酒と神社とテクノと私 -16ページ目

酒と神社とテクノと私

呑んだ日本酒、参拝した神社、テクノをはじめとする様々な気になった音楽の紹介です。
なかなか県外へ出られないので、熊本県外の神社への参拝へ行けません。

先週の「故知新」ですルンルン

 

 

 

Orchestral Manoeuvres in the Dark

「Organisation」(’80)

Paul HumphreysとAndy McCluskeyが中心となり’78に結成したOMD。

‘80の1月に1stアルバムをリリースし、同年10月にリリースした2ndアルバム。

アルバム・タイトルは、Kraftwerkの前身Organisationから。

OMD自身と、The Teardrop Explodes, a Flock of Seagulls, Thompson Twins, Blancmange, Tears for Fearsなどなど、それ系のアーティストを手がけるMike Howlettのプロデュース。

英チャートで8位となった「Enola Gay」を収録。

同曲は’84に始まった「CNNデイウォッチ」というニュース・ダイジェスト番組のテーマに使用されていました。

買って聴いたのはYMO「BGM」, 「Technodelic」(’81)後だったし、それと比較して当時はピコピコ(全体的にはそうでもないのですが)した作り込んだ感の無い安い音があまり好きではなかったのですが、今となっては初期OMDの方がかえって味わい深くていい。

 

 ・Orchestral Manoeuvres in the Dark / Enola Gay

 

Various Artists

「Reactivate 6: Trance Europa」(’92)

ハードコア, (昔でいう)トランス, レイブ, ミニマル, アシッド, ハウスな要素が混在した、当時の雰囲気をごった煮で感じられるコンピ。

人気があったか多分vol.18(’01)までリリースされてるシリーズ。

当時はそんなに好きではない内容のものもあったけど惰性でvol.10までぐらい?買ってましたが、今聴くとそれなりに楽しく聴ける。

また金出して買おうとは思わんが。

 

 ・Out of the Ordinary / Der Weisse Hai (Hard House mix) 

 

F.U.S.E.

「Train-Tracs」(’93)

Richi Hawtinの別名義でのWarpレコードのArtificial Intelligenceシリーズの1枚。

F.U.S.E.名義の唯一のアルバム「Dimension Intrusion」(’93)収録曲のリミックス6曲入りのシングル。

エレクトリックでスペーシーでアシッド。

F.U.S.E.のアシッド感, ミニマル感を突き詰めたのがPlastikman名義?

 

 ・F.U.S.E. / Train-Trac (Bajack)

 

Genesis

「Invisible Touch」(’86)

Peter Gabriel率いるプログレ・バンドだったGenesisも、Peter Gabrielの脱退で7作目の「a Trick of the Tail」(’76)からPhil Collins体制になり徐々にポップ化。

Genesisのこちら13枚目のスタジオ・アルバムもポップ路線の頂点を極めた大ヒット作。

’84頃からのPhilのソロでの大成功の影響もあると思われますが、アルバムも英1位, 米3位となり、5曲のシングル・ヒットが出ています。

ポップ化したGenesisは、Philのソロとどう違う?という感もありますが。

ちなみにシングル「Invisible Touch」は’86に1週だけ米1位になっているのですが、連続1位を阻んだのはPeter Gabrielの「Sledgehummer」。

 

 ・Genesis / Tonight, Tonight, Tonight

 

 

 

今回のお気に入りは !!

Bill Laurance & Michael League

「Keeping Company」(’24)

Snarky Puppyのリーダーでベース, ギター奏者のMichael Leagueと、同じくキーボード奏者のBill Lauranceのコンビによる2枚目のアルバム。

クレジットでは、Michaelがウード, ベース、Billがピアノと表記で、他の楽器の表記は無し。

アコースティックな音が中心で、音数が少なくシンプルな構成ですが素晴らしい。

特にウード(アラブ系弦楽器)の音がギターとはまた違った味わいでいい。

 

 ・Bill Laurance & Michael League / Yours

 

 

 

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戸島山の南麓に鎮座する戸島神社へ参拝へ行きました。

235号線(益城菊陽線)の正面に見える小高い所が標高133mの戸島山です。

中世白亜紀(約1億年前)にできたとされる残丘だそうです。

 

 

 

一の鳥居です。

熊本地震(’16)の後、’18に再建されたと鳥居背面に記載がありました。

隣に「戸島山展望所登り口」という表記もあり、山の頂上には戸島山展望所があります。

 

少し階段を上ると二の鳥居です。

扁額には「熊野宮」とあり、これが本来の名称だったと考えられています。

手水舎も味わい深いです。

 

 

拝殿です。

彫刻も色鮮やかで目を引きます。

靴を脱いで拝殿に上がり、直接本殿にお参りする形になっています。

祭神:伊弉那岐命、伊弉那美命、梅若彦命

 

 

 

この神社へ参拝へビックリマーク神社と思ったのは、以下の「熊本日日新聞」に掲載された記事がきっかけです。(’24.11.21の記事を転載)

 

「盗んださい銭 お返しします」

~戸島神社(熊本市)に10万円入り封筒 30年以上前の過ち謝罪~

 「小さいころ家がまずしくてさいせんから、ぬすみました。本当にすいません。」

 熊本市東区の戸島神社のさい銭箱から9月、過去の過ちを謝罪する手紙と現金10万円の入った封筒が見つかった。 神社総代会の桂良三さん(74)は「昔のことを反省して立ち直る姿を想像し、温かい気持ちになった」と頰を緩める。

 総代会は周辺4地区の住民でつくり、日頃から神社の清掃や祭りの運営をはじめ、さい銭箱の管理も担っている。 9月1日に桂さんたちがさい銭の回収に訪れた際、手紙と現金10万円が入った封筒を見つけた。

 手紙には30年以上前にさい銭を盗んだことを告白した上で、ずっと後悔の念を抱いてきた思いがつづられていた。 「しっかりがんばって、それ以上のお金をお返しいたします。 今日、これて本当によかったです」と結ばれていた。

 桂さんはさい銭を盗むという罪の意識にさいなまれた相手の心を思いやる。 「10万円は地域のよりどころでもある神社のために使いたい。 本人にも感謝を伝えられたらいいのだが」と話し、祭りや神殿の修理に充てる考えという。

 

おさい銭(おそらくは数百円ではないでしょうか)を盗み、幼少時のそれを悔いて長年思い悩むような心を持つ大人、頑張ってそれなりに稼ぐ大人になった。

盗み自体は悪いことですが、きっと神様も少年が立派な大人になるように少年の将来に投資したのだと満足していらっしゃることでしょう。

本殿の前のお賽銭箱のところにもこの記事が飾ってありました。

 

 

 

神社の横から戸島山展望所に登る入口があります。

登って行くと平らで少しひらけた場所(展望所)がありますが、周囲には木が茂り、大して周囲の景色は見えません。(写真も上げません)

 

 

神社参拝や戸島山登山(?)のために車が駐車できそうな唯一の場所が北側「戸島山展望所入口」にありそうなのを(左写真赤矢印)、Googleマップのストリートビューで確認して行ったのですが、現在(’25.01.19)は車止めがあり駐車はできないようです。

通りがかりのご近所の方に確認したところ、「最近は入れなくなってるみたい」とのことでした。

ご注意下さい。

 

ここからも竹林の中を結構な登りが続きます。

休み休み行っても神社までは10~15分ほどです。

ちょっとした運動にも良さそうなので是非。

と言いたいところですが、実際に戸島神社, 戸島山へ行こうと思っても駐車場が無いのでなかなか難しそうですショボーン

 

 

 

 

 

 

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友人から「最近どんなの聴いてる?」と聞かれたのに対する返答と、自身の聴いた音楽の記録として書き始めた「故知新」です。

通勤の行き帰りにカーステで聴いている盤の紹介です 車DASH!音譜

先週の「故知新」ですルンルン

 

 

 

ホッピー神山 + Bill Laswell

「a Navel City / No One is there」(’04)

キーボード奏者ホッピー神山と、ベース奏者Bill Laswellの日米のプロデューサーのコラボ盤。

名義は2人ですが、ドラム, パーカッションの仙波清彦が大活躍で、3人名義にしてあげたらいいのに。

仏像, 蓮の花など仏教がかったジャケからは、当時流行っていたトランス~ゴア・トランスな内容を想像したりもしますが、サイケデリック, プログレ, フリー・ジャズなどなど様々な要素をBillらしい若干暗黒風味でまとめた好盤。

 

 ・ホッピー神山 + Bill Laswell / Azlo

 

Benjamin Russell

「Benjamin Russell」(’84)

カナダのBenjamin Russellの2ndアルバム。

結構シンセ使ってあるし、微妙にニューウェーブ感もあり、まあジャンル分けしたらエレポップ, ニューウェーブにはなるのでしょうが。

意外に普通っぽい曲が多いからか、Hi-ERG系とかユーロ・ビート系的にもありがちな素直な普通の人が普通の曲にシンセを導入した感を感じる。

エレポップ, ニューウェーブやる人は捻くれてたり、闇を抱えてた方がいい。

 

 ・Benjamin Russell / Miracle

 

Magical Power Mako

「Magical Computer Music」(’85)

本名栗田誠。

中学生時代に音楽活動を始め、高校生時には既にNHKの番組の音楽を担当、武満徹とも共演歴があり、その実験的な音楽性は高く評価されていたようです。

‘74に1stアルバムをリリースして、この盤は6thアルバム。

「全編MSXパソコンを使用して制作」と言うのが売りのようでリリース当時はかなり斬新だったのでしょう。(90年代?に中古で購入)

基本インストですが、ヘタウマ(ヘタヘタ?)な本人?とBlue Mountain Reikoなる女性のボーカルが入る曲も。

MSXパソコンにロードして聴く、YAMAHAのFMミュージック・コンポーザー用のデータが3曲分収録されています。

普通に聴くと、ピーガガガガな歳取った人は知ってるかもな昔のパソコンにロードする音データです。(ファックスやPansonicのノイズ・エレクトロニカみたいな音とも言える)

 

 ・Magical Power Mako / Spring Storm

 

Múm

「Yesterday was dramatic - Today is OK」(’99)

アイスランドの4人で‘97結成のMúmの1stアルバム。

メンバーの女性2人(姉妹)は、Belle & Sebastianの「Fold your Hands Child, You walk like a Peasant(邦題:わたしのなかの悪魔)」のジャケの2人。

アコーディオン, トランペット, メロディカなどアコースティックな楽器と電子音の融合。

実験的な感もあるオーガニックなエレクトロニカ。

 

 ・Múm / I'm 9 Tody

 

 

 

今回のお気に入りは !!

Indian Ropeman

「Elephantsound」(’99)

英のSanjiv Senの独りユニット。

アルバムは、Fatboy SlimなどもリリースするSkintからのこれ1枚みたい。

シングルのリリースも同年’99が最後みたいですし、その後は活動してないのでしょうか?

エスニックなブレイクビーツ, トリップ・ホップで結構面白いのに。

 

 ・Indian Ropeman / Your Own Enemy

 

 

 

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