HAPPY BIRTHDAY JESUS
12月になりました。もーういくつ寝るとクーリスーマースー♪です。
クリスマスには・・・♪ 何をしますか?
コンドームショップは蜂の巣を突いたようなお祭りワッショイ騒ぎ?
クリスマスムードに乗ってプロポーズ?
それとも、ケーキを子供と一緒にお腹いっぱいになるまで?
でもそもそもクリスマスって何の日でしょうか?
もともとはキリスト教にとっての聖なる日ですよね。
世間的には「性夜」という認識なので、
今日は「聖夜」という点でのクリスマスにフォーカスを当ててみたいと思います。
クリスマスは人類にとっての救い主「イエス・キリスト」が生まれた日です。
彼を信じるすべての人、すべての罪人に許しと救いをもたらすために生まれました。
「もろびとこぞりて」「きよしこの夜」
すべてこの奇跡が生まれた夜を祝う歌ですね。
「そんなの自分には関係ないよ。」というのが大半のリアクションでしょうけど。
そんな方もちょっと次の詩を読んで見て下さい。
"LIBERATING LOVE(解放する愛)”
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LIBERATING LOVE
これはキリストの救いについての物語
すべての時間と距離を越えてあなたを探す愛の物語
あなたにとっての罪過の棺 開けられない棺の扉
きっと知っているはず
あなたには届かなかった夢
あなたには叶わなかった恋
帰りたいと思う瞬間のこと
傷つけられた夢 振り向いてくれなかった誰か
いつも感じる心の痛み
責められること 無視されること 拒まれること
心が重たい棺の中に閉ざされている
開かない扉を押し続けている
これはキリストの愛についての物語
命を捨てでも すべての拒絶と蔑みに体を貫かれても
それでも罪過の棺の扉を押しのけるために
どうしてもあなたに出会うために
棺を壊す永遠の愛
心の奥で誰もが包まれたがっている何かの正体
求める心は実在の証明
楽しかった時代を閉じ込めて朽ちていくだけになりそうな時
自分の力ではもう一歩も進めなくなった時
世界なんて自分には開かない扉を見せるだけで
自分を無視して永遠にまわり続けるだけと思った時
この話を思い出してほしい
いつまでだってあなたを待っている
あなたが心を開いてくれる日を
いつもあなたを探している
どうしてもあなたに出会いたい
それがイエスが命を捨ててまであなたに知ってほしかったこと
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聖書のルカ2章11節にこうあります。
「人の子(イエスのこと)は、失われた人を探して救うために来たのです」
"迷える羊”のたとえの由来でもありますよね。
あなたの人生にとっての「罪過の棺」って何ですか?
ヨハネによる福音書12章46節です。
「わたしを信じる者が、だれも暗闇の中にとどまることのないように、
わたしは光として世に来た。」
棺の中は暗闇ですよね。
でもキリストなんてもう死んでいないじゃん。という方。
大丈夫。十字架での死の後ちゃんと復活して無事に天まで帰ってます。
そしてあなたを探しています。
あなたの人生にとっての「罪」、または「死に至る閉塞」、
心を閉ざし、孤独にさせ、自分を嫌いにさせてしまう、でも自分ではどうすることもできない。
誰か救ってほしい。誰でも心当たりのある話ですよね。
「クリスチャンになるとは、あなたが罪人であることを認め、
イエス・キリストをあなたの個人的な救い主と認めることを意味します」
あなたを許し、癒し、救ってくれる救い主。
"AMAZING GRACE(大いなる慈しみ)"、ドラマの主題歌にもなりました。
でもキリストのことに話が及ぶとみんな知らん顔・・・・。
クリスマスパーティーとプレゼントはあるけど、本来の誕生日の主役は完全に蚊帳の外。
あんまりだよね。
それでも彼は今あなたの心のドアをノックしています。
でも開けるか無視するかはもちろん完全にあなたの自由。
「開けようかなぁ?」という方は、心の中でちょっとキリストに話しかけてみて下さい。
タメ口聞いても全然大丈夫です。ご心配なく。
今、あなたとクリスマスの関係はどうですか?
良いクリスマスを。
スオミ 森と湖の幻想
Terve! SAIONです。
今回はですね。私がフィンランドに旅行に行くきっかけになった
あるテレビゲームのお話です。1992年だったかな。
"ノスタルジア 1907”というミステリーゲームに当時本当にはまってました。
知っている人は日本全人口の一握り以下だと思いますが。
脚本・台詞のお洒落ぶりはそのへんの映画の遥か上をいっています。
このゲームがきっかけでフィンランドの森と湖が見たくなってしまったのです。
そして実際にフィンランドに行ってしまったのです。
ある意味人生変えられちゃいました。今回は作品のヒロインをモチーフにした作品の紹介。
ロシア革命時に国際的なスパイとして暗躍した「ロシアの霧」。これは彼女の亡命劇。
イリューシャ・グランセリウス。我が永遠のヒロイン。
まだフィンランドがロシアの占領下にあった頃のお話です。"フィクション"ですが。
長いけど秋の夜長に最後まで読んで下さい。写真も是非。
ちなみにここで出てくる皇帝はロシア皇帝のことです。
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Gransirius
かつて私は無邪気な子供だった 汚れのない瞳を持った
でもそれは偽り 私は幼い頃から仮面をつけることを覚えた
それは私を鏡の前でいつも不思議な気持ちにさせていた
私は本当はどんな顔をしているのだろうかと
権力者は私を密告者に仕立て上げた
彼らや彼女達の心の奥にあるものを
一つ残らず見つけてくるようにって
私にとってそれはゲームのようなものだった
誰一人幼い私を疑わなかった
私はそれを楽しんでいた 虫を殺して遊ぶ子供のように
あの人達は喜んでいた なんて聡明で美しい子供なんだろうって
正直私も認められることに喜びを感じていた 劇場に
そう 私とあの人達だけの秘密の劇場で 私は踊ったわ 破滅を
私のまわりで踊る破滅と死と残虐な喜びと渇いた虚栄心の中で
照明のない舞台で だってあの人達は光を何よりも恐れていた
闇に身を隠して・・・
大人になった 15の時よ 私は最高の舞台女優だった
暗殺者 愛人 少女 そして母
どんな人間にだってなれた 私は踊った
夢をみているようだった 死と破滅と密告の世界
私はすべてをこの目に映し すべてを破壊し 響き渡る断末魔と嗚咽の中を踊り続けた
あの人達がカーテンの向こうで笑っているのが見えた
でも おかしなもの 仮面がだんだん私を消していくのがわかった
私は飛び立ちたかった 自分が何処から来たのかも知らない私
森と湖の幻想を見たわ それは私だけのもの 私の幻想だった
地図にものっていない何処か
髪を切ったの うんと短く 18の時よ 私はパリにいた
絵を描くことを覚えたの それは私の空だった
私は何処までも飛んでいけるようだった
それでもたくさんの人を殺した
私をあの舞台へと連れ戻そうとした人達を 我々のもとで尽くせって
でも私はもう踊り疲れていた あの舞台に戻るつもりなんてなかった
私の部屋の枕元にはいつも銃があった ナイフもしのばせていた
人の殺し方まであの人達は教えてくれたもの
でもそれが仇になったのね
私はまるでサロメのように死をふりまいて踊っていた
メデを知っている? ギリシャ悲劇
幼い二人の自分の子供を殺した女の話
それは私が殺した私の心でもあったの
メデは王の娘をもその手にかけた
憎んでいたんでしょうね 彼女の心と彼女の夫を惑わせたことを
私も皇帝を憎んでいた 殺したかった
カーテンの後ろにいる男達のことも
舞台のラストシーンでメデは空を翔けていくの
何者も追いつけないスピードで でも私には翼なんてなかった
迎えにくる人もね
私はアメリカにいた それが20の時 船に乗ったわ
イギリスへ向かう船
その当時 私の国が滅び始めていった
怒りと恐怖と儚い希望がいくつもの命を焼き尽くしていった
滅びだった 私をつなぎとめていた世界の
あの劇場が焼け落ちる姿が目に浮かぶようだった
陽炎のようにいくつもの幻が揺らめいていた
でも私にはもうどうでもよかった
違うって思ったの 上手く言えないけれど
フィクションだったの 結局
あの世界にいた人間達もあの劇場にいた私も すべて
やっと迎えが来た それがあなた ここから始まるの
私を見つける旅が
今 私には翼がある 自分の心のままに飛び回るの
鳥のように メディアのように 私は空を翔けてゆける
聞こえてくるのは 街の喧騒 カフェの賑わい
少し困ったあなたの顔が見える
今 心はこんなにも自由 森と湖が見える
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SAVE YOUR LIFE, SAVE YOUR SOUL
苦悩に埋もれていく心 今日もまた一人
テーブルの上 無造作に置かれた食器 窓の外 いつもの景色
誰に連絡したものだろうか
今日もまた一人 何処か知らない場所で・・・・
11月の冷たい雨 消えていくために落ちる雨
選ぶことさえもう遅すぎた・・・?
すべてが避けられないことのようだと嘆く人達
この雨は虹を連れてこない
壁や天井やそこから見える空にしか託せるものがない生活
そのDeath wish・・・
誰もが自分を忘れるだろう 伝えたいことも見つけられなかった
誰も自分を見つけてくれない 自分は誰も見つけられない
11月の冷たい雨
小学校 病院 お寺 教会
いつもの通り いつもの部屋
そのDeath wish・・・
泣いている心は解放を求めている
ここはもう崩れるだろうと
知っている あの光景 覚えている あの空の色
あの幻想 あのDeath wish・・・ あの時代 そこにいた自分
何かへと誰かを導いてしまった道
僕のこの手紙はキミに届くだろうか
11月の冷たい雨にうたれたこの手紙は・・・
"You are going to live. You are going to make it.
Nothing is too late as long as you believe your life is precious".
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目に見えない何かを求める心が未来を作り、人生を変える。
今は信じられなくてもいい、願うことがすべての始まり。
その心を その命を 導く小さな光になる。
SAION