【今日の酒人】いつもご遠方から本当に有難うございます
北村さん、いつも垂水区から遠路この北区花山までご来店いただき
本当に有難うございます。
花山から垂水へ引っ越されて3年くらいになりますでしょうか。
以降もずっと花山酒店をごひいきにしていただき、感謝いた
しております。
思えば、北村さんとのお付き合いは、花山時代を含めて20年以上
になります。
以前から、お酒はいつも当店にお任せ。お奨めの旬の純米酒を
お買い上げいただいています。
信頼していただいていることに感謝いたしますとともに、
まさに身の引き締まる思いです。
土木、建築の責任者としてのお仕事をされている北村さんの
明日へのエネルギーとなるようなお酒をこれからもお奨めして
まいります。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
最初の「酒人」は、巽康太郎(たつみこうたろう)さん
先週の7日からこのプログを書き始めました。
そのきっかけは、マイベストプロにも登録されている
DTSコミュニケーションズの山端秀明さんとの出会いでした。
WEBのことで山端さんにご相談したところ、いろいろと
本当に親切にアドバイスしていただきました。
プログが開設でき、山端さんの手ほどきでこのように
更新できるようになりました。夢のようなことです。
本当にありがとうございました。感謝、感謝です。
そして、今日初めて、このプログの本題である
「酒人(さけびと)」のご紹介をさせていただきます。
20年来の当店の日本酒のお客様、巽康太郎さん。
まだ地酒がまったく普及していなかった頃、月に一度、
地酒を知っていただくためにチラシを新聞折り込み
していました。
それに興味をもっていただき、その時からの長い
お付き合いです。
巽さんのお仕事は庭師。有馬温泉の老舗旅館、兆楽の
お庭を手入れされ、守ってこられて今年で20年。
さらには、これも20年ほど続く当店の地酒頒布会、
(冬6カ月・夏3カ月)のすべてを飲まれている唯一の方
でもあります。
全国の地酒を飲まれて20年、「秋田や長野がええなあ、
新潟の酒やったら柏崎の越の誉がええなあ、とにかく
旨い酒に出会うとたまらんわなあ」と目を細められます。
そういえば、買って帰られた夜に巽さんからこれまでに
何度かお電話をいただきました。
「この酒、ほんまに旨いなあ。最高やわ」。
まさに酒屋冥利につきるお言葉です。
さて、本日の巽さん、今年初入荷! 静岡は焼津の
山政さんの「初かつおのたたき」をお酒と一緒に
買って帰られました。
「付き合わせは、玉ねぎとネギとショウガやったな」。
独り言を残されて帰って行かれました。
さて今夜は、巽さんからの電話が有りや無しや。
宮城県から一ノ蔵さん ご来店いただきました
本日、長いお付き合いをさせていただいている宮城県の
一ノ蔵さんが花山酒店に来られました。
神戸市北区まで遠路はるばる本当に有難うございました。
お蔵の近状などお聞かせいただき、大変勉強になりました。
左の方が浅見執行役員さん、右が営業の佐藤さん、中央が私。
ということで、少し一ノ蔵さんのことをご紹介させていただきます。
仙台から北へ約40km、大崎平野に位置する蔵のある
宮城県大崎市松山は、成瀬川が流れ水田が一面に
広がる静かな町です。
蔵は町の奥まった丘陵を切り開いて作った5万坪におよぶ
広大な敷地を有し、三方を緑の山に囲まれた自然豊かな
環境にあります。
創業以来、伝統の技と心を頑なに守り、手を掛け心を掛けて完成度の
高い日本酒を造り続ける一方で、醸造発酵技術を応用した商品開発
にも積極的に取り組み、ローテクとハイテクのバランスの取れた
ものづくりがこのお蔵の特徴です。
平成16年には農業部門「一ノ蔵農社」を創設し、環境保全型農業にも
熱心に取り組んでおられるお蔵です。
飲みごたえのある伝統的な酒から、低アルコール酒まで、
バラエティー豊かな商品のラインナップ、蔵元定番とも言える『特別純米酒』
シリーズは、清々しい香りとふくよかな味わいが口中にすべるように
広がります。
尚、7月13日に神戸で「第2回 一ノ蔵を楽しむ会」を開催いたします。
詳細が決まりましたら、改めてご案内いたしますのでお楽しみに。
泉酒造さんの新商品発表会に参加
今日は、神戸市東灘区御影塚町にある泉酒造さんの新商品お披露目の会
でお蔵まで行ってきました。
そのお酒とは、仙介・大吟醸。すばらしい味わいです。
日本酒の最高峰、酒の芸術品とまで評される袋吊り・雫酒の大吟醸酒です。
ごく少量ですが近日発売されます。因みに価格は、720ml・5,150円(税込)。
阪神大震災で蔵が全壊。酒造りが途切れて12年後の平成19年に、酒造りを
復活された泉酒造さん。
復活の立役者はなんと写真の主、蔵元の娘さんの西野 藍さん。
灘のこの地での酒造りを復活させたい、という強い想いから酒造蔵を新設、
酒造りの基本を学び、そしてチャレンジ。
初年度は、ベテラン丹波杜氏の指導のもとに手探りのような酒造りだった
そうです。
今も若い蔵人達と一緒に蔵に入り酒造りに励む西野さん。
蔵人同士とても和のある、チームワークの良い酒造りをされているように
感じさせられます。良いお酒造りに欠かせない大切な条件の一つです。
仙介プランドのお酒も、年々種類が増えてラインナップも充実してきました。
これからも楽しみな、楽しみな神戸は灘の地酒です。
♪♪ 満開の花山桜
神戸の北極、我が花山にも春が来ましたのでお知らせします。
神戸市北区、花山地方の桜の開花や満開は、表六甲より例年、
ほぼ1週間ほど遅れます。これは標高300メートルのせいです。
今年も例年通りで、2日ほど前から満開の木が増えてきました。
店の前の神戸電鉄三田・有馬線の線路沿いに咲く花山桜は、
昨日が満開となったようです。
尚、桜の満開の定義は、一番最初に開花した花が散り始めた時、
木全体としては、八分咲きのころ、だそうです。
快晴の空とボリュームのある桜のコントラストがあまりに見事で
思わずカメラを取り出しました。が、写真の出来はもう一つでしたね。
レンズの前をつばめも飛び交い、この冬の厳しい寒さの後だけに、
桜の美しさとうららかさに、身も心もゆるやかにほぐされていく
ような一日でした。




