酒と神社とテクノと私 -14ページ目

酒と神社とテクノと私

呑んだ日本酒、参拝した神社、テクノをはじめとする様々な気になった音楽の紹介です。
なかなか県外へ出られないので、熊本県外の神社への参拝へ行けません。

先週の「故知新」ですルンルン

 

 

 

ティン・パン・アレー

「キャラメルママ」(’75)

‘73に細野晴臣, 鈴木茂, 林立夫, 松任谷正隆でスタジオ・ミュージシャン, プロデューサーとして結成したキャラメルママ。

細野さんの経歴上、はっぴいえんど後のバンド。

翌年、ティン・パン・アレーに改名し、その1stアルバム。

メンバーの演奏はお墨付きの上に、さらに山下達郎, 大貫妙子, 矢野顕子, 荒井由実(松任谷由実), 後藤次利, 高中正義, 南佳孝, 久保田麻琴など日本の音楽シーンを代表する豪華メンバーも参加。

「Choopers Boggie」が圧巻ですが、ベースは細野さんじゃなく後藤次利でギターは高中正義。

 

 ・ティン・パン・アレー / Choopers Boggie

 

The Latin Jazz Quintet

「Latin Soul」(’08)

パーカッション, コンガ奏者のJuan Amalbertが率いるThe Latin Jazz Quintet。

’65にリリースされたもののCD化。

国内盤の帯には「ホアン・アルバート率いる謎に包まれた~」, 「ラテン、バップ、モードが絶妙に融合」, 「最高傑作にしてDJ垂涎の幻のアルバム」とあります。

「DJ垂涎」に惹かれて買ったんだったか?(中古で)

’65ものですが、全く古臭さは感じず、新しくさえ聴こえます。

Ray Charles, Miles Davisやメンバーの手による曲を、センス良い大人なラテン・グルーヴ~ラテン・ジャズで。

 

 ・The Latin Jazz Quintet / Rip a Dip

 

Various Artists

「Ohm Guru presents Future Sound of Italy」(’97)

なかなかアブストラクトで面白いことをやるアーティスト、イタリア人Riccardo RinaldiのOhm Guru。

Ohm Guruはイタリアのクラブ系レーベルのIrmaからのリリースが多いですが、アーティスト名が日本では発禁ものですね ショボーン

そんなOhm Guruが監修した、ダウンテンポな曲で幕を開けるアブストラクトな内容も基本的にはドラム&ベースなコンピ。

Irmaのサブ・レーベルLa Pazza Internationalからのリリース。

 

 ・DJ Rodriguez / Mystic Room 

 

New Order

「厚生年金会館, 東京, 日本 1985.05.01」(?)

8年ぶりに2月に来日してたんですよね。

せめて福岡まで来てくれればいいのに。

悔しいので、聴いてたのは「Low Life」(’85)を引っさげての初来日公演のFM放送音源を収録した海賊盤。

裏ジャケには最後に「Blue Monday」がクレジットされてるのに収録されてない…ショボーン

ちなみに、翌日の公演は「Pumped Full of Drugs」で映像化されています。

この盤では、それはそれはお聴き苦しいドタバタした演奏とバーニーの超絶下手くそな歌が聴けます。

下矢印の「Subculture」(6:22~)なんて特にひどい ガーン

Ian Curtisの死後、解散するでもなく、他のボーカリスト探すでもなく、こんなバーニーに歌わせて一緒に心中すること決めたメンバーもすごい。

なんでこんなの聴くか?って?

だってNew Orderだもの(by みつを)

 

 ・New Order / 厚生年金会館, 東京, 日本 1985.05.01

 

 

 

今回のお気に入りは !!

Can

「Ege Bamyasi」(’72)

Holger Czukay, Jaki Liebezeit, Irmin Schmidt, ダモ鈴木(鈴木健次)のクセ者軍団の4枚目のアルバム。

ジャケは、メンバーがトルコ料理のレストランで見たオクラの缶詰。

シングルの「Spoon」も大ヒットするなどCanの中ではポップで聴きやすい盤だと思います。

しかし、ポップとは言えCanのテイストを十分味わえる中毒性の高いサイケで実験的なクラウト・ロック。

ダモ鈴木の、まんま「びたみんしー ビックリマークむかっ」と発音するなど日本語英語でアナーキーで上手すぎない(そもそもそれが気に入られ勧誘されて2ndからメンバーに)歌唱も次の5thまでは堪能できます。(‘73に脱退)

 

 ・Can / Vitamin C

 

 

 

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天草市へ用事で行きましたので、1月末に約2年ぶりに大島子諏訪神社に参拝して来ました。

大島子諏訪神社の詳細はアップで。

 

アマビエの石神様の隣には新たな祠がありました。

昨年(令和6年8月)に奉納された祠のようです。

祠の側面には「昭和、平成、令和と三世代にかけ三度大惨事に遭い、生死を迷いながら幸運にも両親から授かった五体に戻った自分には運の神(福禄寿)が宿っておられるのでは、と運の神様へ感謝を込めて世の人々の幸運を願い、祠を祀ります。」とありました。

 

恒例の宮司さんの一言入り御朱印です。

それぞれ文言が違います。

 

天気が良かったので、境内から振り返ると二の鳥居~海岸沿いに立つ一の鳥居の向こうには海と島原が見えました。

 

今回は御朱印はこれをいただきました。

新しい神様も増えたことですし、また参拝に伺います。

 

 

 

 

 

 

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友人から「最近どんなの聴いてる?」と聞かれたのに対する返答と、自身の聴いた音楽の記録として書き始めた「故知新」です。

通勤の行き帰りにカーステで聴いている盤の紹介です 車DASH!音譜

先週の「故知新」ですルンルン

 

 

 

Omar Souleyman

「Ervil」(’24)

シリア人のAlmasikh Omar Sulaimanの5th?アルバム。

調べたら、3rdアルバム「Wenu Wenu」(’13)は、Four TetのKieran Hebdenのプロデュースでした。

シリアの民族舞踊ダブケの音楽をクラブ系音楽へ昇華。

エレクトリックでアラブでクラブ!

 

 ・Omar Souleyman / Rahat Al Chant Ymme

 

ABC★★★

「The Lexicon of Love」(’82)

Bryan Ferry系の伊達男、ボーカルのMartin Fryを中心に’80に結成されたABC★★★のデビュー盤。

YMO散開ツアーでドラムを叩いたDavid Palmerも在籍。

Trevor Hornのプロデュースで、Gary Langan, Anne Dudley, J.J. Jeczalikの結成前のThe Art of Noiseのメンバーも参加。

アルバムは英1位(米24位)、シングルは「The Look of Love」(英4位, 米ダンス1位)を始め4曲の英トップ20入りヒットを出しています。

オーケストラ・アレンジでゴージャス感も漂う1枚。

 

 ・ABC★★★ / The Look of Love

 

Radioactive Man

「Jam out the Kicks」(’24)

Two Lone Swordsmenの相棒Andrew Weatherall亡き後もソロで頑張るKeith TenniswoodのRadioactive Manの7thアルバム。

TLSのエレクトロ要素にはTenniswoodが大きく寄与していたのだろうと感じます。

味変に歌物も数曲入れながらの相変わらずで嬉しいエレクトロ。

 

 ・Radioactive Man / Under the Counter

 

Various Artists

「音版ビックリハウス 逆噴射症候群」(’82)

80年代のサブカル雑誌「ビックリハウス」の増刊号的な扱いで音声版としてカセットテープで¥ENレーベルからリリースされたもの。

収録の「飯場の恋の物語」(秋山道男作詞, 細野さん作曲, 伊武雅刀歌唱)が石原裕次郎 & 牧村旬子の「銀座の恋の物語」をパクっているのではとクレームが入り発売直後に回収になり、同じく細野さん作の「夢見る約束」に差し替えて改訂版として再発。

手持ちの音源は初回盤カセットテープですが、そもそもこの音源の評価が低かった?のと中古屋で買った時には既にカセットテープの時代ではなくなっていたので確か二束三文で入手したと思います。

しかし、同年半年後には第2弾「音版ビックリハウス ウルトラサイケ・ビックリパーティー」が出てるので人気あったのか?

内容は、お笑い, ドラマ, 曲などで構成され、似たような企画で言えば個人的には、スネークマンショー>>>>>S.E.T.>>ビックリハウス?

鈴木慶一, 三遊亭円丈, 高校生時代の大槻ケンヂ, コント赤信号などなども参加しています。

坂本教授の「ビックラゲーション」は曲として大好きでこの1曲のために買ったようなもの 爆  笑

「音版ビックリハウス逆噴射症候群(改訂版)」は、17枚組「¥EN Box vol.1」(’96)の1枚としてCD化されています。

 

 ・音版ビックリハウス逆噴射症候群(改訂版)

  坂本龍一 / ビックラゲーション (0:39~4:21)

 

 

 

今回のお気に入りは !!

Dorothy Ashby

「Afro-Harping」(’68)

米のハープ奏者(琴も演奏するらしい)、Dorothy Ashby。

50年代から活躍する、ジャズ・ハープの先駆者的な存在。

暖かく繊細なDorothyのハープにアフロなパーカッションが絡む、モンドでムード漂うハープ・ジャズ~ハープ・ソウル。

全曲いい ラブアップ

 

 ・Dorothy Ashby / Afro-Harping

 

 

 

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