『一汁一菜』とは、ご飯を中心とした
汁と菜(おかず)のことです。
料理研究家 土井善晴先生も
推奨しておられます。
和食と言えば、
『一汁三菜』と言われていますが、
主菜1品に副菜2品の三品を
作らねばと思うと大変ですよね。
時間もかかるし、
材料代も馬鹿になりません。
『一汁三菜』を理想的な食事とすると、
作れない時はストレスになりますが、
一品でもいいと考えると、
気持ちも楽になります。
消化吸収の観点からも
『一汁一菜』はお勧めです
おかずが多いとどうしても、
たんぱく質や脂質の割合が高くなります。
たんぱく質や脂質の割合が高いと、
消化に時間が掛かるので、
胃腸に負担が掛かります。
栄養素の理想バランスは、
たんぱく質15%
脂質25%
炭水化物が60%です。
見た目のバランスで、
ご飯6割、おかず4割とすると、
理想的な栄養素の割合になります。
このバランスだと、
胃腸に負担が掛からず、
消化吸収もスムーズになります。
脂肪の蓄積も防げて、
生活習慣病の予防にもなりますね。
一品作る余裕もない時は、
お惣菜を買ってもOKです。
私も会社勤めをしている時は、
コンビニもよく利用しました。
但し、コンビニのお惣菜は、
出来るだけ、賞味期限が短いものを
選ぶことをお勧めします。
賞味期限が長いほど、
添加物や保存料が沢山入っています。
余計なものを入れすぎると、
腸内環境も悪化しますので、
時間が取れない日が続く場合は、
ご飯と味噌汁プラスご飯のお供で、
さくさくっと済ませる日があってもいいですね。