堺市の交通まちづくりを考える会 -8ページ目

【気球】懲りない気球⑪ 再開する気球事業の危うさ2

 先日、観光部から面談のお誘いがあったので久しぶりに役所に出向いた。観光部の前廊下にはやはり鍵穴型に見える誇大広告なチラシまで揃えてあることに心を痛めた。



 令和7年10月号の堺市広報が届いたので見たところ、表紙を開いたら約束通り10月4日から始まる例の気球事業のお知らせがあった。

 「仁徳天皇陵古墳をはじめとする世界遺産・百舌鳥古墳群などを眺めてみませんか。」とこれまで指摘してきた鍵穴型は見えるなどといった誇大表現はなかったのでひと安心。



 と思いきや、その下には別扱いの古墳サミットの鍵穴型古墳の写真が気球のちょうど下位置に記載されていた。これではまるで「気球に乗ったら鍵穴型に見える」と錯覚するようなレイアウトだ。

 木下課長に「やられた〜!」といった気持ちでいっぱいだ😭



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⑥ 自動運転車に乗ってみた!【衝突事故低減の提案】

 前回の⑤自動運転車に乗ってみた!【運転の実際】では、ドライブレコーダーの動画を元に、【衝突防止のための危険察知】と【衝突回避のための警告と制動回避機能】を記した。無法者の自転車やAピラーなどの死角を含め、運転者が周囲の状況を察知できることが安全運転の基本であることを理解した。察知できなかったら警告音で運転者に知らせること。ブレーキによる制動やハンドルによる回避できなかったら自動車がそれを代行する。の順になろう。
 
<危険察知の提案>
 まず運転者が危険を察知するには、死角なく全方位を一目で認識できる必要がある。例えば高級車に搭載されている「全方位カメラモニター」を発展させて、後方視界、側方視界を大きめのモニターに表示させる。またAピラー内側には曲がる有機ELモニターを設置し、Aピラーを透過した映像を運転者に表示させることで死角を無くす。ドアミラーは撤去されるので視界拡大する。
 

↑ランドローバー社「ディフェンダー」の3Dサラウンドカメラ映像は4カメラを組み合わせて2次元の俯瞰視点はもちろん、3次元の立体視点もリアルタイムで表示できる。

 

 

↑カメラ4台で全周囲を撮影

 

後方視界、側方視界を大きめの液晶に表示。Aピラー内側には曲がる有機ELモニターを設置し、Aピラーを透過した映像を運転者に表示。ドアミラーは撤去されるので視界拡大。

 

↑Aピラーが遮る視界はかなり広く、車1台分以上が隠れている。

 

 こういった付加価値の高い装備は車両価格に反映され利益率が上がることから、自動車メーカーは採用したがる。まだ商品化はされていないが、筆者が思いつく程度のアイデアなので各社特許は提出済みなのだろう。

 
<制動回避の提案>
 レーダー検知による単純な物との距離を危険判定にするのではなく、自車と対物との動線を処理手順に加えた危険判定に進歩させる必要がある。もうこれは自動運転レベル5に必須の制動回避であり、提案というよりも実装と言えよう。
 

 

 スバルはもちろん、メルセデス・ベンツやBMWの試乗も行ったが、衝突回避といえる機能には遠い気がした。販売店の若いセールスたちは、この衝突回避には興味がなさそうに感じた。
 現在は各自動車メーカーが衝突機能の確実性向上を目指して開発している。この衝突回避の機能がどんな状況においても稼働することと、稼働しなかった場合の事故責任問題を解決できなければ、「ぶつからない自動車」は販売できない。
 これまで①〜⑥まで「自動運転車に乗ってみた」綴ってきた「高齢者運転でも衝突事故を起こさない車種を選定して購入する」という目標は、まだまだ達成できそうにない。
 
 

 

 

⑤自動運転車に乗ってみた!【運転の実際】

 前回の④自動運転車に乗ってみた!【運転支援を試した】では、実際にスバルアイサイトを試してみた。運転支援については好印象で、運転による疲労が半減された印象だった。

 一方で歩行者の飛び出しや見通しの悪い交差点での緊急停止、踏み間違い防止の機会が幸いにも起こらず、購入動機である衝突回避の評価はできなかった。枯れた整備士ひでぽんちゃんねる」で話題になっている、「実はメーカーに都合の良い特定条件でなければ衝突回避できないのではないか」という疑念は払拭できなかった。

 

 ところで、最近の自転車の運転マナーが甚だしいことを受け、警視庁もその重い腰を上げたことは広く報道されて記憶に新しい。2026年4月1日から自転車の交通違反に反則金や刑事罰が導入される。また今年2025年7月京都で、自転車によるひき逃げ事故が起こった。

 

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 一方先日、筆者が朝にたった1時間ほど運転したら、以下のような自転車の危険運転に幾度と遭遇した。

 

【衝突防止ー危険察知】

 ケース①〜③のように運転者が予測運転や危険察知できれば、無法者な自転車との衝突を防止することができる。読んで字の如く横断歩道は歩行者の通行帯で、自転車は車道の左側を通行しなければならない。また自転車をはじめとする車両は左側通行で、逆走する自転車は危険極まりない。運転者が危険察知出来なければ衝突する。

 

【衝突回避ー警告と制動回避機能】

 今回前面ガラスに貼り付けたドライブレコーダー動画は、運転者よりも前に位置し、Aピラー※の死角とならずに歩行者を写し込むことができた。ケース④の場合は①〜③と異なり、実際の運転者の位置からではAピラーの死角に歩行者や自転車などが隠れてしまい、運転者が歩行者を認識できなかった。Aピラーの死角から急に歩行者が現れたというのが感想だ。この様に運転者の不注意ではなく、自動車の構造的理由が衝突事故の原因となることもある。自動車が警告音とともにブレーキやハンドル操作で回避出来なければ衝突する。

※Aピラーとは、車のフロントガラスの左右両端にある支柱(ピラー)のこと

 

 こうした「無法者な自転車」や「運転者が認識できない」などを理由に発生する事故を防ぐには、レーダーを使って周りの障害物を検知して警告音を発したり、緊急停止できる衝突回避を目的にした運転支援が有効だ。高齢ドライバーは加齢に伴い身体機能や認識機能が低下するので、なおさらこういった衝突回避を目的にした運転支援が役に立つだろう。

 また高齢者は反応速度や判断力が低下して、運転操作ミスを起こし、交通事故が発生しやすくなる。危険察知が遅れたり、思い込みによる判断ミスも加わり事故の原因になる。連日報道される「高速道路での逆走」や「駐車場でのアクセル/ブレーキ踏み間違い」は他人事とは思えずとても怖い。今回、自身の高齢化を意識している筆者の購入動機も、この衝突回避機能の搭載だ。

 

 公共交通の不便地域や家族構成などによっては、高齢になっても自動車の運転を続けざるを得ない事も多い。公共交通の維持と同時に個人移動の権利についても法整備で補ってもらいたい。