宮城県石巻市の「墨廼江酒造株式会社」のお酒です。
石巻で海産物, 穀物問屋を営んでいた澤口安治が1845年に造り酒屋を譲り受けて創業し、200年近くの歴史があります。
「墨廼江」の名称の酒も継承し、当初より続いているブランドです。
アルコール度 16%
精米歩合 60%
720mlで¥1430でした。
「吟醸」表記できるところを、それを敢えてせずに「特別純米」表記なのは、オリを残し、出来たてを火入れせずに生酒での出荷にこだわった部分なのでしょうか?
うっすらとオリが漂います。
写真では底に少し沈んでいます。
先日の福岡の「山廃 純米 美田」といい、濁ってたりするとついつい買ってしまいます
見た目に発泡はしないものの、栓を開けるとガスが抜け、柑橘系の爽やかな香りがします。
ほのかな甘み、酸味が調和し、バランスの良いフレッシュなお酒です。
2011年3月11日の東日本大震災で石巻も被災、酒蔵も壊滅的な被害を受けましたが、仕込みタンク内の醪は無事で酒蔵復興の希望となり、現在の酒造りに繋がっているそうです。
日本酒は海外での評価や出荷は増えているようですが、国内での消費は伸び悩んでいるようです。(農林水産省 令和6年「日本酒をめぐる状況」)
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