大島子諏訪神社(アマビエの石神様)①【熊本県天草市有明町】 | 酒と神社とテクノと私

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呑んだ日本酒、参拝した神社、テクノをはじめとする様々な気になった音楽の紹介です。
なかなか県外へ出られないので、熊本県外の神社への参拝へ行けません。

天草にある大島子(おおしまご)諏訪神社へ参拝へ行きました。

5月11日に境内にアマビエの石像「病 鎮めの石神」が建立されたとニュースになりました。

神社の鎮座する場所は、1637年に天草四郎の軍がここより東の海岸から上陸、西進する際に幕府軍と遭遇して戦闘になった天草島原の乱の初戦地として史跡になっています。

 

 

鳥居の額束には「諏訪神社」とだけあります。

天草地方には諏訪神社系が多く鎮座するのが特徴のようです。

 

国道324号線を挟んで鳥居の向かいには、幕府軍の上陸を阻むために戦った場所とされる海岸沿いに古い鳥居が立っています。

 

 

御祭神:建御名方神, 八坂刀売神

1778年社殿が創建、1834年に大修営、さらに2013年に新社殿が建立されています。

 

 

境内には、天満宮、天満宮の隣には鳥居が古く額束の文字が読めないのですが、商売繁盛のご利益があるらしい末社?摂社?があります。

 

その並びに、石神様(アマビエの像)が鎮座します。

宮司さんによると、その昔、神社の東側周辺(石神地区)に珍しい形の石(石神)が祀られ、赤痢などの疫病から住民を守ったとされているそうです。

しかし、今はその詳しい場所や石の所在は不明となっているため、このコロナ禍をきっかけに疫病を払う石神を建立しようと考えたそうです。

大きさはそれほど大きくないのですが、宮司さんによると「神様を見下ろすようになる低さは望ましくないが、子供さんからも良く見えるような高さにはしたい」ということで子供目線と同じ程度のサイズ, 高さにされたそうです。

熊本県民限定ですが、6月10日放送のRKK熊本放送の「週刊山崎くん」(くまもと疫病退散パワースポット探訪)に出るとおっしゃってました。

 

御朱印は、良く神社でみかける用紙を使用しての書き置きでしたが、他所には無い印象の御朱印です。

たまたまお会いした宮司さんがとても気さくな方でしたが、その宮司さんの人柄が溢れるような一言入りです。

この様式だと毎回一言は変わるような気がしますので、何と書かれるのかも楽しみの一つになりそうですが、とにかく熊本市内からも遠いので頻回には参拝できそうにありませんショボーン

 

 

おまけ

 

参拝前に連れの希望で「リゾラテラス天草」にランチに寄りました。

昭和の時代からこの場所には、マツコの「月曜から夜ふかし(なかなか客が来ない観光地のために自虐CMを作る)」でも取り上げられた、ある意味熊本が誇る水族館「わくわく海中水族館シードーナツ」と、昔からひなびたおばちゃん達しかいないような雰囲気(勝手な想像ですみません)の「天草パールセンター」しか無かったのに、いつの間にか隣接してできていた小洒落たこちらにはカップルや家族連れがいっぱいでした。

テラス席で、海を眺めながら食事ができます。

今日は天気が良い割にそこまで暑くなく眺めも良く、気持ち良く食事ができました。

(シンカラさんという方のtwitterでの「月曜から夜ふかし」の動画は→こちら

 

 

 

 

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