3/27に有料配信された
土井善晴さん、中島岳志さんの対談
料理と利他『21世紀のええ加減について』
を視聴しました。
(これは、前回2/17配信の続きのお話です)
今回もリアルでは聞けなかったので、
アーカイブ視聴となりました。
配信の内容は、
政治、歴史学者の中島岳志さんと
料理研究家の土井善晴さんとの対談で、
お二人の共通ワードである”利他”についての
お話をなさっています。
利他とは他人のために利益を与えたり、
何か尽くすことですが、
中島岳志さんは『思いがけず利他』
土井善晴さんは『料理と利他』
という本を書いていらっしゃいます。
今回は48年間続いたテレビ朝日の番組
『おかずのクッキング』終了もあり、
番組のお話を沢山、聞けました。
とても興味深かったのは、
「どうしたら、視聴者が作りやすいかを
常に考えていて、そこに自分(の料理)は
一切、なかった」という所です。
まさに”利他”ですよね。
自分がどうしたいかではなく、
相手のことを一番に考える
この土井先生の奉仕の精神が
長寿番組になった所以なのだと感じました。
そして今回もまた、一汁一菜について、
熱く語っていらっしゃいました。
土井先生の考える一汁一菜は、
ごはんと具沢山の味噌汁にお漬物が最小単位
これ、主婦にとってはリアルに有難い~
ごはんと具沢山の味噌汁に1品のおかずは、
たんぱく質と脂質を摂り過ぎることがないので、
健康という観点からも最適な組み合わせです。
お二人のお話は料理だけでなく、
ロシア、ウクライナ情勢、北京オリンピック
などのスポーツにも及びました。
有料ネット配信は、
このお二人の対談が初めてでしたが、
なかなか、面白いですね。
今後も色々、聞いてみたいな~と思いました。