2023年11月8日(水)14時-16時、渋谷区のプラモデル講座(*1)全10回の7回目。みな自由課題の製作に取り組んでいる。私のミレニアムファルコン号はバンダイ社の精密キットで接着剤無しでピシッとハマるが全部のパーツが細かい!でも前回から自宅に持ち帰ったので既に組み上げてしまった


  【側面の配管パーツも細かくてデリケートだ】

コクピットの彩色も済ませた。先ず室内全体を黒の水性塗料で筆塗りし、シートや操作パネルの色をネットで調べたら様々だったので家にあった2種類の金色ペンで塗り分けてみたら革製シートとゴールド系の操作パネルっぽくなった。こういう点が“何事も本格的にやらない“がモットーの私だ。

 【シートと操作パネルを2種類の金色ペンで塗り分け】

従って、残る工程はシール貼りと塗装だが、シールは117種類もある上にみな小さくて手間も時間もかかりそうだ。中央部分の透明パーツに貼るシールなどは輪っかと放射状の直線8本の9個に分かれており、苦心して何とか貼ったものの、組み上げると上部に機銃があって殆ど見えないではないか。

 【シールを9個も苦労して貼ったのに殆ど見えない】

“2種類選べるコクピットのキャノピー部分“は前回オオゴシ講師(*2)から「私なら両方作って上手く出来た方を使います」とご指導受けたので両方にシールを貼った。白い窓枠パーツへの小型デカールは上手く貼れたが透明パーツへの大型デカールは曲面という事もあってグジャグジャになり失敗

   【上:水転写デカール、下:粘着剤付シール】
しかし、シールは水転写式のデカールシールと通常の粘着剤付シールと、同じものが2種類用意されている。キャノピーで失敗したのは水転写式の方だったので、粘着剤付のシールを貼って事無きを得た。結果として両方とも上手く出来たので、これならどちらを使っても良さそうである。

 【左:白い窓枠のみキャノピー、右:透明キャノピー】

この日はエアブラシ機器が導入され講師が操作法を教えてくれた。私は水性デカールシールの貼り方を教えてもらってこの日貼ってしまおうと思ったが「シールは下地塗装後に貼った方が良い」との事だったので、この日は以前「小さ過ぎてムリ!」と諦めていた人形の彩色に挑戦することにした。

しかし“小手先口先男”の異名を持つ私も流石に人形が小さ過ぎる。画鋲に挿して色を塗ろうとしたのに画鋲の針が太過ぎてなかなかささらないくらいだ。そこで遂に眼の良い私も百円ショップで買った拡大鏡(2.0倍)を使い、ネットで肌や衣服の色を調べ、水性塗料を混ぜて色を作って小筆で塗った。

 【青枠:ハン・ソロ、赤枠:チューバッカ、右:拡大鏡】

宇宙船は「飛行状態」と「着陸状態」が選べるので人形も立像と操縦席用座像の2種類ある。私は「飛行状態」にするつもりなので使わない予定の立像で色を試した。金色油性ペンで金髪にし最後に(息子達がガンプラ用に使った)0.3mmの極細ペンで黒いベストを塗ると「おお、ハン・ソロだ!」

 【ベストを塗るのが精一杯で目鼻はムリ!】


ハン・ソロの立像が上手く塗れたので座像も同様に彩色し操縦席に座らせてみた。ほう、なかなかいいじゃん。でも隣にチューバッカまで座らせると、せっかく皮革っぽく塗れたシートの色が見えなくなるなぁ。じゃあ、チューバッカはコクピットには乗せずに立像の方にして地面に立たせようか。

  【座像のハンソロも塗って操縦席へ乗せてみた】

残るはあと3回。次回(12月)エアブラシ塗装水性デカールシール貼りをし、次々回(1月)はウェザリング(風化)手法の一つであるウォッシング塗装を教わりながら行い、そして最終回(2月)はドライブラシによる仕上げとディスプレイ方法の検討に充て、3/1(金)~2(土)の展示会に臨むゾ。
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*1:これまでの展開は下記ご参照。
図画がアリなら工作もアリね④ | Saigottimoのブログ
図画がアリなら工作もアリね③ | Saigottimoのブログ
図画がアリなら工作もアリね② | Saigottimoのブログ
*2:オオゴシ講師は著書多数でブログは下記ご参照。
オオゴシトモエ「今日もHOBBY日和」

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