酒と神社とテクノと私 -17ページ目

酒と神社とテクノと私

呑んだ日本酒、参拝した神社、テクノをはじめとする様々な気になった音楽の紹介です。
なかなか県外へ出られないので、熊本県外の神社への参拝へ行けません。

先週の「故知新」ですルンルン

 

 

 

The Higher Intelligence Agency

「Freefloater」(’95)

英のRobert BirdのThe Higher Intelligence Agency (”The”は付かないことも)の2ndアルバム。

ダブ的, アンビエント的要素すらあるインテリジェント系, AI系のテクノ。

HIAは、Warp RecordsのAI系コンピ「Artificial Intelligence II」(’94)で聴いたのが初めてだったと思います。

突出した曲はないものの全曲落ち着いて聴ける、テクノ~エレクトロニカのイージーリスニング(けなしてない)。

BiosphereやPete Namlookとコラボったりしながら、継続して変わらずいいお仕事しています。

 

 ・The Higher Intelligence Agency / Thirteen

 

Data

「Traslaciones」(’21)

80年代からやってる老舗エレポップのグループのDataかと思って買ったら違いました。

80年代のDataはノルウェーだし、こっちはスペインの2人組のようです。

!DistainやSolitary Experimentsなど(と言っても誰も知らないでしょう)からボーカルを迎え、Depeche Modeのカバーを中心に、Yazoo, Roxy Music, 果てはSuzanne Vegaやドラマ「Stranger Things」のテーマまでカバー。

アナログなシンセの音を期待したもののやはりデジタルな音で風情が無い ショボーン

 

 ・Data / Luka

 

 ・Suzanne Vega / Luka

 

Zaine Griff

「Figvres」(’82)

Zaine Griffの2nd。

「Figures」という曲を収録も、アルバムのタイトルの表記は「Fig(v)res」と「v」表記。

プロデューサーはHans Zimmer ビックリマーク

同じくLindsay Kempに師事するKate Bush, 幸宏さん(なぜかキーボード), UltravoxのWarren Cannも参加。

これが縁でか、Zaine, Hans, Warrenは’83の単発ユニットHeldenでも共演。

歌い方もDavid Bowie(Lindsay Kempつながりでもあり)の影響受けてそうなグラム上がりな感も微妙に感じるニューロマ, エレポップを展開。

Steve Strange亡き後、Zaineをボーカルに迎えてVisageの再結成の企画もあったようですね。

 

 ・Zaine Griff / Fahrenheit 451

 

Slowpho

「Hi-Fi Sounds for Young Norwegians」(’02)

ノルウェーのChristian WatkinsとHilde Drangeの2人組み。

ジャズ, ラウンジ系の風味も入れながらドラム&ベース, エレクトロニカ, トリップ・ホップありの幅広い音造りの歌ものです。

ボーカルのHilde Drangeは、ルックスから想像する印象とは違う、Björkをも彷彿とさせる歌い方をする歌もあります。

 

 ・Slowpho / Hotel Sleep

 

 

 

今回のお気に入りは !!

Amy Winehouse & Various Artists

「Back to Black (Songs from The Original Motion Picture)」(’24)

日本でも昨年11月に公開された映画「Back to Black エイミーのすべて」のサントラ。

’03にデビューし、2nd「Back to Black」は英1位, 米7位の大ヒット。

Brit Awardsでは最優秀女性アーティスト、Grammy Awardsでは最優秀新人賞や最優秀楽曲賞するなど表舞台では華やかなAmyも、私生活では薬物とアルコールに溺れ、2枚のアルバムを残して’13に27歳の若さで亡くなられました。

映画は、そんなAmyの伝記ドラマ。

Amyのベスト盤的な意味合いと、Billie Holiday, Dinah Washington, Minnie Riperton, Sarah VaughanなどAmyが影響を受けたアーティストなどの曲も含む珠玉の盤。

通常盤12曲、AmyやThelonious Monk, The Specialsなどの曲を増量した特別盤は26曲収録。

 

 ・Amy Winehouse / Rehab

 

 

 

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もう昨年の2月のことになってしまいましたが、雲仙市~諫早市の神社巡りに行って来ました。

過去に参拝した神社の写真は保存していたHDが先日飛んでしまいほぼ全て消えてしまったのですが えーんゲッソリガーン、書きかけだった数社の原稿は他のHDに残ってたので、その中の「猿場稲荷神社」を仕上げて上げます。

 

 

 

 

雲仙の温泉神社参拝後、251号線を北上して同じく雲仙市の橘神社へ向かう途中で、「猿場稲荷神社」の立て看があり気になったので参拝しました。

雲仙市の旧千々石町と旧小浜町の境にある猿場山に鎮座する神社です。

地図上(Googleマップを改変)の緑矢印の位置に立て看と細い道を少し上がると一の鳥居があります。

詳しい位置は一番下のGoogleマップを参照下さい。

細い道を上って行くと広めの駐車場があります。

駐車場からの参道に二の鳥居があります。

近くに旧参道?の鳥居もあります。

 

 

ここからどこまで続くか良く分からない参道, 山道を登ります。

 

奉納された千本鳥居が続き、地元の方々に尊崇されているのが良く分かります。

 

しかし、老朽化して倒れたり土台だけ残る鳥居も多く、昔は鳥居ももっと多かったと思われます。

管理も大変でしょうし、今後は千本のぼりに移行して行く予定なのでしょう。

奉納者を募集しています。

 

途中、不動明王も祀られています。

 

 

それなりにきつい参道を登って15〜20分ほどは歩いたでしょうか。

見上げると何か拝殿らしきものがありそうな場所にやっと到着です。

 

拝殿へ向かう最後の階段は狛犬と狛狐が護ります。

 

 

 

登って来ると予想外に立派な社殿が。

御祭神:倉稲魂命

猿場山の中腹(標高265m)に鎮座し、1500年代に創建されたとされています。

 

 

 

拝殿の周囲には巨石がゴロゴロしており、小さなお稲荷さん(扁額には「三吉稲荷神社」とあります)が祀られていたり、岩の間にも祠(三助稲荷大明神?)があったり、あちこちに小さな祠などが祀られています。

 

 

さらには隣に社務所があり、まさかの駐在されている方が びっくりビックリマーク

「ここまで登って来られるんですか!?」と驚愕するような年齢(失礼あせる)の女性とそのお孫さんらしき方がいらっしゃいました。

よほどの大雪など悪天候でなければ基本毎日登って来られる(裏から来るとおっしゃってましたが、少し楽な参道があるのでしょうか?)とのことでした。

書置きの御朱印をいただきました。

 

移動途中で偶然見つけた神社でしたが、自然の中の参道を苦労して歩き、登って参拝するという、普段好んで上宮に登ったりする私にとっては素晴らしい神社でした。(同伴者は辛かったようですが ゲッソリ

「書置きですみません」とおっしゃっていましたが、まさか神職さんがいらっしゃるとも思ってなく、さらには御朱印があるとも思っていなかったので、思いがけず大変ありがたかったです。

今後も健康で毎日お元気に登って来ていただきたいです 照れキラキラ

 

 

 

 

 

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先週の「故知新」ですルンルン

 

 

 

Various Artists

「Real Blue: No Room for Squares II」(’94)

Blue Noteのカタログ・ナンバー4100番台シリーズのサンプラー。

4100番台シリーズを毎月10タイトルづつ発売すると言う当時の企画を記念しての廉価限定版¥1000。

Dexter Gordon, Herbie Hancock, Wayne Shorter, Freddie Hubbardなどなどの12アーティストの12曲を収録。

ちなみに「I」(’93)は2枚組24曲入り¥2000でした。

「V」まで出ていたようですが知りませんでした。

音質もいいし安いし、入門編として良い買い物でした。

 

 ・Don Wilkerson / Dem Tambourines

 

Joujouka

「New Asians」(’02)

’98結成の日本人3人(鈴木剛, 礒谷健, 角田実)のグループ。

現在は鈴木剛, 三本秀之の2人らしい。

これは正直なところTalvin Singhが参加していた「Master Musicians of Jajouka」(’00)のMaster Musicians of Jajoukaと間違って購入。

Björkっぽい歌ものエレクトロニカがあったり、ブレイクビーツものがあったり。

「New Asians」と言うもののそんなにアジア臭くはない。

Fatboy SlimとかBomb the Bassとかも好きな人たちなんじゃないかな?と思わせる音作り。

 

 ・Joujouka / Image

 

Jónsi

「First Light」(’24)

アイスランドのポスト・ロックSigur RósのフロントマンJónsiのソロ。

まだ寒いも、徐々に暖かくなりつつある明るい陽の差す春の北欧の景色が広がります。

…と思ったら、なんかゲーム音楽として制作を始めたもののアルバムにまとめることになったようです。

どんなゲームなんでしょう?

本人の弁では「世界的な混乱, 不安の時代にユートピアのような世界を想像し、そこには美, 希望がある。神聖な守護者が見守り、愛や音楽を通じてみなを一つにする。」のような壮大な世界観を描いたことになっているようです。

全編心地良い世界が広がります。

 

 ・Jónsi / Flicker

 

Propaganda

「Propaganda」('24)

Claudia BrückenもxPropagandaとして活動していますが、こちらもオリジナル・メンバーであるRalf Dörper, Michael Mertensのプロジェクト。

こちらが本家ビックリマークという意思の表れでしょうか、アルバム・タイトルも堂々の「Propaganda」です。

Propagandaとしては、2nd「1234」(’90)以来のリリース。

歌い手としてThunder Baeという女性が参加してますが、やはりPropagandaはClaudiaの鼻声みたいな歌じゃないとね。

期待してしまう分、まあ普通のエレポップに聴こえる。

 

 ・Propaganda / Tipping Point

 

 

 

今回のお気に入りは !!

Pecker

「Rasta Instantané Avec L'Effroyable Pecqre」(’80)

日本人パーカッション奏者で、本名は橋田正人。

5曲23分ほど収録のミニアルバムの体裁も、Sly & RobbieのSly Dunbarや日本からは松岡直也, 向井滋春, 坂田明, 吉田美奈子なども参加した極上のダブ盤。

リンク↓の「Kylyn」は、もともとオリジナルもダブ的な仕上がりの曲ですが、渡辺香津美「Kylyn」(’79)に収録の坂本龍一の作品。

NHK-FM「坂本龍一の電気的音楽講座」(’81)のテーマだし、懐かしくもかっこいい ラブアップ

 

 ・Pecker / Kylyn

 

 

 

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