毎週水曜日連載中の『教えて!サクラバレエ』シリーズ。
『これからバレエを習いたいと思っている大人の方』に向けてのお話をしています。
今週も先週の続きからです。
先週の記事はこちら↓
これまで、見学や体験レッスンに来てくださった方たちとお話ししてみて、私が感じた、
『バレエを習ってみたいと思っている大人にとっての10大ハードル』
1.バレエやダンスがまったくはじめて
2.身体が硬い(←自分調べ)
3.自分の年齢でも大丈夫か
4.レオタードを着ることに抵抗がある
5.運動やダンスがあまり得意ではない
6.習い事をしてもあまり続かない
7.そもそもバレエを習うタイプのキャラではない
8.どんな雰囲気の教室なのかがわからないので不安
9.先生が怖いにちがいない。(バレエ経験者の方)
10.先生にきちんと教えてもらえそうな気がしない。(バレエ経験者の方)
について。
今週は、『7.そもそもバレエを習うタイプのキャラではない』について。
こう思われている方、ぜひバレエを習ってください!
・・そう思っていながらバレエが気になるということは、よっぽどバレエに惹かれているんだと思うんです。
このタイプの方は、実はそれだけバレエの魅力や良さがわかっているということです。
私も、はじめはそう思っていました。
ダンスを習うなら、自分はどう考えても『バレエ』というタイプではない、と。
背も高いし、声も低い。
どちらかというと、『フラメンコ』の方が似合いそうなキャラでした。
私、実は最初は、フラメンコのためにバレエを習いはじめたんです。
フラメンコを習う前に、姿勢をよくしておいた方が良いのではないかと習いはじめたのが、バレエでした。
だけど、バレエを習ううちに、女性は女性らしい所作、男性は男性らしい所作。
衣装も女性はパステルカラーにフリルにレースにスパンコール。
フワッと回ると一緒に衣装もフワッと回る。
お姫様や妖精さんがたくさん出てくるお話しの登場人物になるのです。
これが、実は私にとっては心が欲しがっているものでした。
子供の頃、ボーイッシュでショートカットだった私は、本当は多くの女の子たちがそうであったように、お姫様や妖精さんの世界に憧れていました。
髪も伸ばしたかったし、クルッと回るとフワッと広がるワンピースやミニドレスを着てみたかった。
お人形だって、ピンクのお洋服を着た子が欲しかったんです。
でも(恥ずかしいし・・)(そういうキャラじゃないから・・)と言い出せませんでした。
その、心のどこかで(自分には手に入らない)と諦めていたものが、目の前で繰り広げられるんです、バレエの世界って。
それだけで、心が満たされて、幸せな気持ちになれました。
(私なんかがバレエを習っているだなんて、笑われちゃう)と思っていましたが、誰も笑いませんでしたし、もし笑う人がいたら、その人とはさよならした方が良いと思います。
なぜなら、その人はあなたの心が満たされたり、幸せになることをバカにする人だからです。
そういう人と一緒にいても、幸せな未来は訪れませんから。
自分の心が欲しがる方へ。
誰に何と言われても、何と思われても、ワクワクする、心が踊る方へ進んでください。
コロナになって、バレエはどちらかというと『不要不急』に分類されてしまったかと思います。
大きな災害が目の前にやってくると、いつも、(自分がやっていることには意味がないんんじゃないか)なんて落ち込んだりもしました。
だけど、そのたびに私は自分がバレエを習いはじめた頃のことを思い出します。
(バレエって美しい)
(人の身体って美しい)
(“美しい”って、こんなにパワーがあるんだ)
(“美しい”って、こんなに人の心を動かすんだ)
(“美しさ”って、こんなにも癒しになるんだ)
感動して、そんな風に思いながら、レッスンに通っていた時のことを。
自分のまわりの風景に、急に色がついて見えたような思いだった時のことを。
バレエは無駄じゃない。
美しさには力がある。
自分も美しさをめざしていいんだ。
自分も美しさを身につけていいんだ。
そんな風に世界が180度変わった時のことを。
だからこそ、心の底からこう言いたいのです。
「私はバレエを習うタイプのキャラではない」と思っている人ほど、ぜひバレエを!と。
バレエを習うことによって、少しずつ少しずつ新しい自分と出会っていって欲しいのです。
最初は勇気がいると思います。
恥ずかしいと思います。
けれど、その恥ずかしさを超えた先に、なりたい自分や、自分の大好きな世界がきっと待っています。
最初はレオタードを着るだけで恥ずかしいと思いますが、それで良いのです。
少しずつ、少しずつ、自分らしく。
バレエの持つ、エレガントさ、優雅さ、上品さ。
あなたも身につけて良いのです。
恥ずかしければ、踊る時だけでも良いのです。
プロのバレリーナも、踊っている時はこの上なく上品で美しいけれど、普段は大股で歩き、手を叩いて笑い、階段を駆け登り、元気一杯だったりします。
もし、普段からそれを身につけたければ、自分でそのように意識すれば、だんだん自分の一部になっていきます。
ゆっくりゆっくり、なりたい自分になって良いのです。
(もう歳だから・・・)
(体型がバレリーナみたいじゃないから・・・)
なーんて、バレエを習うことを躊躇している方も同じですよ!
ちょっとずつ、ちょっとずつ、なりたい自分になっていいのです。
それを、どこよりも、誰よりも熱心にサポートしたくてうずうずしている講師がここにおります。
ここなら、講師や小学生や中学生や高校生、その父兄に・・冷た~い目で見られたりすることもありません。
だって、ここではみんなが同じ気持ちですから!!
そして、私はいつの日か、
「ねーっ?!そうでしょう?!バレエって本当に素晴らしいでしょう?!バレエ習って良かったでしょ?!」
ってみんなで一緒にキャーキャー盛り上がりたいです。
20年以上たった今でも、自分が『バレエの美しさ』や『その中に自分がいる幸せ』を感じたあの時のことは鮮明に憶えています。
それくらい、強い印象が残っています。
あなたもぜひ!勇気を出して、バレエの世界に脚を一歩踏みこんでみてください!
サクラバレエなら、ひとりじゃない。
ぜひ、スタジオで、お待ちしています
◇
あなたもバレエをはじめてみませんか?
サクラバレエでは、ただいま冬の入会キャンペーン中です!↓
ぜひ一度、見学・体験レッスンにお越しください。
サクラバレエは、いつでも見学・体験レッスン受付中です!
まずは、ポチッと↓
ビジター、チケット会員の方向けのレッスンネット予約はこちらをポチッと↓
サクラバレエは大人からバレエをはじめる人のためのバレエ教室です。
クラシックバレエを大人向けに、1人1人にレベルを合わせたクラス設定によりきめ細かい対応を図り、1年間のカリキュラムを設定し、一貫したバレエ指導を行います。
「大人だって、バレエが好き!」
「大人だって、バレエが上手になりたい!」
「大人バレエって楽しい!」
あなたも、私たちと一緒にレッスンしませんか?
大人からバレエをはじめても、きちんと丁寧にレッスンをすれば、必ず上達します。
バレエ経験がまったくない方、大歓迎です!
私たちが大切にしていることです。
“大人だからこそ、きちんと言葉で説明してもらえること”
“大人も子供と同じように、細かいクラス設定で段階を踏んで学べること”
“教師の思い付きではなく、全クラス同じカリキュラムのレッスンを受けることが出来ること”
“大人を出来るだけケガなく安全にバレエを踊らせてあげること”
“大人を上手にすること”に松岡修造さんばりに情熱を燃やす教師が、ここにいます
そう、一番大切なのは“情熱”です。
私も大人になってからバレエと出会いました。
そして、同じような気持ちを持つ、あなたに出会えるのを待っています
ぜひ、一緒にバレエを楽しみましょう
◇
こちらのブログでは、大人の方からの、『バレエ』に関する素朴な疑問・質問を募集中です!
みなさんからの質問を募集します。
下記をクリックしたら、フォームサイトになります。
掲載採用の際はお名前は表記しませんので、ご安心ください。
全てに答えられないかも知れませんが、出来る限りお答えしようと思います。
ご質問、お待ちしています!
サクラバレエのホームページ