酒と神社とテクノと私 -13ページ目

酒と神社とテクノと私

呑んだ日本酒、参拝した神社、テクノをはじめとする様々な気になった音楽の紹介です。
なかなか県外へ出られないので、熊本県外の神社への参拝へ行けません。

先週の「故知新」ですルンルン

今回は日本勢を主に聴いていました。

 

 

 

Electro Keyboard Orchestra

「Electro Keyboard Orchestra」(’75)

オリジナルは’75にリリースされたものを’03にCD化したもの。

ルパンの大野雄二, 佐藤允彦, 八木正生, 鈴木宏昌, 羽田健太郎, 市川秀男, 大原繁仁, 藤井貞泰の8人の鍵盤奏者が集合。

ドラムはポンタ村上。

ライナーの大野雄二, 佐藤允彦, 八木正生, 鈴木宏昌の4人の対談には、「ピアノ演奏者たちが、単音や2音しかでないシンセのセッティングや演奏に苦労した」, 「ドラムも将来的にはシンセでやったりするようになるのかな」みたいな話が載っています。

日本では「ウィークエンダー」や「ダウンタウンDX」で使用されて有名であろうQuincy Jonesの米テレビドラマ「鬼警部アイアンサイド」のテーマ「The Iron Side」のカバーや対談の4人の作品などを、KORG 700s 10台, KORG 800DV 10台などなど使用して悪戦苦闘しながら一所懸命演奏するモンドなフュージョン~ジャズ。

 

 ・Electro Keyboard Orchestra / Ironside

 

Metal Service

「Yellow Metal Orchestra」(’00)

5CD+Blue-rayの「YMO 1979 Trans Atlantic Tour Live Anthology」も4月末にリリースされますが、そんなYMOの幻の盤ビックリマークアップ

と言いたいところですが、YMOと言ってもYellow Magic OrchestraではなくYellow Metal Orchestra。

と言いたいところですが、今回改めて調べて知ったのは、実はMetal Serviceがバンド名でアルバム名が「Yellow Metal Orchestra」でした。

YMOのメタル~ハード・ロックカバー。

ジャケも「Solid State Survivor」のパロディー。

普段これ系の音楽は聴かない素人な私ではありますが、メタル?ハードロック?みたい!と意外に違和感ないのが「Key (4:47~)」。

意外にシャウト系のボーカルが合う チュービックリマークと思うのは「Focus (27:03~)」。

昔から何度聴いても「う~ん…. ショボーン」となるのは、ヘッドバンキングしながら聴かないといけなさそうな「Behind the Mask」とか、原曲が原曲だけに「どうだかな~ ショボーン」と思うのは「君に、胸キュン (8:58〜)」。

5人のメンバーは本来それなりのメタル・バンドのメンバーのようですが、本来YMO好きなのでしょうかね?

 

 ・Metal Service / Yellow Metal Orchestra

 

大沢誉志幸

「Scoop」(’84)

デビュー前から、沢田研二「おまえにチェックイン」(’82),  中森明菜「1/2の神話」(’83)などの作家として評価を得ていた大沢誉志幸の2ndアルバム。

1stは’83.6月, この2ndが’84.2月, 3rdアルバム「Confusion」が’84.7月という怒涛のリリース。

大沢のハスキーな声と、エレポ的~エレクトリック入ったアレンジ(アレンジは大沢本人ではなく大村雅朗なのですが)で好きなんです。

本当は「そして僕は途方に暮れる」収録の「Confusion」が、高校時代に知人から借りて一番聴いていたアルバムなので、ずっと中古CDを(安く)狙っているのですが見ないんですよね…。

 

 ・大沢誉志幸 / スロウダンス

 

Cosmic Invension

「Cosmorama」(’81)

楽器会社の社長が娘である森岡みま(ボーカル, ドラム)を世に出したいがため?に企画した中学生5人組。

‘80のYMO武道館ライブで前座を務めたCosmic Invension。

「コンピューターおばあちゃん」のCosmic Invension。

武道館の舞台にセッティングされたYMOの機材をそのまま使用しての演奏は、全国のYMOキッズの反感を買ったとか買わないとか。

ニセStar Wars的なインスト曲で幕を開け、少年が歌う2曲を除いては森岡みまが歌うテクノ歌謡。

他のメンバーの存在感はあまり感じられないものの、中には豊武能征(井上ヨシマサ)やTo be continuedの佐藤克巳(佐藤鷹)のように後の活動につながったメンバーもいます。

しかし、この子たち(当時年上でしたが)は本当にこれがやりたかったのか?周囲の大人にやらされてた感がしないこともない。

本人たちが演奏しているという特異性を除いたら、やはり普通に森岡みまのアイドル盤?

’82の解散理由が「受験があるので 本100点」と言うのがいい 爆  笑

 

 ・Cosmic Invension / YAKIMOKI

「コンピューターおばあちゃん」ネタは上矢印で。

 

 

 

今回のお気に入りは !!

Plastics

「Welcome Back」(’81)

中西俊夫, 立花ハジメ, チカで ’76年結成、’79年デビュー、途中でBOØWY, GLAYなどのプロデュースで有名な佐久間正英なども加入、’81解散。

一応3rdアルバムですが、解散直前に海外リリースのために1stと2ndから選出した10曲を再録したもの。

プロデュースは、Robert Palmer, Duran Duran, Thompson Twinsなどを手がけるAlex Sadkin。

TR-808を使いまくりの、まさに日本のニュー・ウェーブ, テクノ・ポップ。

 

 ・Plastics / Copy

 

 

 

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先週の「故知新」ですルンルン

 

 

 

Jhelisa

「Galactica Rush」(’94)

そのスジの人ならば知ってたりする名曲「I don't even know if I should call you Baby」(’90)をヒットさせ、アルバム1枚を出して解散したSoul Family Sensationのボーカル。

The Shamen, Björk, Mondo Grosso, [re:jazz], Bryan Ferryなどなどのアルバムに参加するなどの経歴の持ち主。

そんなJhelisaのソロ・デビュー盤。

D*Noteのメンバーが主催するドイツのクラブ系レーベルDoradoからリリース。

自身でベースにキーボード、プロデュースまでやってます。

渋い落ち着いたアシッド・ジャズ。

 

 ・Jhelisa / Whirl Keeps Turning

 

 ・Soul Family Sensation / I don't even know if I should call you Baby

 

Various Artists

「Electropop 2」(’09)

vol.20以上出てるエレポップのコンピ。

このシリーズには私も何か名前聞いたことある?程度の人が時々入っているぐらいで、収録アーティストはほとんど無名では?

趣味でやってるならともかく、これで生計を立ててる人たちなら食べていけてるのかと心配になる。

大昔は全編シンセでやってる!というだけで独自性を出せたりもしましたが、DTMなどで誰でも作れるようになっただけに独自性, 個性がより求められるようになったかと。

 

 ・The Ultrasonics / Go Electro

 

Inoyama Land

「Danzindan-Pojidon」(’83)

細野さんの¥ENからデビューのイノヤマランド。

元ヒカシューの井上誠と山下康の2人組。

細野さんはプロデュースと、自身考案の「Water Delay System」(水槽の中にスピーカーとマイクを入れて録音)を使用しての「Effect」で参加。

レコードの帯には「暑い日に涼聴、寒い日に温聴。」とあります。

そんな表現が的確?なニュー・エイジ~アンビエント。

 

・Inoyama Land / Glass Chaim

 

Nitin Sawhney

「Beyond Skin」(’99)

Nitin Sawhneyの4thアルバム。

Jeff Beck, Paul McCartney, Rod Stewart, The James Taylor Quartetなどの大物との共演歴や、日本勢との絡みではMondo Grosso, Silent Poetsのリミックスを手がけたりなどのお仕事歴の持ち主です。

ジャズ, トリップ・ホップ, ドラム&ベース要素もあるものの、基本的には全編民族風味が強く、インド系英人という出自が納得な内容。

苦悶の表情のデス・マスクのようなジャケを見て手を出さない人もいそうですがもったいない、是非聴いて欲しい。

 

 ・Nitin Sawhney / Immigrant

 

 

 

今回のお気に入りは !!

Mike & Rich

「Expert Knob Twiddlers」(’96)

μ-ziqのMike ParadinasとAphex TwinのRichard D Jamesの両壊れ系巨頭のコラボ。

RichardのRephlexからのリリース。

神経質だったり壊れた感はなく、Moogも使用しているしでモンドな感もある、本人たちも楽しんで作ってるんだろうなと楽しい雰囲気が漂います。

しかし、そんな雰囲気の中にも微妙にいつものエキセントリックな感も見え隠れ。

残念ながらコラボ盤はこれ1枚。

 

 ・Mike & Rich / Mr. Frosty

 

 

 

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阿蘇は高森町の「山村酒造」と高森町の飲食店が力を合わせたイベント「新酒とふるさとの味まつり」へ行って来ました。(画像は「新酒とふるさとの味まつり」ホームページより)

今年は2/8~3/9の開催でした。

最終日の3/9はステージイベントなど盛りだくさんだったようです。

 

何と言っても、高森町から出すことのできない門外不出の酒、イベント会場か町内の飲食店でしか味わえない「山村酒造」の新酒「霊山 新酒 純米酒 ささにごり」をいただくのが目的です。(画像は「新酒とふるさとの味まつり」ホームページより)

 

と、一応は行ったのですが…。

11時からの開催でその少し前に行ったのですが、最終日のせいもあるのか?既に会場周辺はすごい人だかり ガーン

新酒を味わおうと思うも、まず枡を購入するのに既に大行列 ガーンガーン

その後に、お酒を注いでいただくためにまた既に大行列 ガーンガーンガーン

さらには、つまみを買うのに屋台に行列 ガーンガーンガーンガーン

座る場所を探して彷徨う... ガーンガーンガーンガーンガーン

そう考えると、運転手として連行した日本酒には全く興味のない連れにも悪いし、今回はイベント参加は諦めました ショボーン

こんなにまでの人出とは思わず認識不足を後悔しました ショボーンショボーン 

 

 

後ろ髪は引かれるもののイベント会場を撤退し、協賛の地元飲食店で新酒をいただきます。

もともと連れはこちらが目的でしたし、30年ぶりぐらい(熊本県人もそんなに行くもんではないです)に田楽でも食べながら自分は呑もうと「高森田楽の里」へ行きました。

 

阿蘇郡高森町の郷土料理「高森田楽」。

高森町特産のつるの子いも, ナスやヤマメを囲炉裏の炭火で焼いて、山椒味噌, ゆず味噌などを塗って食べます。

新酒は若干酸味を感じるキリッとしてフレッシュな味わいでした チュー

 

 

来年の「新酒とふるさとの味まつり」は、認識を改め気合いを入れてもっと早めに並んで参加するか、もしくは少し時間が経ってから行くなら少し落ち着いているのか?と思った次第です。

 

 

 

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