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降灰マラン到達、空港閉鎖 ブロモ山


 警戒レベルが最高に引き上げられている東ジャワ州プロボリンゴ県のブロモ山で二十九日、噴煙が上空八百メートルの高さまで噴出するなど、活動がさらに活発化した。観測所によると、これまで噴出物は砂利や火山灰が含まれているものの、火口付近に落下するのみで、大きな被害は出ていない。
 噴煙はこれまでマランがある西方に流れており、二十九日は降灰がマラン県・市内にも到達。運輸省は火山灰が旅客機の運航の妨げになる可能性があるとみて、二十九日午前十時ごろ、マランのアブドゥラフマン・サレ空港を五日間にわたり、閉鎖すると発表した。
 空港管理運営会社第二アンカサプラ社によると、ジャカルタマラン間を運行しているのは、ガルーダ・インドネシア航空、スリウィジャヤ航空、バタビア航空の三社。ガルーダ航空は同日、マラン空港の閉鎖を受け、ジャカルタ発マラン線をスラバヤ行きに変更すると発表した。スラバヤとマラン間で、乗客向けに特別バスを運行する。
 マランを出発する場合は、まず、乗客はマラン空港でチェックインを済ませた後、バスでスラバヤのジュアンダ空港へ移動し、飛行機に搭乗するという。
 マラン市では保健局が降灰の影響を懸念し、市民に対し外出時のマスクやメガネ着用を呼び掛けた。
 東ジャワ州のサイフラ・ユスフ副州知事は同日、ジャカルタの副大統領事務所で火山活動がさらに活発化した際の対策について協議し、被害が火口から半径三キロ、六キロ、十キロに達した際の段階的な処置を検討。避難者は三キロでは約七百人、十キロまで拡大すると約七千人に増えると予想し、避難所の設置などを進めていると報告した。

黒煙噴き上げる ブロモ山 噴火の警戒続く


 警戒レベルが最高に引き上げられた東ジャワ州プロボリンゴ県のブロモ山は二十六日夕までに、火口から上がっていた白煙が黒煙に変わり、上空約九百メートルまで上がり、火山性地震が半日で約七十回確認されるなど、活動が活発化している。
 保健省は同日、噴火で何らかの影響があるとみられる同県とシトゥボンド、バニュワンギ、ルマジャンの四県で、避難所を設置するなど対策を急いでいると明らかにした。
 火山地質災害対策センターは、二〇〇四年六月に噴火したときに比べて、火山エネルギーは大きくないとみる一方、〇六年の噴火では、火口から一キロ以内まで噴出物が落下するなどしたとして、引き続き警戒を呼び掛けている。

シンガポール航空 ガルーダと共同運航  バリ島路線で各便


 

 シンガポール航空とガルーダ航空は来月一日から、シンガポールバリ島路線で、相互に便名を共有して座席の販売促進などを目指すコードシェアリング(共同運航)を開始する。シンガポール航空が二十五日、発表した。
 シンガポールとバリ島路線は、ガルーダが毎日一便、シンガポール航空が三便あり、各便で共同運航を行う。
 シンガポール航空の上級副社長は「ガルーダ航空の顧客は、シンガポールからほかの都市への乗り継ぎが便利になる」との声明を発表した。
 ガルーダとシンガポール航空は二〇〇八年六月、共同運行便の運用で合意していた。