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悪天候で入山禁止 東ジャワ・スメル山など


 東ジャワ州マランのブロモ・トゥングル・スメル国立公園事務所は十二日、悪天候が続いているため、スメル山への登山道を閉鎖した。また、ブロモ山では、小規模な地震が頻繁に観測されているため、山頂への立ち入りを禁じている。
 同事務所によると、スメル山周辺では、大雨が続き、崖崩れが発生した地域もあるほか、登山道や登山順路を示す標識が破損。
 ブロモ山では八日ごろから地震の回数が徐々に増えており、有毒ガス発生などに備え、山頂から一キロ以内を立ち入り禁止にした。


国内線の利用料値上げ ターミナル改修費用に バリ・ングラライ空港

 

 バリ島・ングラライ国際空港の増改築を進める国営空港管理会社の第一アンカサプラ社はこのほど、来月一日から空港利用料の値上げを行うと発表した。
 広報担当者によると、国内線では現行の三万ルピアから四万ルピアに値上げする。国際線は十五万ルピアのまま据え置く方針。値上げ分は、空港の増改築や運営に充てられる。
 観光客増加による混雑が深刻化する同空港については、ユドヨノ大統領が「二〇一三年のアジア太平洋経済協力会議(APEC)までにターミナルビルの増改築を終えるように」と指示していた。
 一方、運輸省からの予算配分や国営企業担当国務相事務所からの工事許可に手間取っており、第一アンカサプラ社は「早ければ今年中だが、来年の着工を見込んでいる」としている。
 増改築に伴い、同空港は来年二月、付近の住民の立ち退きを本格化させる予定で、同社のヘル・ルゴウォ取締役は「住民に支払う補償について、運輸省と交渉を行っている」と語った。付近に住む百四十三世帯が対象となるという。
 また、三つの学校と郵便局が移設されることになる。

再開21日に延期 ムラピ山噴火でジョクジャ空港


 運輸省空運総局は十五日、ムラピ山の噴火が長期化していることを受け、ジョクジャカルタのアディスチプト空港を二十日まで閉鎖すると発表した。同空港は五日未明の大噴火で閉鎖したが、十六日に運営再開を予定していた。十五日時点で二十一日の再開を見込んでいる。
 ヘリ・バクティ総局長は、気象地理物理庁(BMKG)や火山地質災害対策局、豪州ダーウィン火山灰情報センター(VAAC)などの情報をもとに協議した結果、依然として火山灰が航空機のエンジンに入り込み、故障を引き起こす可能性があると判断したと説明。ジョクジャカルタに向かう場合、ソロやスマランを経由してほしいと呼び掛けた。
 アディスチプト空港の管理マネジャーは、山頂の東南二十三キロにある同空港の上空は、火山灰に覆われる日が続いており、安全を最優先して運営再開を延期したと説明。滑走路に火山灰が降り積もることはなく、アスファルトを毎日清掃し、いつでも利用できる状態にあるという。
 上空の状況を調査している空軍の軍用機は同空港で離発着しているが、救援物資などの空輸はまったく行われていない。このため、ジャカルタなどからの物資輸送は、列車やトラックなど陸上輸送が中心になっている。
 一方で、政府が十四日、ムラピ山周辺の避難勧告地域を縮小したのを受け、中部ジャワ州各地の避難民は自宅へ戻り始めた。
 避難勧告地域が山頂から半径十キロに縮小された同州クラテン県では、九万三千人に達していた避難民は、十五日昼までに一万人ほど帰宅。十キロ以内の住民は約五千七百人のため、地元自治体は一斉に戻る住民の整理に追われているという。

活気が戻った中心地

 ムラピ山噴火の影響で観光客が減少していたジョクジャカルタ中心街のマリオボロ通りに活気が戻り始めたという。アクセサリーを売るワギヨさんは「噴火以来ブレスレットは1日10個くらいしか売れなかったが、2日前から18個ほど売れるようになった」と話した。馬車の御者ベジョさんは、国内外の観光客も戻って来たと話し「ここ数日は日に20人ほどを乗せてマリオボロ周辺を走っている」と語った。(コンパス)