サデオのインドネシアニュース -26ページ目

シナブン火山勢い収まる 政府が150億ルピア支援


 北スマトラ州カロ県のシナブン山(標高二四六〇メートル)は三十一日、山頂から吹き出していた黒い噴煙が、水蒸気を含む白い噴煙に変わり、噴火の勢いが収まった。しかし、火山地質災害対策局は警戒レベル最高のアワスを維持し、周辺住民に警戒を呼び掛けている。
 現地からの報道によると、避難民の数は約三万人に上った。噴火後、三日経ち、畑の様子を見に自宅に帰る農民も出ているが、州政府は自粛を求めている。
 政府はテントや食料、マスクなどを現地に届け、百五十億ルピアを被災地に緊急支援すると発表した。
 シナブン山から約六十キロ東のメダン市のポロニア空港は二十九日からシナブン山の上空を飛ぶ国内線の便の運航を停止している。


ジャカルタ・成田便開始 エアバスの第一便が出発 ガルーダ航空


 

 国営ガルーダ・インドネシア航空は三十一日午後十一時五十分、 エアバスA330200によるジャカルタ発成田行き直行便の運航を開始した。日本航空がデンパサール便を十月一日から運航停止するのに伴うダイアの再編成で、ガルーダ航空は成田直行便のほか大阪便も開始する。来年一月七日からは全日空も直行便を開始する予定。インドネシア経済の発展で、日イ間のビジネスマンの交流が活発化、東京・羽田空港のハブ化に伴うアジアの格安航空の日本乗り入れが実現するなど空の足がより便利になる見通しだ。
 この夜の飛行機は音楽や映画、ゲームなどが楽しめるディスプレーやフルフラットシートなどを装備したエアバスA330200。乗客は二百二十二席のうち約七割が埋まった。
 客室乗務員にはガルーダ航空が採用し、訓練した日本人女性が搭乗。日本語で邦人向けのサービスを充実した。
 来年からは、ガルーダ、日航、全日空三社の直行便のほか、それぞれの首都経由で日本に乗り入れているシンガポール航空、マレーシア航空、大韓航空も利用できるので、各社の競争が激しくなりそうだ。
 ジャカルタ駐在で、この日、出張で東京へ向かう及川弘毅さん(四〇)は「ガルーダ航空の利用は初めて。時間が遅いこともあり、定時まで仕事をしても余裕があるスケジュール。インドネシアに戻るときは、ビザ発給サービスもあり、便利そうだ」と話した。
 東京からの折り返し便で日本のメディア関係者約三十人をインドネシアに招き、新路線をアピールするとともにジャカルタ観光を宣伝する。

女性専用車両導入へ コターボゴール間 国鉄19日から


 国鉄はこのほど、十九日からジャカルタ・コターボゴール線の列車四本に女性専用車両を設置すると発表した。エアコン付きエコノミークラス、エクスプレスクラスの八両編成列車のうち、先頭と最後尾の二両が女性専用車両となる。
 国鉄によると、第一段階として、四本に女性専用車両を導入。今後、全路線の全列車に女性専用車両を設ける。車両は日本から輸入し、十月までに到着する十五車両を女性専用車両として使用するという。
 国鉄の女性専用車両は二〇〇四年にも設置されたが、最後尾の一両に女性が殺到して中止された。今年に入り、公共交通機関での痴漢の報道が増え、痴漢対策として再導入が検討されていた。