清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba -5ページ目

#65 平間「立ち飲み 吞」

以前から気になって仕方が無かった、JR南武線平間駅前の「立ち飲み 吞」さんに伺った。

$清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-吞店外
(※各画像はクリックで拡大します)

昨年オープンしたのだが、屋号そのままでオーナーチェンジしてリニューアルしたのが最近との事。
先ずは黒ホッピー(300円)をいただく。先代の時は250円で出していたらしいが、それでも安い。氷はポットで供され自由にガチャガチャできるのも良い(朦朧人はホッピーの氷の有無にあまり拘らない)。

$清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-吞黒ホッピー

焼き物を待つ間に、ポテトサラダ(100円)をつまむ。つまみも安い。

$清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-吞ポテトサラダ

おかわり焼酎(100円、これまた安い)をお願いすると、注文していた豚バラ串タレ2本(1本100円)が焼き上がった。マスターの焼き加減がちょうど良い。

$清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-吞豚バラ焼

隣のご常連さんと楽しくお話をさせていただいていると、「昨日から煮込んだおでんがある」という事で早速お願いした。牛すじも煮込んだらしいがトロトロ溶けてしまったというおでん。出汁が効いていて美味い。お好み4個(大好きな玉子を入れてもらった)で200円は破格である。このタイミングで黒ホッピーをセットで。酒も進む。

$清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-吞おでん

そうこうしていると女将さんが「ご飯が炊けた」と鳥皮とちくわを入れた混ぜご飯をサービスしてくれた。おでんをおかずにしてご飯を食べる。何か実家に帰ったような気分になる。

$清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-吞鶏ご飯

おかわり焼酎を経て、また新たに黒ホッピーセット(何杯飲むんだ?)。メニューの「日替わり串焼き」が気になり、今日は何かを訪ねると「牛串」(1本100円)と。早速2本塩で焼いてもらう。マスターのお勧めだけあって食べ甲斐のある一串であった。

$清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-吞牛串焼

100円に気を許したおかわり焼酎をまたもらい、ちくわ炒め(150円)をいただく。ちくわを醤油、塩胡椒で炒めたシンプルなものだが、この手のつまみが立ち飲みホッピーのお供には嬉しい。

$清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-吞ちくわ炒め

そろそろお酒もお腹もいっぱい。
お店の方にもご常連さんにも良くしてもらい、和気藹々としたローカルな雰囲気は心地良い。
つまみも美味く、何と言ってもお財布に優しいので、また通ってしまうであろうお店を見つけたのであった。


《今宵の句》

「朦朧と 盃重ね 芽吹く酒」(コンのっち)

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《今宵の会計》
合計2050円

《店情報》
住 所:神奈川県川崎市中原区田尻町24

大きな地図で見る
TEL:044-544-5441
営 業:15:00~22:00
定休日:日曜日

《BGMはお馴染みの酒場エンディングを♪Amos Milburn:One Scotch, One Bourbon, One Beer》


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#64 与野本町「やきとり帝王」

JR埼京線与野本町駅の改札を出て、北与野方面へガードに沿って歩くとほどなく見えてくるお店、「やきとり帝王」さんに伺う。(同業のお友達と訪問)

$清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-帝王店外
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入り口が二つあり、大きいコの字カウンターとテーブル席がいくつかある。そこそこキャパはある。

$清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-帝王小上がり

とりあえずといつもの瓶ビール(610円)。おっ、ここも「赤星」ことサッポロラガー大瓶だ。前回のいづみやもそうだったが、大宮あたりではこれが主流なのだろうか…おっと注がれたビールが寂しそうだ。乾杯!

$清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-帝王ビール

カウンターの上にある紙に鉛筆で注文したい品を書くシステム。おつまみは、焼きとり以外にも焼きとんが充実している。ホルモン刺もいくつかある。

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-帝王品書1 清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-帝王品書2

レバ刺(450円)とキャベツ漬け(210円)、そして焼きとりのネギマ、つくね、おでこ(各1本160円)を注文。中のお姉さんに塩かタレかを問われる。逆に「オススメは?」と聞くと「うちは辛味噌で食べる人が多いので」と言われ、塩にする。

$清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-帝王お新香

カウンターを眺めると等間隔に銀色の入れ物があり、その中に辛味噌が入っている。壁には「取り分けた分の辛味噌を残さないように」との貼り紙もある。

$清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-帝王厨房 $清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-帝王桶

$清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-帝王カレンダ

レバ刺はプリプリの食感で甘みがあり美味い。添えられたおろしニンニク、おろし生姜、長ネギの刻みをお好みの分量で付ける。いろんな味を楽しめて楽しい。
つくねはタレとの相性が抜群。

$清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-帝王つくね

塩で注文したネギマとおでこを辛味噌で。辛味噌が肉の甘みをグッと引き立てて、且つ、味全体に締まりを持たせる。東松山流、お見それしました。
おでこは、京成立石の宇ち多"さんで言う「アブラ」、鴬谷のささのやさんで言う「カシラ」の串の真ん中に刺さっている部分に近い印象だ。見た目とは裏腹にしつこさは無く、炭火で焼いた香ばしさと食感がいい。

$清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-帝王焼物

ビールが無くなったところで帝王ハイ(390円)を注文。あらかじめ梅シロップで割られた焼酎をソーダで割ったもの。なかなかの強さだね。

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もうすこし注文しよう。煮込み(450円)とフランスパン(210円)、手羽先(210円)の塩を注文。
良く煮込まれたモツがとても柔らかく、フランスパンに添えていただくのもまたオツなものだ。

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帝王ハイの次は梅割焼酎(390円)。帝王ハイのソーダで割ってないもので、パンチの効いた良い飲み物。

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一見怖そうな焼き場のお兄さんも、話しかけてみるととてもいい笑顔で応対してくれた。なんかホッとした。梅割もう一杯!

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居心地の良さについつい閉店まで居てしまった。片付けの邪魔にならないように、そろそろお暇しよう。ごちそう様。


《今宵の句》

「武蔵野に 梅の帝王 君臨す」(清田瑠依)

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《今宵の注文・会計》(2人分)
瓶ビール(大瓶)610×2、帝王ハイ390×2、梅割焼酎390×3、レバ刺し450、キャベツ漬け210×2、串焼き(おでこ・つくね・ねぎま各二本ずつ)160×6、串焼き(手羽先)210×2、もつ煮込み450、フランスパン210。合計6080円。

《店情報》
住 所:埼玉県さいたま市中央区本町東2-17-15

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TEL:048-858-6040
営 業:不明~23:00(22:00食べ物ラストオーダー、22:30飲み物ラストオーダー)
定休日:月曜日

《参考》
瓶ビール(サッポロラガー大瓶)610、チューハイ各種390、梅割焼酎390、日本酒390、ソフトドリンク各種390、やきとり・焼きとん(ねぎま・つくね・鶏皮・鶏なんこつ・カシラ・タン・ハツ・レバ・シロ・ガツ・おでこ)160、ししとう串210、その他枝豆等のおつまみあり。辛味噌は残すべからず!!

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番外編 宮城県酒造組合「新規吟醸酒製造用酵母の愛称募集」

「宮城の酒LOVE注入!」に賛同している朦朧人は、昨年の「純米酒BAR」などなど、何かと地元宮城の日本酒イベントには顔を出させていただいている。
そんな中、昨年末に宮城県酒造組合さんから「新規吟醸酒製造用酵母の愛称募集」とのメールが来たので、軽い気持ちでその新規酵母の愛称を応募してみた。
類さんに習った俳句のセンス(関係無いだろう。しかもまだまだ新参者だし)、いやコピーライター(って違います)の才能を試してみたかった、等とは思わず、お遊びに近い気分で応募したのだ。

2月某日、宮城県酒造組合さんから電話。

「何か酔っぱらってやらかしたか?」「どこかの蔵元にご迷惑をかけたのか?」
「いやっ、最近仙台で吞んでない」

と数秒間の自問自答があったが、

「新規吟醸酒製造用酵母」の事でと。正直、応募した事すら忘れていた。

結果、朦朧人の応募した作品は佳作(なので敢えて作品は曝しません)。
優秀作品として採用されたのは地元の方が応募された「みやぎ酵母・ほの馥(ほのふく)」。
そんな気持ちで応募したので、佳作とはいえビックリしたのであるし、名誉な事だとルンルン気分。
お酒の事で何か評価いただけるのは、吞み助冥利に尽きる。

その賞品として送られて来たのが、地元宮城が誇る純米酒。
宮城県は純米酒(特定名称酒)の出荷量が日本一なのは意外と知られていないのであるが、美味い米と美味い水に恵まれ、蔵々もバラエティーに富んだお酒を醸す日本酒王国なのである。

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(※各画像はクリックで拡大します)

箱の中には四合瓶が2本。
阿部勘酒造店(宮城県塩竈市)の「於茂多加 山田錦 特別純米酒」。
そして、
蔵王酒造(宮城県白石市)の「特別純米酒 蔵王 小十郎ラベル」。

$清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-宮城酒賞品2

せっかくなので、花見の時のネタ酒として飲ませていただこうと思う。

《BGMは地元宮城のナイスソングを♪吉川団十郎:ああ宮城県》


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