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2010年開業目指し着工 ロンボク新国際空港

2010年開業目指し着工 ロンボク新国際空港

 西ヌサトゥンガラ州ロンボク島の国際空港の建設が十九日、正式に開始された。同空港は中心部マタラムから三十五キロの中部ロンボク県タナック・アウ村に位置し、二〇一〇年の開港を目指す。空港の建設費用は千五百億ルピア(約十七億円)。ジャカルタポスト紙が報じた。
 定礎式に出席したラル・スリナタ州知事は国際空港開港により、ロンボク島に海外からの投資を含む経済効果があると強調、「新たな投資が生み出す雇用が地域住民にも開かれることを期待しており、これに備えた地域住民の能力向上が必要だ」と語った。
 中部ロンボク県のヘル・レゴオ知事によると、マタラムにある現在のスラパラン空港には大型の航空機の離着陸が不可能で小型機のみが就航していたが、新空港では大型機の離着陸も可能になる。

地震の被災地をご視察 ジョクジャカルタ訪問
 秋篠宮ご夫妻

 ジョクジャカルタを訪問中の秋篠宮ご夫妻は二十三日、二〇〇六年五月の中部ジャワ地震で最大の被害が出たジョクジャカルタ特別州バントゥル県や中部ジャワ州クラテンのプランバナン寺院などを訪問し、復興状況を視察された。
 朝はバントゥル県プレレット第二中学校を視察。同中学は地震でほぼ全壊し、生徒や教師にも多数の死傷者が出た。日本による継続的な復興支援のためのスキーム「防災・災害復興支援無償」の二カ国目の案件実施で再建され、昨年十一月に新校舎が引き渡された。
 ご夫妻は伝統工芸の焼き物作りを学ぶ子どもたちの教室を訪ね、紀子さまが粘土で器を作る子どもにインドネシア語で「チャンティック(きれいね)」と声を掛けるなど、笑顔で子どもたちと交流。秋篠宮さまは新校舎の耐震強度について説明を受け、援助に関わった日本の専門家らにねぎらいの言葉を掛けた。ご夫妻は学校の先生や生徒に「これからも頑張ってください」と励ましの声を掛けられ、同校には秋篠宮さまから備前焼のニワトリの置物が贈られた。
 またご夫妻は地震で損壊し、現在日本政府などが修復を支援している世界遺産のプランバナン寺院を視察。同寺院は初訪問となる秋篠宮さまは「建築物としてもすばらしいが、壁面のレリーフに込められた意味など大変興味深い遺跡」と感心された。
 その後、国立ガジャマダ大に移動し日本語学科の学生と懇談された。銀細工工房「トムズ・シルバー」では、秋篠宮さまはメモを取りながら銀細工の製造過程を質問されていた。同工房は十七年前に天皇皇后両陛下も訪問されている。
 午後五時からハイアット・リージェンシーホテルでジョクジャカルタ日本人会の加藤真美会長や青年海外協力隊の隊員ら十一人とご歓談した。
 この日、紀子さまは午後からバティックのワンピースに着替え、会う人会う人と握手を交えるインドネシアのあいさつをするなど友好を深め、秋篠宮さまはカメラとペンを持ち熱心に質問するなど、お二人それぞれの人柄を見せ、現地の人々と積極的に交流した。

平穏に2008年迎える 花火、爆竹、カラオケ

ジャワ島の各地で大規模な洪水災害が起こったものの、インドネシアはおおむね平穏に二〇〇八年を迎えた。二〇〇七年は大きな自然災害やテロもなく、経済も上向いた年。ユドヨノ大統領は三十一日夕、大統領官邸内のモスクで合同礼拝に参加。閣僚らと二〇〇七年最後の礼拝を行った後、「インドネシアは正しい方向に向かっている。良いところは維持し、悪いところは改め、前向きに新年を迎えよう」と国民に呼び掛けた。
 あいにくの雨にもかかわらず、ジャカルタの目抜き通りタムリン、スディルマン通りは午後十一時過ぎには大渋滞になった。旧ホテル・インドネシア前ロータリーは、新年を家族や友人と祝う人で埋め尽くされた。
 年が明けるとモナス(独立記念広場)やアンチョール海岸では打ち上げ花火が打ち上げられた。紙ラッパや自動車のクラクションを鳴らしたり、トラックの荷台で叫び声を上げたりして、二〇〇八年の到来を祝った。

カウントダウン中に大雨

 バリ島のクタビーチには家族連れや若者が続々と集まり、真っ暗な海を見ながら新年を迎えた。砂浜は足の踏み場もないほどの混雑。コンビニ店の前には飲み物を売るための専用のカウンターが設けられ、ビールを買い求める若者らが群がった。
 ところが、あと三十分で新しい年という時に突然、風を伴った激しい雨が降り出した。海岸沿いのホテルやレストランに逃げ込んだ人もいたが、若者の多くは浜辺に残り、年明けとともに、あちこちから歓声が上がった。

ボロブドゥールに観光客

 ジョクジャカルタの王宮前やマリオボロ通りでは、欧米の若者と地元の若者たちが一緒になって花火を打ち上げ、カウント・ダウンを楽しんだ。火山活動が収まったムラピ山の山小屋の広場には、若者がオートバイに乗って駆けつけ、朝日が昇るまで歌を唄ったり、爆竹を鳴らして新年を祝った。
 ボロブドゥール寺院は観光客や地元の家族連れなど数千人の初詣の人たちでにぎわった。近くのホテルに宿泊した観光客は、明け方、ろうそくの灯が灯された細道を歩いて寺院にたどり着き、急な石段を上り、初日の出に手を合わせた。

バリの観光は好調 鳥フルの影響なし

鳥インフルエンザにより二人の死者が出たにもかかわらず、バリの観光は好調が続いている。
 バリの旅行会社ラマツアーズの万亀子イスカンダール社長は「八月は五千五百-五千六百人の観光客を取り扱い、非常に良い数字だ。単月では過去最高を記録した旅行会社も多いと聞いている」と語った。
 鳥インフルエンザについては、「ほとんど影響はない。鶏肉は食べたくないというお客様がいれば対応するが、そういう要望もあまり聞かない」と話した。
 また、州や観光業界の周知活動もあり、一般市民のレベルで意識が高まっているという。
 JTBバリ支店の長谷川保宏支店長は「八月はバリ支店が開業した一九九一年以来、観光客の取り扱い数は最多になった。九月はさらにその記録を更新しそうだ」と語った。