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全国でラマダン入り きょうから断食

全国でラマダン入り きょうから断食

 世界最大のムスリム人口を抱えるインドネシアは、イスラム暦の数え方で十一日にあたる十日の日没後、ラマダン(断食月)に入った。国内の約二億人のムスリムはきょうから、日の出から日没まで飲食を絶つ断食(プアサ)を始める。
 新月が国内各地で確認され、スルヤダルマ・アリ宗教相が同日午後七時ごろ、イスラム団体の代表らと協議した後、発表した。
 ラマダンは預言者ムハンマドが啓示を受けたイスラム暦の第九月。ムスリムにとって一年で最も神聖な期間で、穏健派が多いインドネシアでも宗教意識が高まる。ムスリムは日中、空腹に耐え、一日最低五回の祈りを捧げる。ラマダン中に欲望を抑えることで自己修練する。
 非ムスリムがほとんどの邦人は、日中の食事時には周囲に配慮する必要がある。またイスラムへの理解を深める絶好の機会でもある。
 ラマダンは約一カ月で、レバラン(断食明けの大祭=イドゥル・フィトリ)は九月十日前後になるとみられる。
 東南アジア最大級のイスティクラル・モスクでは日程が決まった十日夜、数万人のムスリムがラマダン入りの集団礼拝(タラウェ)を実施した。ジャカルタは、ラマダンに入る前に早く帰宅しようとする人でごったがえし、各地でひどい渋滞が発生。「南ジャカルタのショッピング・モール、スナヤン・シティーから中央ジャカルタのスマンギまで約一時間かかった」という人もいたという。


ラマダン入り8月11日から NUとムハマディア


 イスラム大衆団体ナフダトゥール・ウラマ(NU)とムハマディアは十一日、今年の断食月(ラマダン)は来月十一日に始まるとの見方を発表した。
 両団体の東ジャワ支部が明らかにした。ラマダン入り、明けの日付は月の満ち欠けを観測して決定する。観測方法の違いから、イスラム団体の間で意見の相違があり、宗教省が来月十日ごろ、最終決定する。

欧州就航へ意欲 乗り入れ許可の2社 数年以内に実現へ


 

 欧州連合(EU)がこのほど、インドネシア・エアアジア(IAA)とバタビア航空の乗り入れ禁止を解除したことで、ローコストキャリア(LCC)と呼ばれる格安航空会社によるインドネシアからの欧州路線就航への意欲が高まっている。
 IAA社は「欧州便就航に向けて意欲はあるが、機体など必要な設備が整っていない。二、三年後をめどに就航へ向けて計画が具体化される」としている。
 バタビア航空は、早くて二〇一三年に、ローマ、ロンドンなどの欧州便の就航を検討している。