先週の「音故知新」です
Lucca Leeloo
「Sakamoto」(’24)
タイトル買いした1枚。
デンマークの人らしい。
プロフィールにはソフィスティ・ポップ, イタロ・ディスコとありますが、少なくともこの盤は個人的ジャンル分けはエレポップ。
アルバム・タイトルは、Luccaの息子さんが好きな日本のアニメ「日常」に出てくるネコの「阪本」と、自身が好きな「坂本龍一」へのトリビュートからとのこと。
坂本教授の影響らしいところは感じられない普通のエレポップ。
・Lucca Leeloo / Internal Sensations
House Gospel Choir
「Love is the Message」(’24)
Natalie Maddix率いる、’14結成のゴスペルとハウスを融合させたHouse Gospel Choirの2ndアルバム。
ハウス, ゴスペル合唱団の名にふさわしい内容。
パワフル, ソウルフルな歌唱で、ハウスやったり、ゴスペルやったり。
「Promised Land」などハウス・クラシックのゴスペル・カバーなども。
・House Gospel Choir / You
Jacqui Brookes
「Sob Stories」(’84)
多分中古屋で「エレポ」みたいなポップがついていたんで買ったんではないか?
バカラックのカバーなどを含む、それなりにエレポ, ニュー・ウェーブ。
惜しいKim WildeやAnnie Lennoxといった感じがしないこともない。
これ以外にアルバムのリリースも無く、この人は調べてもプロフィールなどの詳細が分からない。
・Jacqui Brookes / Lost without your Love
Various Artists
「π - Original Soundtrack」(’98)
Natalie Portman主演の「Black Swan」(’10)が一番有名?であろうDarren Aronofsky監督の低予算のモノクロ映画のサントラ。
「世の中の全ての事象は全て数式で表現できる」と信じる、数字に取りつかれたIQの高い主人公の男の妄想を描くという映画。(映画は未見)
元Pop will eat itselfのClint Mansellの曲以外は書き下ろしではないものの、エレクトロニカ, ドラム&ベース, トリップ・ホップなどのゴージャスなアーティスト勢揃い。
Orbital, Aphex Twin, Autechre, Massive Attack, Roni Sizeなどなど収録。
Clint Mansellはこの後はDarren Aronofsky監督とは長いお付き合いに。(「Black Swan」のサントラも)
・Aphex Twin / Bucephalus Bouncing Ball
今回のお気に入りは
Minotaur Shock
「Rinse」(’03)
英のDavid Edwardsの独りユニットMinotaur Shockの、以下の曲を集めた14曲の企画盤。
「Bagatelle EP」(’00)から4曲, 「Motoring Britain EP」(’01)から3曲, 「Rockpoolin' EP」(’02)から4曲(このうち3曲は国内盤ボーナス曲), 未発表曲3曲。
この頃、以前にも取り上げた英Pedro, Kim Hiorthøyなどと共に個人的にハマっていたローファイなエレクトロニカ~フォークトロニカ。
「どいつもマイナーだから分からん 」とおっしゃる方には、「Four TetとかMúmとかが好きな人にはいいかも」という表現で。
「こいつらも知らん 」とおっしゃられるようなら、過去記事
を参照下さい。
・Minotaur Shock / Motoring Britain
クリックしていただければ幸いです。
にほんブログ村