思い出したんでしょう? あの時の、快感・・・~レディー・ドラゴン②~ ~レディー・ドラゴン②~ | 立ち止まったハートが前進する!未来が視える奇跡リーディング

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【未来が視える!奇跡リーディング】で、立ち止まったあなたのハートを開きます。女性の健やかな幸せのためにポラリスは輝きます。人響三九楽ヒビキサクラ

無限∞の愛と豊かさや可能性を開く美開女になる「心のフィニッシングスクール」プリンシパル&宇宙ビジョン作家の人響三九楽ひびきさくらです。

 

なぜ8割で開くと、愛も豊かさも開くのでしょう?

 

何を8割、開くといいのでしょう?!

 

それは、こちらをお読みくださいね。

 

 


もうどれくらい夫と、していないんだろう?~レディー・ドラゴン①~

 

璃宇はネットで見つけた5人の女性の小説を、むさぼるように読んだ。

 

悲劇の女性、としてドラマや映画に描かれているお市の方が、平気でsexフレンドを作っていることにビックリした。

その娘の茶々が、子ども得る事だけが目的のsexにおののき、彼女の愛に仰天した。

女性として最高位につきながら、生涯、誰にも抱かれることのなかった寧々に涙した。

自由奔放に見える千姫の、自分で選んだ生き方と愛に感動した。

そして、ここよりどこか、は自分で選べよ、と言った篤姫に心を揺さぶられた。

 

すべて読み終えた時に、声がした。

「カラッカラよ、あんた。」

えっ?!

と璃宇は、あたりを見回した。

その女の声は、すぐ耳元で囁かれたようにハッキリ聞こえた。

はぁ?!そんなことにも、気づいていないの?

と、上から見下ろし、あざけりもにじませているような口調だった。

 

静まり返った冷たい夜更けのリビングにいるのは、自分ただ一人だ。

夫はもう眠っている。

「誰の声?それとも気のせい?

こんな小説なんか、読むからだわ。」

背筋がゾクッと怖くなった璃宇は、急いでパソコンを閉じて、電源を切った。

 

その時、また璃宇の耳に声が聴こえた。

「あ~ら、また逃げるつもり?

そうやって逃げ続けて、こうなったんじゃないの?」

「えっ?!」

今度こそ璃宇は、金縛りにでも遭ったように、その場でフリーズして動けなくなった。

ありったけの勇気を出して、震える声で言った。

「あ・・・、あなた、誰?」

答えは返ってこない。

昔は、子ども達の声に溢れていた家族団らんの場所が、シーン、と静まり返っているだけだった。

テーブルの上に飾られたレッスンの見本のフラワーアレンジメントが、寂しく揺れていた。

 

ああ、まるでわたしのよう・・・

璃宇は美しく咲いている花を見て思った。

夫は、テーブルの上に花があろうとなかろうと、何も気にしていない。

璃宇が仕事をすることも、「家のことも、きちんとするなら」という条件で認めてもらえた。

どれだけ璃宇がおしゃれして美しく装っても、夫は何も言わない。

ヘアスタイルを変えても、気づかない。

細い7号の自分がすきだった夫は、13号になった自分はもう女として見ていないのだろう。

それに夫婦になって、もう25年。

仕方ないことだ、と璃宇は自分に言い聞かせた。

 

ならば、せめて仕事の話でも・・・とレッスンになかなか生徒が集まらない事や、生徒同士のいざこざがあって困ったことなど、夫に話をした。

「まぁ、趣味の延長だから、そんなに必死にしなくてもいいんじゃないか。」

と、夫はのんびりと的外れな返事をした。

そんなことを言って欲しいんじゃない!

どうして、わからないの?

璃宇はイライラした。

けれど、その不満や自分の気持ちを口に出すと、言い争いになりそうだったから、ぐっと押し込み口をつぐんだ。

夫は自分の答えで満足したんだろう、と思ったのか、またテレビに目をやった。

話はそれで終わった。

 

夫は、わたしのことを見ていない。

本当にわたしが聞いてほしいことを、聞いてくれない。

答えてほしいことを、応えてくれない。

sexの時と、同じじゃない!!

璃宇は、またあきらめた。

争うよりあきらめる方が、ずっと楽だったからだ。

 

テーブルの上の花を見ながら突然、璃宇は悟った。

この花は、わたしだ。

わたしは自分の心を満たす為に、花を飾っているのかもしれない・・・

英会話・お菓子作り・カルトナージュなど、子供から手が離れいくつも習い事をした中で、一番熱心に取り組み最後まで残ったのがフラワーアレンジメントだった。

何かを埋めるように花に夢中になったのは、こういうことだったのか・・・と気づいた。

 

レッスンに向けどんなアレンジメントにするか花に向き合っている時、甘い香りを放つ、色とりどり美しい花々は官能的で挑戦的だった。

見て、見て、わたし、綺麗でしょう?

ほらほら、わたしを選んでごらんなさいよ

遊郭でしなを作る艶やかな女たちのように、花々は競って璃宇を誘惑し、挑発する。

じっと見ていると、花弁はとてもエロティックだ。

生理前にその花弁を見ると子宮がうずき、ムラムラした気持ちになったことがあった。

その時、横で眠る夫のベットに忍び込もうか、とも考えた。

けれど、うるさがられたり拒否されるのが怖かった。

それに・・・素直に夫のベッドに入ることができていたら、ここまで時間が空くこともなかったことに気づいた。

夫はすぐそばにいるけど、本当の自分は何万光年も離れた場所にいる気がして、じっと自分のベッドで固まっていた。

それでも、水を吸ってしっとり濡れそぼった花弁が頭に残って、イビキをかいて眠っている夫を確認し、そっと背中を向けた。

自分で自分の下半身にそっと手をやると、そこもじっとり濡れていた。

その花弁をゆっくり開き、指が触れるとやさしく円を描くように動かした。

やがて気持ちのいい泉を見つけ、そこに指を入れると

「あっ」

と小さく声が出た。

ビクン、とお腹から下半身が動き、お尻が浮き上がった。

これまで夫とのsexで感じたこともない快感が身体を貫いた。

固く閉じた目の奥で、稲妻のように一筋の光がスパークして弾けた。

その光が消えた後も、快感の波が収まるまでしばらく動けなかった。

 

これがイク、ということなのかも・・・

後に残ったのは、気持ちよさよりも、恐ろしさと罪悪感だった。

そのままお風呂場に走り、シャワーを浴びた。

快感を得た指と下半身をジャブジャブ洗い、身体の記憶も洗い流した。

 

とんでもないことをしてしまった・・・

いけない、こんな快感を覚えたらずっと自分でやってしまう・・・

そこに行ってはいけない

デンジャー、デンジャー

パトカーの赤いサイレンのように、警告音が璃宇の中に鳴り響いた。

それは、璃宇にとって「いけない秘め事」だった。

だから、その日以来きっぱり止めた。

 

「思い出したんでしょう?

あの時の、快感・・・」

また声が聴こえた。

ハッ、と璃宇はまた現実に引き戻された。

目の前に、誰かの姿が見えた。

 

「あ・・・、あなたは誰?

どこから来たの?

何を知っているの?」

璃宇は震えた声で、目の前にいる女に聞いた。

 

 

 

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