先週の音故知新です
Kajagoogoo
「White Feathers」(’83)
80年代エレポのKajagoogooの1st。
Duran DuranのNick Rodesがプロデュースしていたと言うのもあるか、Duran Duranの弟分みたいな言われ方もしていました。
英1位を始め世界的ヒットになった「Too Shy」や他のシングルもトップ20に入るヒットとなり、アルバムも英5位に。
もともとNick Beggs(ベース)がやってたバンドにボーカルのLimahlが加入してデビューしたものの、83年のうちにLimahlが金銭問題で揉めて脱退。
LimahlはソロになりGiorgio Moroderと組んで、映画「Never Ending Story(邦題: ネバーエンディング・ストーリー)」(’84)の主題歌などをヒットさせてます。
Limahl脱退後はNick Beggsがボーカルも務め、Kajaに改名したりするも、’85に3rdをリリースした後に解散。
Nick Beggsはその後はHoward Jonesと仕事やったりしてます。
Nick Beggsのベースは結構好き
・Kajagoogoo / Too Shy
Frank Zappa
「Apostrophe」(’74)
ザッパ史上初のビルボードのトップ10入りアルバム。
ザッパとの共演で名を上げたGeorge Dukeがキーボード, バック・ボーカルで入ってたりしますね。
フュージョン, ジャズ, ロック, 現代音楽, クラシックなど、様々なジャンルの音楽を取り入れた雑多でザッパな作風。
いつも作風や展開が読めずにつかみどころがなく面白い。
‘13に閉館した東京タワー蝋人形館のザッパ人形とかは何処へ行ったのでしょう?
オークションとかで売ったのか?
・Frank Zappa / Apostrophe
喜多郎
「シルクロード - 絲綢之路」(’80)
ニューエイジ系の大御所喜多郎。
喜多郎と言えばこの盤ですね。
NHK特集「シルクロード」のサントラ。
グラミー賞ノミネートの常連ですが、’01に「ベスト・ニューエイジ・アルバム賞」を受賞しています。
「Platoon(邦題: プラトーン)」(’86)で有名なOliver Stone監督の「Heaven & Earth(邦題: 天と地)」(’93)でも音楽を担当し、ゴールデングローブの作曲賞を受賞しています。
坂本教授は確か喜多郎は嫌いだったんですよね。
喜多郎のど直球なアジアの旋律へのアプローチや音作りのせいでしょうか?
・喜多郎 / シルクロード - 絲綢之路
Pedro
「Early Pedro」(’02)
英のJames Rutledgeの独りユニットPedro。
’99の12インチ「Pedro」(’99)と「Chapel was my Dream」(’01)の2枚の12インチを合わせた日本独自企画盤。
アコースティック・ギターなどの生楽器も使用してのオーガニックでローファイなフォークトロニカ。
・Pedro / Lay down Mega Man
今回のお気に入りは
Mark Lettieri
「Can I tell you Something ?」(’24)
米のギタリストでSnarky PuppyのメンバーであるMark Lettieri。
意外にリリースしていて、8枚目のソロみたい。
トロピカル感を無くし、ファンク, ジャズ, ロック感を増量した西の高中正義?
結構かっこいい
他の盤も聴いてみよう。
Cyndi Lauperの名曲「Time after Time」(’84)のカバーも収録。
・Mark Lettieri / Canyon Run
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