉しくなっちゃう。
うんうん、これでいい。
いい決断ができたって合図に違いない。
サービスとは?にもいろいろな解釈があると思うけれど、普段触れるのとはひとつ上の定義を見せてもらってるなぁと感じるのです。BMWディーラー。
もうしばらく、ねこ福じいちゃんの嬉しそうな面影を乗せて走ることになりました。数少ない親孝行の思い出だし、大事にしなよってことかなと。
ねこ福を始めてからほとんど遠出をしなくなり、まだ5万Kmも乗れてないです。
60歳超えの車検前まで乗ると決めまして、10万Km越えBMW生活を充実させたいと思ってます♪