お正月から、急にスイッチが入って、振り付けをしながら踊っていた桜です。
なんだか年末から体調がパッとしないなぁ~と思ったら、ストレッチしたら秒でなおりました。
バレエあるあるですね。
年齢的なこともありますが、身体って、本当に全身くまなく使っていないと油が切れたみたいになってしまって、ギスギス、重~くなってしまうんですよね。
これはバレエを通して自分の身体と向き合う習慣の中から身につけたものです。
レッスンがない日でも、たった15分ほどでも、毎日身体をメンテナンスしてあげないとなと、再認識しました。
さて、私の今年の目標は・・
『踊る』です。
最近、また踊りたい熱がメラメラと。ええ。
2~3月は、基礎を重視するサクラバレエにしてはめずらしく、毎年“踊る期間”です。
今年はさらに2月からヴァリエーションクラス(踊るクラス)がはじまるので、そこに向けて振り付けの確認をしたり、今年は今から発表会『ジゼル』の作品構成・振付に少しずつ入っていて、作品を見たり、音楽を聴いたりすることが多いです。
表現することが大好きな私は、ウズウズします。
昨年の発表会が終わってから、忙しさにかまけて自分のレッスンがまったく出来ていなかったので、振り渡しまでに、早く必要最低限のお手本が出来る身体に戻さなくてはと燃えております。
(いや、そんなにすぐは戻らないんですが)
まさか、うちで『ジゼル』をするとは・・。
いえね、私の先生がジゼルを発表会ではされなかったんですよ。
「死人の話は嫌い」と言われてね。
『ドン・キホーテ』のように、明るく元気な作品がお好きな方だったんです。
当然、私も踊ったことありません。
ヴァリエーションは指導したことがあります。
コンクールでジゼルで賞を取ったことのある生徒がいて、大人になってジゼルをもう一度極めたいとのことだったので。
ただ、今回は全幕のハイライトなので、今から1から勉強して、作品を組み立てて、振付指導して、自分も踊るというスゴ技をやらなくてはなりません。
資料などはもともと、いつでも取りかかれるように各作品揃えて軽く下調べはしていますし、自分が踊ったことがあろうがなかろうが、どっちにしてもやるんですけれど。
試練です。
バレエ講師が必ず通る道です。
それなら、やらなくてもいいんじゃない?と思われるかもしれませんが、やりたいんだから仕方がありません。
普通のバレエ教室は発表会で上演する作品が決まっていることも多く、だいたい『白鳥の湖』→『眠れる森の美女』→『ドン・キホーテ』あたりをグルグル回っていたりするのですが、せっかく自分で作品を選べるようになったのです。
なんなら、バレエ団ばりのレパートリーにしちゃおうかとたくらんでいます。
海賊、コッペリア、シンデレラ、シルフィード、ラ・バヤデール、シルヴィア、ラ・フィユ・マルガルテ、ライモンダ、こうもり、いつかはパキータ

ロミオとジュリエットとか、発表会でやってるの見たことないけど、いつかできると良いな~。
バルコニーのシーンとか、憧れない人います?って思っちゃう。
でも、そのためにはたくさんたくさん勉強が必要です。
『先生』と呼ばれるということは、一生勉強なんだなとなってから気がつきました。
話がそれました。戻します。
今回、私が『ジゼル』を上演する気になった理由は色々あります。
1、実は結構みんなジゼルが好き
私は雑談のついでに、「みんな何の作品が好き?」「どのヴァリエーションが踊りたい?」などと聞くことがあるのですが、「ジゼル!」と答えるお嬢様たちがとても多かったんです。
ヒアリングしたのは少し前のメンバーでしたが、金平糖の精と2大人気でしたね。
「人生で1度だけ、最高の舞台に立って何でも自由に踊れるとしたら、何を踊りたい?」
なんてと聞くと、(これは特にバレエ経験者の方が多かったのですが)
「それはやっぱりジゼル!」
「ジゼルがいい!」とおっしゃるのですよ。
(ふ~ん、ジゼル?)あの静かに踊る、私的にはあまりストレス解消出来なさそうな感じのジゼル?←こらっ
エプロンついたちょっと地味目なお衣装で踊るジゼル?←こらこらっ
(私は、自分が踊るならティアラをつけたお姫様系の役や、格好良いキトリやエスメラルダが好きだったので)
でもね、そこで(あ、でも、聞いてみて良かった)と思いました。
みんなの意見を気かなければ、うちでは一生上演されることがない作品でした。
私の先生がそうされていたように。
でも、そんなに好きな人が多いなら、やってみましょう!という気持ちになりました。
2、実はジゼルが似合う人が多い
うちのスタジオ、私のように目立ちたがり屋で、前へ!前へ!ってタイプの人もいますが、どちらかというと、ほおっておいたら後ろへ、後ろへ行くタイプの人が結構多いのです。
普通のバレエ教室は、大人も子供も、前へ!前へ!タイプが多いのですが、そう考えたら、じゃあちょうど良いなと。
後ろへ下がるタイプの人たちは、役作りしなくてもそのまま踊れるやん、と。
ジゼルにしろ、ミルタにしろ、ウィリにしろ、前へ出てずっとしゃべってるようなタイプの役ではないので。
前へ前へタイプの人たちは、演技力がいりますが、それはそれでまた面白いじゃないか、と。
3、人間の本質を描いた作品で、かなり深い。本気でやると、かなり面白い。
浮気者(諸説ありますが)のアルブレヒトと、一途なジゼルの物語は、
“何かしらやらかす男”と“それを許す女”
“許されることで前に進める男”と“許すことで成長する女”
という、人間の男性性・女性性の本質を描いていると思います。
白鳥の湖のジークフリート王子もそうだけど、バレエの男性たちって、何かかんかやらかしてる。
取り返しのつかないこと、やらかしてる。
バレエって敷居が高い、なんて言われますが、さすが100年残る作品は、人間の本質をしっかり掴んで描いています。
また、ジゼルは1幕と2幕では、生と死をはっきりと描き、より生の素晴らしさを引き立たせる構成になっています。
アルブレヒトもヒラリオンも、男性が1人もいない中でつくりあげる『サクラバレエ版ジゼル』。
静かで大人しいだけの作品ではなく、この“白いバレエ”の静寂の中、踊っている人たちから“青い炎”が燃え立つのが見えるような、ある意味ドラマティックな作品に出来ればと思っています。
4、実はめちゃくちゃドラマティック
そう、『ジゼル』は派手ではない振り付けの中に、実は隠れた情熱やドラマてんこ盛り。
演技・表現が好きな人にとっては、想いをたっぷり込めて踊れる、私タイプの人にとって、大好物な作品なのです。
ジゼルやミルタ役じゃなくても、同じ舞台の上でドラマがおこっているのをワクワクしながら見届ける瞬間がたまらない!
5、大人にジゼルは似合う
恋人に騙されて絶望する役は、たぶん小・中学生よりも大人の方が上手です。
あと、雰囲気を出したり、表現するのも、大人は上手です。
作品も色々な解釈をしてのぞむことが出来ます。
ああ、どの役でも良いから早く踊りたーい。
← 待ちなさい
コールドが苦手な我々が、いかに息のあった群舞を踊って見せるのかも、見どころの1つになることでしょう。
アラベスクの練習しなくちゃ。
ワクワク。
がんばります!
◇
さて(実はここからが本題)、サクラバレエでは今日からレッスン始めです。
本日のレッスンは満員御礼ですが、明日以降のレッスンはどなたでも受講していただけますので、ぜひお越しください。
ここから急にQ&Aになるのですが、「ビジター」と「チケット」と「月謝」ってどう違うの?とご質問をいただいたので、ご説明しておきますね。
ビジター・・・入会しないでレッスンを受けること。岡山に行けるのはがんばっても年に数回という方など、海外・県外の方におすすめ。
チケット・・・入会して自分が行ける時にレッスンを受けること。仕事がローテーション制で決まった曜日に通うことがむずかしい方や、県内や近県にお住まいで、毎週は今は通えない、という方におすすめ。安全のため、月2回以上の受講をお願いしています。
月謝・・・入会して毎週決まった曜日の決まったクラスを受けること。ケガを防ぐためと、上達するために、出来るだけ月謝での受講をおすすめします。
ビジターの方や、これまでにサクラバレエでレッスンを受けたことがある方(体験レッスン・オープンクラス・OGなど)は、下のボタンからご希望のお日にちを予約して、当日スタジオまでお越しください。
お電話、メールでの問い合わせでも大丈夫ですので、わからない方は直接お問い合わせください。
サクラバレエがまったくはじめての方で、入会をご検討されている方(月謝・チケットでも受講希望の方)は、まずは見学・体験レッスンにお越しください。
それから、入会を検討されている方へお知らせですが、ただ今、冬のキャンペーン中です!
◆冬の入会キャンペーン
サクラバレエでは、冬の入会金割引キャンペーンをおこなっています!
ご入会されますと下記の特典がついてきます!!
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入会金半額 ¥10,800 → ¥5,400!
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※体験レッスンを受けずにご入会される場合は入会金500円引き!!
※体験レッスン当日にお支払いをしていただ方に限ります
11月~1月に体験レッスンを受けて、3ヶ月以内に入会された方限定です。
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1月末までですので、ぜひ一度サクラバレエへお越しください!
◇
私と同じように、踊ることが大好きな方、演じることが大好きな方、“情熱の女”タイプの方、私たちと一緒にバレエを踊りませんか?
サクラバレエにいるのは、みんなバレエや表現することが大好きな大人たち。
バレエを踊るためには、コツコツと基礎を積み上げるしかありませんが、みんなと一緒なら楽しく学べます。
(いつか、舞台の真ん中であの役を踊ってみたい・・・)
(いつか、スポットライトを浴びながら、クルクル回ってみたい・・・)
そんな想いを抱いていても、普通のバレエ教室では、とてもじゃないけれど、口に出すことは出来ません。
(上手になりたい)とさえ、思ってはいけないような雰囲気があるところがほとんどです。でも、
「大人だって、バレエが好き!」
「大人だって、上手になりたい!」
好きなものを好きだといって、なにが悪いのでしょう。
夢や理想を胸に抱いてはなぜいけないのでしょう。
こんな時代だからこそ、自分に正直になりましょう。
自分に正直に生きましょう!
大人だって、夢を見ます。
落ち込むこともあるし、ちょっとしたことで天にも昇るくらい幸せな気持ちになったりもします。
心はいつも自由です。
自分の心の声をしっかりと聞いてあげてください。
そして、もしよければ、私たちと一緒に愛と夢をさけびましょう!
今年、あなたにお会いできる日を楽しみにしています!
◇
▶見学・体験レッスンのお申込みはこちら
サクラバレエは大人からバレエをはじめる人のためのバレエ教室です。
クラシックバレエを大人向けに、1人1人にレベルを合わせたクラス設定によりきめ細かい対応を図り、1年間のカリキュラムを設定し、一貫したバレエ指導を行います。
「大人だって、バレエが好き!」
「大人だって、バレエが上手になりたい!」
「大人バレエって楽しい!」
あなたも、私たちと一緒にレッスンしませんか?
大人からバレエをはじめても、きちんと丁寧にレッスンをすれば、必ず上達します。
バレエ経験がまったくない方、大歓迎です!
私たちが大切にしていることです。
“大人だからこそ、きちんと言葉で説明してもらえること”
“大人も子供と同じように、細かいクラス設定で段階を踏んで学べること”
“教師の思い付きではなく、全クラス同じカリキュラムのレッスンを受けることが出来ること”
“大人を出来るだけケガなく安全にバレエを踊らせてあげること”
“大人を上手にすること”に松岡修造さんばりに情熱を燃やす教師が、ここにいます
そう、一番大切なのは“情熱”です。
私も大人になってからバレエと出会いました。
そして、同じような気持ちを持つ、あなたに出会えるのを待っています
ぜひ、一緒にバレエを踊りましょう
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